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さて、前回の続きです。
 アルバム「LIFE」でブレイクしたオザケンくんは、この系列の曲を次々と発表します。 中でも、筒井恭平との共作、「強い気持ち、強い愛」の素晴らしさは特筆モノです。

 実は、私はこの頃まで、オザケンをただのバカだと思っていました。

「おやすみなさい!子猫ちゃん!」とか「僕はほくろをラブリーと呼ぶ」とかとち狂ったことを叫ぶ人間をまともだとは思いません。普通。

 その印象ががらりと変わったのが、ニュースステーションでした。

 なぜかニュースステーションにゲスト出演したオザケン。
 久米宏に「今週の、スポッッッッット・ライト!」
 と紹介されて歌った歌が、「さよならなんて云えないよ」

 が、歌ってる途中にアンプが爆発!CMへ!結局、エンディングで再度歌い直す事になるのですが、この時の歌詞があまりにも素晴らしすぎて。。

 この曲の歌詞だけで30行くらい書いちゃったので、詳しくはこっちを見て欲しいのですが、

「左へカーブを曲がると光る海が見えてくる!僕は思う!この瞬間は続くと、いつまでも」
 というワンフレーズの凄さに感動し、翌日にCDを購入。
 翌週までに、フリッパーズまで含めた全てのCDを集めていました。

 ちなみに、その後、オザケンが笑っていいとものテレフォンショッキングに出たときに、タモリがこのフレーズをずーっとほめてたのが印象的でした。

 その後、「痛快!ウキウキ通り」という、まさに周囲が求めているような素晴らしいタイトルの、かつ「LIFE」での「生の全肯定」というテーマをまとめ上げる恐るべきシングルを出します。
 そのカップリングが「流れ星ビバップ」という、「後悔と懺悔と再生」の歌というのもまたすごい。
 
 そんなわけで、すっかり中毒患者になった私ですが、オザケンは「次のアルバムは『オザケン海に行く』みたいな感じにしよっかな」などと適当なことを言ってしばらくリリースをお休みします。

 冬に発売されると言われていた3rdアルバムは、延びに延びて秋に発売。
 このアルバム、「球体が奏でる音楽」は、なんとJazz。
 このJazzのセンスも素晴らしい・・・。

 なお、ベース・ピアノ・オザケンという3人だけで行ったJazz Tourは、「何時間も電車を乗り継ぎ、ここは静かな町 尾道」という曲の歌詞にあわせて、東京・大阪・尾道の全国3箇所ツアー。
 相変わらずセンスが良く、迷惑です。

 さらに迷惑な事に、この後の曲のリリースは、ずーっとシングルCDで続きます。
 今は亡きシングルCD(8cmCD)。この長細いジャケットが好きだからとかわけのわからんことを言って、一枚のシングルCDに4曲入れてリリースということを続けます。

 新機軸の新曲を出したり、過去の曲をJazzアレンジしたり。
 これらの曲は、未だにアルバム化されておらず、当然Webでも販売されておらず、CDも絶版で、そもそもシングルCDという存在が絶版で。。。幻の名曲と呼ばれています。
「夢が夢なら」の詩的な美しさは、心のベストテン上位入賞です。

 そして、1997年。「ある光」という8分以上の曲をリリース。
 LIFEとは違った意味での、ある感覚の集大成のような曲でした。
 今まで、街の中に様々なモノで感情を表現していたのに対し、この曲では、自分の内側に入り、そこに「ある光」を直接表現し、その感情は、どこかへ放たれてしまいました。
 それは、今思えば、「渋谷系王子様 オザケン」の最後の光であったのかもしれません。

 数ヶ月後リリースした、「春にして君を想う」という曲は、まるで隠居したじじい。
 この曲を最後に、小沢健二はぱたりと姿を消します。

 「ある光」でも最後の輝きを見せ、「春にして・・」で燃え尽きてしまったかのように・・・。
 ちなみに、「ある光」のカップリングは、「さよならなんて云えないよ」のJazzアレンジ「美しさ」

 
 4年後。突如ニューアルバム『Eclectic』を発売。
 もりぞおさんの感想。「腹から声を出せ!!」

 さらに4年後。またも突如ニューアルバム『毎日の環境学』を発売。
 もう、全曲歌なし・・・。でも、私は未だに目覚まし時計にこの曲を使ってます。

 また、同時期に、小沢パパが発行している雑誌(限りなく同人誌に近い)季刊「子どもと昔話」にて「うさぎ!」という小説を書く。

 もりぞおさんは、この小説の書評なんかも書いています。

【書評】「うさぎ!」第一話 (小沢健二 著)

 我ながら、変態だ・・・。

「毎日の環境学」でも「うさぎ!」でも、テーマとなっているのは「資本主義社会の欺瞞」と「環境」

 その後の彼は、南米を転々とし、その経験をセミナーで喋っていたそうです。
 そのセミナーの内容は、本人の意向でWebに上げられることもなく、謎に包まれていました。
 なんというか、ヤバイ臭いがぷんぷんする活動ですね・・・。
 
 実は、私も行こうと思いかなり調べたのですが、残念ながらチケットは買えず。(開催の場所と時間までは突き止めたのに・・・)
 その後、世界一周に旅立つために小沢どころじゃなくなり・・・。

 で、今回の復活ですよ!!長かった!!!

 環境とか資本主義とか、そういうモノの真裏にいた、渋谷系王子の小沢健二。
 彼が、南米で、南アフリカで、謎のセミナーで見たモノはなんだったのか。
 さらに、2010年1月26日に更新された内容を見ると、世界中あちこちを周りながら、日本やアメリカの情報を意図的にシャットダウンし、現地の人が読んでいるニュースを、聴いている音楽のみを受け入れていたとか。

 それは、13年ぶりの「LIFE」にどのように反映されるのか?されないのか?

 日本に帰ってきた彼が、いったいどんなモノを見せてくれるのか。
 今年一番の楽しみです。

 なお、ここ一週間書きためてきた、オザケンのアルバム、シングル紹介はコチラにまとめておきました。
 オザケンに興味を持ってしまった人は、是非ドウゾ。
 
刹那刹那
(2003/12/27)
小沢健二

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さよならなんて云えないよさよならなんて云えないよ
(1995/11/08)
小沢健二

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痛快ウキウキ通り痛快ウキウキ通り
(1995/12/20)
小沢健二

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