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2回も観に行ってしまいました。 マイケルジャクソン This is It.
1度目は新宿バルト9という映画館。
平日6:30の回なのに900席以上の客席はほぼ満員でした。
音響設備もすばらしいこの映画館。最高です。
しかし、さらに上を目指して、川崎のiMaxシアターへ。
巨大なスクリーンと、数十個のスピーカー。至高です。
そして、もりぞおさんは、実はマイケルのコンサートにも行ったことがあります。
1996年。当時東京ドームでバイトしてたもりぞおさん。
ガラガラの東京ドーム。大遅刻。短い公演時間。口パク。
そして、なにより、当時のマイケルのイメージは、整形オバケ・スーパー成金・性的異常者。
正直、コンサートの印象が何も残っていません。
この、1996年頃が、私が(今は全く観ていない)テレビを観ていた最後の頃。
毎朝のワイドショーでマイケルのイメージが築きあげられていたと思われます。
今思えば、あの頃も今と同じようにテレビを観ておらず、先入観なしにコンサートを観ることが出来ていればと思うと、残念でなりません。
そして、約10年ほど大きな活動をしてなかったマイケル。
私は、その間、ずーっと無関心。
そんななか、世界旅行中聞いていたPodcast。
以前ご紹介した「新しいマイケルジャクソンの教科書」の作者、西寺郷太の熱い語りでマイケルに興味を持ち出しました。
彼の曲を少しずつ聴き始めました。
そして、その旅行中にマイケル死去。
彼の曲を聞き、映像を見て、本を読み、今に至るわけです。
映画、This is Itは、本当に素晴らしい映画でした。
ベースの指導をするために、「ドゥダダン」と口ずさむリズムのキレ。
バラードの中で奏でる高く澄んだ声。
そして、ダンスと曲に込められたメッセージ。
例えば、Billie Jean
一人で踊る彼の全ての動きと存在感。
それに魅せられて、涙腺がゆるみます。
例えば、Heal the World
そのどこまでも優しく、きれいな歌詞。
それに魅せられて、またも涙腺がゆるみます。
まさに、圧倒的なパフォーマンス。
しかし、この映画にはもう一つの側面があります。
それは、「マイケルジャクソン」というストーリーの最終章であるということ。
映画のラストシーンは、それまでの流れが集まった終着駅であるように、
この映画は、マイケルジャクソンの人生という物語の一つの終着駅になっているのです。
例えば、Billie Jean
マイケルがこのコンサートのダンサーを集めるオーディションを行ったとき、一番気に入ったダンサーが、日本人の「ケント モリ」という人でした。
「すごいダンサーを見つけたんだ。彼はぼくのように踊るんだ。外見もぼくに似ててね。彼をオーディションで見たとき、久々に鳥肌が立ったよ。で、その彼はなんと日本人なんだ。」
ケントはマイケルにあこがれてダンスを始め、マイケルと競演するために海を渡った男です。
しかし、このとき彼はマドンナのダンサーとして契約していました。
契約は契約。あきらめきれないマイケルが直接マドンナに電話をしても、マドンナは彼を手放しませんでした。
そして、マイケルの訃報。
コンサートツアー中のマドンナは、自分のコンサートの中にマイケルの追悼コーナーを作りました。そして、ケントにこういったのです。
「今日はあなたがマイケルよ。マイケルの魂と共に踊りなさい。」
そこで彼が踊ったのが、Billie Jeanから始まるマイケルメドレーだったのです。
Billie Jeanのマイケルの衣装で。
それ故に涙腺がゆるむのです。
例えば、Heal the World
日本語訳は「世界を癒そう」
彼の人生のテーマのような曲です。
しかし、はたから見ていると、彼の人生は人を癒している余裕があるようには見えません。
幼少の頃、限りなく虐待に近い歌とダンスの特訓を父から受け、
大成功の後、彼が稼ぐ巨万の富に引き寄せられた有象無象の人々の思惑に振り回されまくり、、
詐欺師まがいの親子の起こしたインチキ裁判により幼児虐待疑惑をかけられ、
世界中のマスコミから、肌の色から性的指向まであらゆるものに関して言われなきバッシングを受けた人生。
親を受け入れられなくなり、
人を信じられなくなり、
もっとも救いたかった子供にすら裏切られ、
世界中の人から陵辱された人生。
それでも、「世界を癒そう」と歌ったマイケル。
一番癒されなくてはならなかったのは、マイケル自身だったのに。
いや、もしかしたら、彼が愛せる対象はもう「世界」とか「自然」とかの抽象的なものしかなかったのかもしれない。
でも、この歌の中で彼はこう歌っています。
Heal the World. Make It a Better Place
For You and Me and The Entire Human Race.
世界を癒そう。よりよい場所を作ろう。
あなたと、私と、人類全てにとって。
それ故にまたも涙腺がゆるむのです。
こんなことを考えていたら、あっという間に映画が終わってしまったので、2度行くことになりました。
その中でやっと話がまとまり、この文章が出来たのです。
この映画は、今、映画館で見ることに価値があります。
彼のパフォーマンスを見るだけでも充分に価値があるので、時間がある人は是非観てください。
また、にわかファンの私でもこれだけいろいろ考えられたのは、前もってマイケルの人生を呼んでいたからです。
もうちょっと時間がある人は、「新しいマイケルジャクソンの教科書」を読んでから観に行ってください。
で、月並みですが、「マイケル、ありがとう。」
1度目は新宿バルト9という映画館。
平日6:30の回なのに900席以上の客席はほぼ満員でした。
音響設備もすばらしいこの映画館。最高です。
しかし、さらに上を目指して、川崎のiMaxシアターへ。
巨大なスクリーンと、数十個のスピーカー。至高です。
そして、もりぞおさんは、実はマイケルのコンサートにも行ったことがあります。
1996年。当時東京ドームでバイトしてたもりぞおさん。
ガラガラの東京ドーム。大遅刻。短い公演時間。口パク。
そして、なにより、当時のマイケルのイメージは、整形オバケ・スーパー成金・性的異常者。
正直、コンサートの印象が何も残っていません。
この、1996年頃が、私が(今は全く観ていない)テレビを観ていた最後の頃。
毎朝のワイドショーでマイケルのイメージが築きあげられていたと思われます。
今思えば、あの頃も今と同じようにテレビを観ておらず、先入観なしにコンサートを観ることが出来ていればと思うと、残念でなりません。
そして、約10年ほど大きな活動をしてなかったマイケル。
私は、その間、ずーっと無関心。
そんななか、世界旅行中聞いていたPodcast。
以前ご紹介した「新しいマイケルジャクソンの教科書」の作者、西寺郷太の熱い語りでマイケルに興味を持ち出しました。
彼の曲を少しずつ聴き始めました。
そして、その旅行中にマイケル死去。
彼の曲を聞き、映像を見て、本を読み、今に至るわけです。
映画、This is Itは、本当に素晴らしい映画でした。
ベースの指導をするために、「ドゥダダン」と口ずさむリズムのキレ。
バラードの中で奏でる高く澄んだ声。
そして、ダンスと曲に込められたメッセージ。
例えば、Billie Jean
一人で踊る彼の全ての動きと存在感。
それに魅せられて、涙腺がゆるみます。
例えば、Heal the World
そのどこまでも優しく、きれいな歌詞。
それに魅せられて、またも涙腺がゆるみます。
まさに、圧倒的なパフォーマンス。
しかし、この映画にはもう一つの側面があります。
それは、「マイケルジャクソン」というストーリーの最終章であるということ。
映画のラストシーンは、それまでの流れが集まった終着駅であるように、
この映画は、マイケルジャクソンの人生という物語の一つの終着駅になっているのです。
例えば、Billie Jean
マイケルがこのコンサートのダンサーを集めるオーディションを行ったとき、一番気に入ったダンサーが、日本人の「ケント モリ」という人でした。
「すごいダンサーを見つけたんだ。彼はぼくのように踊るんだ。外見もぼくに似ててね。彼をオーディションで見たとき、久々に鳥肌が立ったよ。で、その彼はなんと日本人なんだ。」
ケントはマイケルにあこがれてダンスを始め、マイケルと競演するために海を渡った男です。
しかし、このとき彼はマドンナのダンサーとして契約していました。
契約は契約。あきらめきれないマイケルが直接マドンナに電話をしても、マドンナは彼を手放しませんでした。
そして、マイケルの訃報。
コンサートツアー中のマドンナは、自分のコンサートの中にマイケルの追悼コーナーを作りました。そして、ケントにこういったのです。
「今日はあなたがマイケルよ。マイケルの魂と共に踊りなさい。」
そこで彼が踊ったのが、Billie Jeanから始まるマイケルメドレーだったのです。
Billie Jeanのマイケルの衣装で。
それ故に涙腺がゆるむのです。
例えば、Heal the World
日本語訳は「世界を癒そう」
彼の人生のテーマのような曲です。
しかし、はたから見ていると、彼の人生は人を癒している余裕があるようには見えません。
幼少の頃、限りなく虐待に近い歌とダンスの特訓を父から受け、
大成功の後、彼が稼ぐ巨万の富に引き寄せられた有象無象の人々の思惑に振り回されまくり、、
詐欺師まがいの親子の起こしたインチキ裁判により幼児虐待疑惑をかけられ、
世界中のマスコミから、肌の色から性的指向まであらゆるものに関して言われなきバッシングを受けた人生。
親を受け入れられなくなり、
人を信じられなくなり、
もっとも救いたかった子供にすら裏切られ、
世界中の人から陵辱された人生。
それでも、「世界を癒そう」と歌ったマイケル。
一番癒されなくてはならなかったのは、マイケル自身だったのに。
いや、もしかしたら、彼が愛せる対象はもう「世界」とか「自然」とかの抽象的なものしかなかったのかもしれない。
でも、この歌の中で彼はこう歌っています。
Heal the World. Make It a Better Place
For You and Me and The Entire Human Race.
世界を癒そう。よりよい場所を作ろう。
あなたと、私と、人類全てにとって。
それ故にまたも涙腺がゆるむのです。
こんなことを考えていたら、あっという間に映画が終わってしまったので、2度行くことになりました。
その中でやっと話がまとまり、この文章が出来たのです。
この映画は、今、映画館で見ることに価値があります。
彼のパフォーマンスを見るだけでも充分に価値があるので、時間がある人は是非観てください。
また、にわかファンの私でもこれだけいろいろ考えられたのは、前もってマイケルの人生を呼んでいたからです。
もうちょっと時間がある人は、「新しいマイケルジャクソンの教科書」を読んでから観に行ってください。
で、月並みですが、「マイケル、ありがとう。」
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