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2011年3月11日午後2時45分頃。
都内某所のオフィスビルの9階会議室。
「あ、地震だ…」と、談笑するくらいの余裕がありました。

数十秒後、時が経つにつれて激しくなる揺れに尋常な地震ではないと気がつき、異常なまでに長く続く揺れに、神戸の地震やスマトラ地震、クライストチャーチの惨状そして、ついこの前観た映画「ヒア・アフター」の映像が思い浮かぶようになりました。

これが、地震か。。


神戸の地震は、朝起きたら神戸の街がえらいことになっている様子がブラウン管の向こうに見えました。
スマトラ地震は、地震の真上を飛行機で飛んでいたのでなにかを感じることはありませんでした。

震度3までの地震は年中あるこの国に生まれて育った者にとって、地震は時々ある軽いハプニングでしかありませんでした。

それが、立っていることができないくらいの揺れが、いつまで経っても終わらないという事態を体感することで、
「ああ…これが、街をがれきの山にして、多くの人の命を奪う『地震』なんだ」
と、いうことを学習するわけです。地震の時間はたったの3分くらいだったわけですが。

そして、この地震の後、数十時間の間でこんな事を感じました。

まずは、日本人の凄さ。
交通機関が全て止まった中で、パニックを起こすこともなく粛々と徒歩で家に向かう人々。大渋滞の中、クラクションを鳴らすこともなく、道を譲り合う車。
商店での略奪も、どさくさに紛れた暴動もなく、粛々と自分に出来ることをこなしていく人々。
職場などで夜を越し、すぐにでも帰りたいのに、いつ来るかも分からない電車を待ち続けなければならない早朝のプラットフォーム。そんな中でも、きちんと整列して、静かに電車を待ち続ける人々。

この国の人々の民度の高さは尋常じゃない。

そして、その凄さは世界のいろいろな国に伝わっています。
政治・経済のニュースをみると、すっかり存在感がなくなっている日本ですが、多くの国から寄せられる日本への思いは、暖かく優しい。

例えば、もりぞおさんが愛読している、異常に絵が上手いフランス人が公開しているドラゴンボールのオンラインコミックDRAGON BALL MULTIVERSE(ちなみに、今は天津飯vs孫悟空(西遊記の)

日本語のページのコメント欄には、英語や韓国語、中国語だけでなく、習いたての、もしくは翻訳サイトを使ったであろう、コメントがたくさん書き込まれています。

そして、国連総長の
「日本は世界で助けを必要としている人たちに対する最大の支援国の一つ。この極めて困難な時に、国連は日本国民と共にある。われわれは(日本のために)全力を尽くすだろう」 というコメント

 CNNの「有史以来最悪の地震が、世界で一番準備され訓練された国を襲った。犠牲は出たが他の国ではこんな正しい行動はとれないだろう。日本人は文化的に感情を抑制する力に優れている。」というコメントからも、客観的に見てもその民度の高さは、驚きと尊敬の目で見られていたことがわかります。

そして、その民度の高さが、ネットを経由して次々と伝播していく様子が感動的でした。
地震の後、当然のごとく繋がらない携帯電話。
ネットに繋がったPCやスマートフォンを持っている人は当然のごとく、twitterにアクセスします。

私は、今回の地震が東北発であることも、観測史上最大の地震であることも、巨大な津波が街をのみ込んだことも、東京都内の電車が終日止まる方向であることも、その後都営線を中心に少しずつ復旧したことも、知ったのはtwitterからでした。

猪瀬直樹や孫さんなどが、それぞれが出来る対応策を講じたことをつぶやき、ホリエモンやダルビッシュなどのフォロワーの多い人が拡散する。

一般市民も、自分が見た駅の様子や街の様子など役に立ちそうなことをつぶやき、テレビやネットで知った情報のキモの部分を140文字以内でまとめて拡散する。

勿論、間違った情報が流されることもあるのですが、別のユーザーが見つけ次第それをすぐに修正する。

現地へ支援に行く団体を紹介し、寄付を募るページが準備され、次々と寄付が集まっていく。その後、ホリエモンが支援を表明し100万円を寄付。アクセスが集まり過ぎてサーバーがパンクするが、amazonの社員が支援を表明。Amazon Web Siteに引っ越しして、サイト復活!寄付総額はすでに1500万円を越えています。

決定権のある人が次々と方策を決定し、影響力がある人がそれを広める。
特別な力がない人も、自分が持っている草の根情報を提供し、別の人がそれをフォローする。
実行力がある人が行動するのを、様々な人が出来る範囲で後押しする。

多くの人は、家の中でPCに向かっているだけなのですが、PCの前で必死に自分で出来ることを考え、実行し、それがひとつの形になっていく様子が、リアルタイムにタイムラインに表示されていく。

自分たちは、こんな社会で生きているんだ。
人と人はこんな風に助け合えるんだ。



今、この状態で考えるべき事ではないと思うのですが、私が一番心配しているのが日本の国家財政です。
この巨大な被害を復旧するのにどれだけの金がかかるのかが想像も付きません。

膨大な量の道、港、電車、建物の再建費用
恐らく払いきれないであろう生保・損保各社の保険金に対する国からの援助費用
見直さなくてはならないであろう原発の廃棄費用と、代替の電力供給設備の建設費用

そして、ただでさえ崖っぷちのこの国の国家財政がもつのか。そのしわ寄せが、津波に全てを持って行かれた人にいくことになってしまうのではないのか。現時点でギリギリの生活をしている人にいくことになってしまうのではないのか。

地震や津波の直撃を受けた人たちは、今が一番辛いときだと思います。
そして、それ以外の多くの日本人にその被害が来るのはもう少し後になると思います。

そんな未曾有の危機の中も、今回と同様に高い民度で落ち着いて行動し、全国民一丸となって危機に対抗していくことができるのか?

とりあえず、危機が起こったときに重要なのは情報であり、その情報を集めるにはTVやラジオに加えインターネットです。
特に、個人間の情報のやりとりおよび個人からの情報提供に一番役に立つのはインターネットです。

少なくとも、skypeやtwitter、webメールやmixiなどのソーシャルネットワークにつないで、自分の周りの人と繋がれるように準備することはとても大切です。
そして、生きていくために必要なのは、たくさんの情報を仕入れ、自分でその真偽を判断し、正しいと思ったことを実行する力です。

みんなで準備して、辛い未来を乗り切りましょう。



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