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地震から10日。
なんとなく日常が戻りつつあることを感じる。
余震はまだ1日1回以上のペースで続いているし、被災地の状況は改善とはほど遠い状況にあると知っていながら、東京ではコンビニの品揃えもそろってきて、ティッシュや電池が手に入らないくらいです(要らないけど)

こうやって緊張感がなくなると、当然の如くいろいろな問題が生じてきます。

先週の今頃、あれほど騒がれていたヤシマ作戦の文字を見ることもどんどん減っており、節電に対する意識が薄れていることを感じます。(うちも空気清浄機24時間稼働を再開した)

実際問題、気温が低くなった木曜日、午前中の段階で東京電力の電力供給量ギリギリまで電力需要が高まり、午後には電車の数が減るという事態になり、帰宅する人がパニックに陥りました。(電力足りなくても、電車には優先的に電気を回すべきだと思うのですが。。)

これで分かったことは、現時点で、首都圏はフル稼働が出来ないということです。

現時点では、自動車の組み立て工場は部品不足のため全てが止まっており、それに伴い、国内に数百とある自動車部品関係の工場も止まっていると思われます。

また、電車も間引き運転であり、多くの企業でも自宅待機/自宅勤務が推奨されている。首都圏は今、かなりの低速運転をしていると言えます。

にもかかわらず、電力不足が起こるこの事態。

現在操業を停止している火力発電所を復帰させるのにも、数週間~数ヶ月がかかると言われており、当分の間、首都圏はノロノロ運転をしてもすぐにガス欠が起こるという非常事態にあると言えます。

これは同時に経済の停滞を意味します。
例えば、自動車関係の日本人の就労人口は500万人以上おり、総労働人口の8%以上と言われています。

自宅待機でも給料が払われる正社員はいいですが、労働時間で給料が払われる非正規雇用の社員は、この間無収入になる恐れがあります。

実際問題、多くの非正規社員を中心とした人々が、現在の悲惨な状況をつぶやいています。
「非常時も<ブラック企業>に振り回される人々のつぶやき」

こんなろくでもない企業は、片っ端から潰れてしまえ!と思うのですが、実際問題企業も悲惨な状態にあります。

一時76円まで行った円高。
国がこんな酷い目にあっているのになんで円高になるのか不思議な人も多いと思いますが、「日本の保険金の支払いや復興費用のため、海外資産を売って日本円を買う人が増える」というのが大方の見方です。(※追記 実際に保険会社が使う額はそれほどでもないため、思惑買いの率が高いと思われます)
実際問題、円の市場最高値は、阪神大震災の3ヶ月後に訪れており、そうした思惑から一度動き出すと一気に円高に振れるわけです。
で、円高になるとどうなるかというと、日本の輸出品が売れなくなります。

1ドル=100円の頃、アメリカで10000ドル(=100万円)で売ってた車があるとします。
1ドル=80円の今、日本円で同じ値段で売るとすると、12500ドルで売らなくてはならないわけで、アメリカ人的には同じ製品なのに25%の値上げです。

工場は動かせず、正社員の給料は発生し、ものは売れなくなる。
日本の製造業は危機的状況です。

さらに問題があることに、原子力発電所の事故による放射能漏れの報道。
これは、海外の日本製品に大きな影響を与えています。

シンガポールでは、日本の食物が放射能汚染されているという噂から、日本食レストランに閑古鳥が鳴いていると言います。
シンガポール、和食店で調達難 風評被害も

中国では、放射能には塩がきくというわけの分からない噂が流れており、スーパーから塩が消え、塩の値段が暴騰しているそうです。
福島原発事故で中国が塩パニック、食塩のヨウ素が被ばく防ぐとデマ

そして、とうとう、日本からの電子部品まで輸出出来なくなっています。
中国、全日空便の貨物降ろさせず 放射線の数値理由に

これを見て、シンガポール人、中国人、大馬鹿!って笑うことも可能なのですが、中国餃子事件や、鳥・豚インフルエンザの頃の日本の状況を見たら笑うことは出来ません。
そもそも、日本国内にも東京から各地に疎開している人がたくさんいる状況で、外国人が日本のモノを積極的に手に入れようとする理由がありません。

悲しいことに、この電力不足と日本の風評被害はかなりの長い間続くでしょう。
特に電力不足は、今後原子力発電所を半永久に建てられないことから考えると、かなりの長期間電力不足が続くと思われます。
特に、消費電力量が爆上げする夏の電力供給は絶望的です。

ここ数年、法人税が高くて、人員調整が難しくて、物価が高くて、規制が多い日本に会社(特に工場)を作る意味がなくなっていると言われ、現実問題中国などにどんどん移転が進み、日本の雇用が減っています。

これに加え、電力不足と放射能による風評が加わり、ますます日本に会社がある意味がなくなります。

そして、会社が減れば雇用される人数が減り、治められる法人税、所得税が減り、今回の復興にかかる莫大な費用と相まって、日本国の収支のバランスは壊滅的になります。

そして、日本国債の破綻の・・・やめておきましょう。

ちょっとネガティブなことを書きすぎました。
でも、このシナリオは、日本がまっしぐらに進んでいるシナリオでもあります。

 今僕らに出来ることは何だろう?

とりあえず、自分のすぐ近くにある経済活動を回すことです。
日本の多くの企業は3月末に決算を迎えます。
決算期には、今まで借りていたお金を返すことが多いので、現金が必要になることが多いです。
特に、資金繰りが苦しい中小企業にそれは顕著です。

そんな中小企業には、僕らの数千円の売上も貴重な収入源です。

そして、中小企業の代表格は、街のレストラン。
電車がいつ止まるか分からないし、停電するかもしれないし、家には備蓄の食べ物が余ってるし、これからどうなるか分からないから現金貯めておきたいし。

そんな気持ちは痛いほど分かります。外食にはハードルが高いご時世です。
でも、少しでも金を使って、日本経済を回さないと。ほんのちょっとでも、働く機会を作らないと、日本経済はあなたを乗せて本格的に沈みます。

そんなわけで、私は今週一週間毎日外食に出かけ、#gaisyokuとハッシュタグをつけて、外食なう!とtwitterでつぶやき続けています。

膨大な量の被害に対し、数万円の募金が、原子炉にガリガリくんを投げ込むような、小さなものでしかないように、
凄まじい大きさの日本経済に対して、小さなレストランに数千円売上が上がっても、空気中の微生物くらいの変化しか生まないかもしれません。

でも、やらないよりはマシだし、少なくとも、行った店の経営は少し楽になり、もしかしたら倒産を免れるかもしれない。
まず、近くにいる倒れそうな人を支えてあげる。

自分に出来ることを、少しずつ。
自分の今後の生活のために何をしなくちゃいけないのか考えること。
被災地のために何ができるのか考えること。
日本経済のために何ができるのか考えること。

辛い未来を歩まなくてはならない事はほぼ確定しています。

でも、やるんだよ!

まずは、今後パニックにならないように、自分の家庭の「お金」について考えることをおすすめします。
(住宅ローンの金利をどうするかとかね)
これは、自分と家族のためにやらなくてはならないことです。

余裕がありそうならば、外食なう!を出来る範囲で。

一番危険なのが、思考停止。
頑張って生きていきましょう。


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