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さて、欧州掲載破綻国巡り。PIIGSのG(ギリシャ)の次はI(イタリア)です。

前回紹介したライアンエアーで颯爽と・・と、思ったのですが、履歴を見たら、easy jetで飛んでました。
相変わらず記憶が曖昧すぎます。

また、当初の予定では駅前で不味いカルボナーラを食った思い出しかないミラノに行く予定だったのですが、ローマ行きの方が安い航空券があったのでローマへ。
そして、ローマは既に3回くらい観光したことがある気がするので(よく覚えていない)、電車でナポリまで行くことにしました。

ちなみに、ローマからナポリまでは、高速鉄道で約40ユーロ・1時間、普通列車で約20ユーロ・2時間です。

首都に近い一地方都市のような地理環境にあるナポリですが、その存在感はかなりのモノです。

私は、2006年のサッカーワールドカップ、イタリア優勝時にベネチアで試合を観てました。静かな地方都市のベネチアでは、観光客も多いし、あまり大騒ぎはしてませんでしたが、テレビの中のイタリアの各都市は盛り上がっていました。

画面は4分割され、ひとつは決勝戦会場、そして残りの3つは、ローマ、ミラノ、ナポリ。

歓喜するローマの人々、大歓喜するミラノの人々の様子は大変微笑ましいモノでした。
しかし、ミラノは・・・発煙筒の煙で画面が見えない。。。時々、何かの爆発を伝えるフラッシュだけが目に入ります。

この時から、「ナポリは、半端じゃない」と感じていたわけです。
実際、あまりに治安が悪いので、日本の観光ツアーはバスから降りないという噂を聞いたことがあります。

ミラノの駅を降りると、駅前広場には、イタリアには珍しい黒人が、路上でなにやら怪しいモノを売っています。

P1000676.jpg

すでに、雰囲気は東南アジアか中近東。

「チープ、プライス!チープ、プライス!」
とかいって、iPhoneとiPadを見せてくるおっさんもいます。

P1000650.jpg

明らかにAppleの正規販売店ではないので、かなりの高確率で盗品だと思われます。

ちなみに、適当なホテルに入ったら1泊25ユーロと言うので泊まってみたら、チェックアウトする時、35ユーロ請求されました。

「てめえ、一昨日25(トゥエンティファイブ)ユーロって言ったじゃねーか!」って戦闘モードに入ると、「35€」と書かれたプライスリストを指さして、「トゥエンティファイブユーロ!」と主張してくる。

どうやら、奴は純粋に35をトゥエンティファイブと読んでいるようです。
英語が出来ないにもほどがあるだろ!駅前のホテルの受付のくせに!

そんなわけで、今回の旅で唯一金でもめたのがナポリだった点からも、そのカオスっぷりが分かると思います。

まあ、国じゅうまるごとカオスのインドとか、大陸まるごとカオスの南米とか行ってるのでどってことないですが。

翌朝。再度駅前広場に出ると、また素敵なことになっていました。

P1000661.jpg

デモ、キター!!!

平日の昼間だというのに、地下鉄の駅からわらわらと若者たちが湧いてきます。
みんな、楽しそうに横断幕とか笛とか持って、なにかいろいろわめいています。




しばらく観てると、デモ行進が始まりました。



笛、ラッパ、発煙筒、何だかよく分からない爆発。

ワールドカップ優勝の、歓喜の街ナポリとおなじ光景が、リアルに目の前で展開されています!

この楽しそうなデモは、ギリシャで観た、ガチのデモとは正反対。(ちなみに、このページにギリシャデモの動画を追加しました。)
若さをもてあました若者どもの、ストレスの昇華のひとつ。
日本でいうところの、季節の風物詩、成人式で若者大暴れ!の様でした。

日本とイタリアが一番よく似ていることは、政権が政権の体をなしていないくらい、政治がズタボロなことです。
それ故に、財政赤字の増加を誰も止められず、政府債務のGDP比率のワンツーフィニッシュと相成っているわけです。

政府の(そして国民全体の)バカさ加減は、当然若者にも感染するわけで、イタリアでは公道のデモ行進で、日本では公式行事の成人式で噴出するというのが面白い。

どっちも何の効果もなさそうですが、少なくとも何かを要求しているという点では、イタリアの若者の方がましですかねえ。。

日本の成人式の若者も、1年後就職活動で酷い目に会うのは目に見えているので、今のうちから何か「若者の主張」を作ってから、それを訴えるために暴れるといいと思いますよ。

背中に、「記者クラブは、各種会見をオープンにしろ!」とか「官房機密費の用途を公開せよ!」とかのプラカードを持って成人式で暴れるとかね。

たぶん、テレビや新聞では報道されないか、プラカードにモザイクがかかるかするけど、YouTubeやニコニコ動画に映像が流出して、2ちゃんねる界隈で有名人になれると思います。

ま、そんな感じで、こういうダメな国を見ると、おなじくらいダメな国で生活している自分に対して、ちょっと安心してしまうわけです。
いいのか悪いのかはともかく、おもしろかったー。




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