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 いつも、blogの記事を書くときにはいくつか書きたい映画や本があって、どれにしようかなーと迷った上で一番印象に残ったものを書いたりします。
 しかし、今週はいまいち書きたいと思うモノがない。

 冷たい熱帯魚は素晴らしかったけど、グロ&ネガティブ私の文章力じゃ手に余るとか、進撃の巨人も素晴らしかったけど、1巻分だけだと今まで書いたモノと内容がかぶるとか。

 そう思って、自分のtwitterのタイムラインを見返してみると、今週は金先物投資について語っていることが多かったので、これについて文章を書いてみることにしました。

 2011年8月。
 この一ヶ月で金が狂ったように上がっています。



 今年の1月頃は「1400ドル突破で市場最高値!」なんて言ってたのですが、7月末に1600ドルを超えた価格が8月末の現在1900ドルになろうかという勢い。
 たった1ヶ月で300ドル上げってどういうこったい!?

 そもそも、7月に「8月頭にアメリカ国債がデフォルトするかもしんね」という憶測から100ドル上がったわけですが、デフォルト回避が確定してから、さらに界王拳3倍で上がるという奇跡。

 なんでこんな風に上がるかと言えば、以前のblogで書いたとおり

金&世界経済 世界の大国が衰退していく時代に、個人として行動できることを考える


 紙の紙幣の価値が下がっているからです。
 アメリカの国債は格下げされ、イギリスでは暴動が起こり、南欧の危機はイタリアまで飛び火し、フランスの格下げも噂される今日この頃。
 
 金があがっている理由は、私が今週のblogにこの件を書こうと思った理由と同じ。
 いまいち投資したいともうモノがないから、数少ない話題になっているモノを買おう。

 金の市場は、国債などと比べたら小さなモノなので、わっとお金が集まってくると、今回のように一気に沸騰するわけです。

 このことに対する、もりぞおさん個人の、近視眼的な感想は、

「もうかった!!!ヒャッホー!!!」です。

 PCの画面に表示される含み益がみるみるうちに増えていき、利益確定とともに証券口座の残金がごそっと上がります。

 しかし、そんな小銭の増減とは比べものにならないくらいの不安が背後には控えています。
 金が上がっている理由の最たるものが、アメリカドルとユーロの価値が下がっていること。
 つまり、世界経済の根幹である二つの通貨が駄目になっていることです。

 そもそも通貨なんてモノは、ただの紙切れ。
 それが、国家による保証がつくことで、何とでも取り替えられる魔法の紙になっているわけで、今は、その魔法が切れかけているという状態なわけです。

 リーマン・ショックに始まる経済危機は、サブプライムローンなどによってアメリカの土地にかけられた「地価は上がり続ける」という魔法が解けた結果でした。
 ギリシャ・ショックに始まるユーロ危機は、ユーロにかけられた「EU加盟国の経済状況は問題ないからユーロは安泰」という魔法が解けた結果でした。

 そして、世界では未だにさらに巨大な魔法がたくさん残っています。
「中国の土地は永遠に上がり続ける魔法」「日本国債は絶対安全魔法」

 金という地球の創造物に魔法がかかり、どんどん価値が上がっていくたびに、人間が勝手に作った紙っぺらや土地の所有権の魔法が解けていくのは、なかなか皮肉な構図です。

 しかし、そんな高台から見下ろして物事を見ている場合じゃなく、それでも生きて行かなくてはならない僕らは、これからそれなりの確率で来るであろう経済危機にどうやって立ち向かうか考えて、準備しておかなくてはなりません。

 今、大企業の正社員として働いている人なら、社畜となって会社にしがみつく準備をして、解雇規制の厳しこの国の法律を利用して、コツコツと(円高の)日本円を稼ぐのが手堅そうな気がします。

 今、不安定な職業にいる場合は、まだある程度の転職のチャンスがある今のうちに立場を変えて、経済状況が悪い中でも生き残れるようなスキルを身につけておくのがいいかもしれません。
 できる限り維持費がかかるモノを少なくして、少ない収入でも生きていけるように準備しておくのも大切だと思います。

 最近、女性週刊誌やワイドショーでも、金についての特集が組まれているようです。
 まだ、金投資という形ではなく、家にある貴金属が高く売れる!って観点の特集のようですが、金に対する魔法も次第に強化されているようです。

 でも、そもそも経済ってのは、数粒の種籾からたくさんの米粒を作り出したり、そのままじゃ食べられない米粒からおいしいご飯を作ることから始まります。
 で、頭のいい人が作った種籾に「コシヒカリ」の魔法をかけたり、「釜炊き特選白米」の魔法をかけたりしてその価値を上げていったわけです。

 だから、我々も「魔法」を忌むべきモノだと考え魔女狩りをするのではなく、自分が「魔法」を使えるように努力する方が建設的だと思います。

 とりあえず、もりぞおさんは、もうしばらく金にかかってる魔法のおこぼれで小銭を稼ぎながら、自分が身につけるべき魔法が何かを考えながら、立ち位置を探って行きたいと思っています。

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(2011/06/21)
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