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日本でいちばん大切にしたい会社日本でいちばん大切にしたい会社
(2008/03/21)
坂本 光司

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 一昔前、「会社な誰のモノか?」なんて議論がありました。

 株主のモノ。社長のモノ。従業員のモノ。お客様のモノ。

 株主が出した資本を使って利益を出して配当で還元するためのモノ
 経営者の夢を叶えるためのモノ
 従業員が楽しく自己実現するためのモノ
 お客様の生活をよくするためのモノ

 どれも正解のような気もしますが、ひとつ確かなことは、
 売り上げを上げて、コストを下げて、たくさんの利益を上げれば誰も文句は言わないってことです。

 お客さんに自社の商品を提案する際も、お客さんがしてくる質問の本質は
「それで、うちはいくら儲かるの?」

 自社で企画を提案する際も、上司がチェックするのは、
「いくらかかって、いくらコストダウンできるの?」

 売上-コスト=利益

 この方程式は、会社勤めが長くなるほど、絶対的なモノになってきます。

 しかし、本書には、この方程式を破った経営をしている会社がたくさん載っています。
 例えば、日本理化学工業。
 ここは、黒板に書くために使う、チョークを作っている会社です。

 ある日、この会社に養護施設の先生が訪問してきました。
「知的障害者の卒業生を、この会社で雇って欲しい」

 最初、社長はこれを断ります。
 知的障害者の人を受け入れても、その人を養っていく自身がないから。

 しかし、何度も何度も訪れて、
「彼女らに、働く幸せを感じて欲しいのです」
 と訴える、先生の熱意に折れて、一週間だけ彼女らを受け入れて、職業体験させてあげることにしました。

 毎日、7時に来て始まるのを待っている彼女ら。
 休憩時間も忘れて、一心不乱に作業をする彼女ら。
 なによりも、本当に幸せそうな顔をして働く彼女ら。

 そんな姿を見た社員が、社長に訴えます。

「どうか彼女らを、4月から正社員として雇ってあげてください。
 彼女らにできないことがあれば、私たちがカバーしますから。」

 以来、この会社は、障害者を採用し続けます。
 設備投資は、生産量を増やすことよりも、障害者が働けるようにすることを優先して行われます。

 もちろん、ボランティアでやっているわけではないので、しっかり利益も出ています。
 しかし、その利益の源泉は、多くの企業が目標としている「作業の効率化」からではなく、「社員が、自分の会社に誇りを持っていること。」「仕事を楽しんで、幸せに思って行っていること」なのだとおもいます。

 そして、この会社に取材に訪れた筆者の人は、最後にとても素敵な光景に出くわします。
 これは、是非、この本を読んでみたください。

 そして、こんなふうに、「売上-コスト=利益」以外のモノを重要視している会社のエピソードを読んでいると、自分が今までしてきたこと、これからすべき事を改めて考えさせられます。

 日本でいちばん大切にしたい会社  
 この本の中には、人生で大切にしなくてはならないモノがたくさん入っています。

日本でいちばん大切にしたい会社日本でいちばん大切にしたい会社
(2008/03/21)
坂本 光司

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