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もりぞおさんは、11/6に、新宿厚生年金会館で行われた、
「ジムロジャース来日公演」に行ってきました。

 ジムロジャースといえば、「冒険投資家」と呼ばれ、私が世界旅行をすることになった原因のひとつである、罪深い人。
 まさか、お目にかかれるとは。。。

 ってことで、この講演会の内容は近日中に公開しますが、その前に2007年7月に書いた彼の著書の書評をどうぞ。
 あ、調子に乗って、文末にちょっと講演会の内容も書いちゃった。

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(2006/01)
ジム ロジャーズ

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「冒険投資家」(英語でADVENTURE CAPITALIST)
この言葉に惹かれ、本を手に取り、

帯に書いてある、村上龍への言葉

「リュウ、人生は短い、
遠くまで行って世界を見よう」

に感動して読み始めたこの本。

私の欲しているモノがたくさん詰まっていました。

ジム・ロジャース。
NYで投資の鬼才として名をとどろかせ、37歳で一生分稼いだので引退。
その後、世界中を旅しながら、有望な国に投資をしている男。

ステキな人生です。

この本は、彼が3年間かけて、車で世界一周した時の旅行記です。
氷河を越え、砂漠を越え、軍隊と一緒に内戦を越え、第二次世界大戦以来誰も車で通ったことのない国境を越え・・・。

まさに、冒険家。

今回、彼が乗っている車は、下の表紙にあるような黄色い特注のベンツです。
この、ベンツであるという理由がまたイカします。

メルセデスは、世界のどんなところに行ってもディーラーがあり、修理が出来る。
なぜなら、世界中の貧困があるところにいく寄付金は、必ず地元の有力者のところに集まる。
そして、彼らは、食料よりもワクチンよりも先に、自分のためのメルセデスを買うからだ。

自分の持ち物には、実用性を求め、それに洒落と皮肉のスパイスをふりかける。

まさに、私がモノを選ぶ基準と一緒。

この本を読めば読むほど、私がやりたいと思っていることを実践しているような気がして、
自分の進むべき道が見えてくるような気がします。

冒険投資家である彼は、様々な国へ冒険に行き、その土地を眺め、将来を予想し、
明るい将来を見た時は、その国の証券会社に口座を開き株を買っています。

「戦争が終わったばかりの国に行くに限る」
と言い放つその様は、まさに、冒険投資家です。

2000-2003年に行われたこの紀行にも、たくさんの国に対する評価、感想が書いてあり、その着眼点の鋭さには感心させられます。

中国が伸びるというのは当然として、トルコに投資したこと、アルゼンチンから引き揚げたことなど、実績もしっかりと積み上げています。

さて、そんな彼が、我が国日本をどうみたのでしょうか。

数ページに渡って書かれている日本の部分を要約してみます。

> 日本は、素晴らしい観光の地であり、それにふさわしい豊かな伝統を持つ。
> この国の富は、目がくらむほどだ。

> 高速道路では、目的地まであと何時間かを電光掲示板が教えてくれ、
> 歩けば、目の不自由な人向けのでこぼこや音が出る信号が案内してくれる。

> しかし、日本は深刻な問題を持っている。
> 途方もない額の、借金である。

> 誰も走らない高速道路や、どこにも行くことが出来ない橋を造り、
> ばかげた値段の米や果物を維持するために農家に手厚い保護を図る

> 政治に影響のある、ごく少数の労働者の利益を守るために作られた借金。

> このことについて、日本人は気づき始めており、不安で取り乱している。
> 出生率は最低で、自殺率は最高。なりたい職業は公務員である。


まさに、その通りという内容ですね。
この内容から、彼は日本に投資するのでしょうか?

答えは、Yes.


> 市場は失望で溢れており、企業は割安である。
> 政府は利下げをし、金を刷ることで資金供給を増やす意志を決定した。
> 発行された金が、最初に向かうのが株式市場である。


冷静かつ、明確な判断ですね。


> 市場は底入れの兆しを見せている。
> 今後景気は回復するだろう。リバウンドというかもしれないが。
> これは、短期から中期の話である。10年20年という単位で投資をしたいとは思わない。

目もくらむような豊かさに感動しながらも、その豊かさの元が何かをキチンと究明し、
問題の本質をとらえながらも、その問題の深さを値踏みし、
現状を踏まえながら、豊かさと問題を天秤にかけて、投資の判断をする。
そして、その全ては、自らの知識と体験を元にしている。

冒険投資家は、伊達じゃない。


彼の言ったとおり、日経平均は2003年を底に今まで順調に上がっています。
さあ、これからどうなるのか。


> ほんの少しだが、変化が訪れる予感がある。
> 日本の有権者にさえ、肥大化し腐敗した大勢が全てを押しつぶそうとしていることが見え始めたのだ。


彼は、様々な国に対して、○と×を明確にしています。
×の国は、明確に切り捨てます。

韓国が、保護貿易をやめた時、厳しい国際競争に勝てるとは思えない
ナイジェリアに至っては、私はナイジェリアが国として生き残れるとは思えない。


日本はやばい状況にある。
でも、まだ取り返しがつくところにはいる。

その認識は共感できるし、出来たら、日本国民全員が共有すべき認識だと思う。


 と、いうわけで、ここまでが2007年の内容です。
 そして、2009年11月の講演会で日本についてこういっています。

「私は、日本株と日本円をUSドルよりはたくさん持っている。
 ただ、これを5年10年持っているかは分からない。人口が減っており、財政の状況は悲惨だからだ。
 5年間、日本に変化がなければ手放す。
 新政権は変化を起こす。その変化がよいものであっても、悪いものであってもチャンスはある。
 例えば、私は、彼らが日本人が子供をたくさん産むような政策をとると聞いているので、サンリオやタカラトミーの株を持ってる。」

「私は、日本人はこれから歩む道を、この3つから選ばねばならないと思っている。」
 1.子供をたくさん産む
 2.移民を受け入れる
 3.生活水準を落とす


 全く同感であると同時に、3を選んでしまいそうな気がする・・・。

 次回、彼が語った世界経済のお話を。

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