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 日本の格闘技界は危機である。

 今回のK-1の前日会見でも、日本No1の実績を持つ(よって日本予選トーナメントには出ない)佐藤嘉洋選手は、「MAXが打ち切りになったら、世界へ出て強いヤツと戦いに行く」と言っていました。

 テレビ的な主役である、長島☆自演乙☆雄一郎は、「新時代っていうより崖っぷちですね。僕はK-1 MAXっていう競技が好きだし、なくしたくない。今回は崖っぷちだと思うし、数字を取ってインパクトを与えないといけないと思う。」と言っていました。

 主役二人が「打ち切り」という言葉を出すほどの危機感。
 実際、去年までの主役というよりK-1 MAXの象徴、魔裟斗が引退し、
 雑誌で谷川プロデューサーが「視聴率はとれていても、放映権料は下がっている」と発言し、と、いう外部環境。

 実際、今までは、うざいくらいパチンコのCMが流れていたのが今回は、普通のCMが流れています。
 これは、パチンコメーカーが、K-1のスポンサーから降りたからだと予想されます。

 こんな風に、選手やファンが心配しなくてはならないご時世。
 まるで、店員や客が潰れるのではないかとひやひやしているレストランのような状況。

 こんな状況で、素晴らしいパフォーマンスは出せるのか。
 非常に微妙な問題です。

 しかし、そんな心配は要りませんでした。

 日本トーナメントは、過去最高の内容。

 そもそも、9月にやる世界トーナメントの日本予選にすぎないこの大会。
 以前は、ぐだぐだな大会になることも多く、なんでこんなものをわざわざゴールデンタイム中継するかなあ。。。ということがよくありました。

 しかし、今回は違った。。。

 とにかく、各選手が、攻める、攻める。
 そして、各選手が、倒れない、倒れない。

 ボロボロになり、スタミナが限界になっても、動きを止めず、攻撃し続ける。

 一回戦最終試合 動かない右手で、それでも最後までパンチを打ち続ける山本優弥。
 唯一のトーナメント外の試合、ローキック被弾しすぎで完全に足が動かなくなっていても、ボクサーの意地で倒れず、パンチを打ち続ける渡辺一久。
 決勝戦、ダウンを奪われたあとの、自演乙の復活。

 攻めている選手だけではなく、劣勢に回った選手も、ギリギリまで試合を諦めずに向かっていく。
 その態度は、技術とかトレーニングとかを越えた、気持ちが入りまくっていました。

 思い出したのが2008年の世界トーナメント。
 魔裟斗は、準決勝でも決勝でもダウンを奪われています。
 しかし、そのダウンのあと、そのダウンの印象を補ってあまりあるくらいの凄まじい反撃を見せ、優勝を飾りました。

 確実に、ダメージはあるはずなのに。
 もしかしたら、意識がハッキリしていないかもしれないのに。

 自分が優勝しなくては、K-1MAXが盛り上がらない。
 自分が攻めなくては、K-1MAXがつまらなくなる。
 自分が勝たなきゃ嫌だ。

 そんな責任感と自己顕示欲が、テレビを通じてもビシビシと伝わってくるような、素晴らしい試合でした。

 そして、今回。
 放送された全ての試合、全ての選手のパフォーマンスは、この魔裟斗の伝えてくれたものを、しっかりと受け継いでいました。

 攻防がかみ合うかは、時の運もあり、今回のように必ずしも名試合が並ぶとは限りません。
 しかし、凡試合でも、しっかりと気持ちは伝わってくる試合というのはあります。

 今回、優勝した、長島☆自演乙☆雄一郎は、試合後こう言っていました。

「絶対K-1MAXは潰させないし、絶対にMAXは潰れません!」

 潰れて欲しくない。
 これからも試合をさせて上げたい。
 そして、試合を観たい!

 そのためにも、きちんとK-1に金を落とすような生活をしていこうと考えています。
 出来たら、会場規模を小さくして、もっとたくさん試合を組んで欲しい。
 出来たら、インターネットのペイパービューで有料で試合を配信して欲しい。
 ついでに、CCBみたいな髪型をした佐藤隆太と、相変わらずろくなコメントができない佐々木希のギャラは、もう少しましな使い方を考えて欲しい。

 でも、K-1があって良かった。これからも、K-1を観たい。
 そんな風に思える、素晴らしい大会でした。
 会場行けば良かった。心からそう思います。
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