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さて、ローマから世界一えげつない、アイルランドの航空会社ライアンエアーでアイルランドのダブリンへ。
この時の飛行機代は、今回の旅で最安の57ユーロ(6200円くらい)でした。

そもそも、アイルランドって言われて、どこにあるかを知っている人がどれくらいいるのかというのも問題ですが、ココです。

地図

日本では非常にマイナーな国であり、それ故に、「周りにアジア人留学生が少ないから、英語語学留学にはお勧め(ただ、訛りがあるけど)」と言われている国でもあります。

(物価が恐ろしくかったのに)大人気のイギリスのすぐおとなりにも関わらず、なぜこれほどマイナーなのか?その秘密を探るため、世界50ヶ国近くを観光しまくってきた私が、がっつりと観光してみました。

地球の歩き方ヨーロッパ編を見ると、地図が載ってるのが首都ダブリンだけで、それ以外にいくつかの都市や観光地が紹介してあるのですが、ぶっちゃけぴんとくるモノがありません。

この感覚は、パラグアイウルグアイに通じるモノが・・。

しかし、自分で見ることが大切なので、ダブリンで泊まった宿のおやぢに「この国一番の観光地に連れて行け」と、海原雄山風に聞いてみたところ、案内されたのは、ダブリンの真反対にある

地図2

モハーの断崖でした。
まあ、真反対でも、現地ツアーで余裕で日帰り出来てしまうくらい、この国は小さいのですが。

で、そんな風に一日がかりで行ってきた崖は、こんな感じ。

P1000798.jpg

確かに、迫力がある崖ではあるのですが、直前にメテオラの神秘的な崖を観た後だとなんとも・・・。
ちなみに、ヨーロッパでおすすめの崖として、サンマリノ共和国の美しい崖もあります。
また、崖だけで一日ツアーにするのはさすがに気が引けたのか、いくつかの古城などにも止まったのですが、これがまた、何の風情もないただの古城です。

P1000766.jpg

この国の観光業で生きていく人は大変だなあ・・・と思いながら、法人税を安くして外資企業(特に金融)を誘致する理由も分かった気がしてきたわけです。

そんなわけで、きっと観光客誘致はどーでもいいと思っているんだろうと予想して、ダブリン市内を歩いていると、過去見た中で、最も豪華な観光案内所にたどり着きます。

P1000825.jpg  

国の反対側まで行って見た古城よりも数倍立派な建築物。
この中も、「民間のショッピングモールかよ!」と思わせるほど見事な施設です。

P1000822.jpg

複数の窓口では、地図などを配っていたり、ツアーやホテルの受付をしていたり。
館内は無線LANがつながり、なんと、専用のiPhoneアプリまである!

P1000824.jpg

このアプリがまた、滅茶苦茶良くできている。

J.jpg

GPSやGoogle Mapと連携して、近くにあるレストランや観光地を検索したり、デジタルコンパスで案内してくれたり。しかも、コンパスに関してはネットに繋がってなくても使えるし。

これがあれば、超方向音痴のもりぞおさんも、楽々歩いて市内をうろうろ出来るってモンです。
これが無料なんだから、本当に素晴らしい!と、現地では思ってたのですが、帰ってきたらしっかり450円請求されていました・・・。

ただ、こんなアプリがあっても、見たいモノが少ないという弱点があります。

基本的に、東京のそこそこ大きな街みたいな感じで、美味しいレストランとか2ユーロショップとか、便利な店はたくさんあるのですが、特段変わったものはあまりないというか・・。

王宮はまあすごいけど、フランスやイタリアとはレベルが違うし、バイキング博物館は熱海の秘宝館みたいで良くも悪くもアレだし、

P1000871.jpg

街一番の観光地であるギネスビールの工場も、

P1000875.jpg

「それって、キリンビールの生麦工場ではタダで公開してね?」ってモノだし。
(ただし、こっちは、観光客専用の見学設備が作られており、工場見学というより博物館って感じだった。実際の工場は別の棟なので、製造現場好きの私としてはかなりアレですが、上の方にあった過去の広告映像は面白かった。)

あと、ホテルでやってたアイリッシュダンスは素晴らしかった。中国雑伎団やラスベガスのショーといった先頭集団の後ろにいる第二集団という意味で。

まあ、要するに、アレだ。
やっぱり、観光客を呼ぶには力不足なんだ。観光資源という点でも、ネームバリューという点でも、国の広さという点でも。
それは、資金を投入して、豪華な案内所を作っても、根本的な解決にはならない。

人口が少なくて内需も期待できず、観光客の誘致も難しいこの国。
彼らが執れる手段は、規制を緩和して新しい企業を興させたり、法人税を安くして海外から企業を誘致することしかなかったんでしょう。

それ故に、ライアンエアーの様な、良くも悪くも滅茶苦茶な企業が出てきたり、ヨーロッパの金融基地として、世界屈指の1人当たりGDPの額になったんでしょう。

内需がそこそこあって、観光資源も山ほどある日本ではなかなか切れない舵を、思い切って切ったが故の繁栄。

次回では、その繁栄が残した後遺症を見てみます。





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