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もりぞおさんは、芸能情報について全く興味がありません。
そもそもテレビを見ないので芸能人の名前をよく知らない。ましてや、芸能人がくっついたの離れたのなんざ、まるで興味がない。(ちゅか、周りの人にも興味がない)

そんな私が、芸能レポーターの梨本さんの最期の自伝を献本して貰い、書評を書こうと思ったのは、彼のtwitterをフォローしたからです。

梨本勝。御年、65歳。
芸能雑誌の記者を経て、芸能レポーターに。
数々のスキャンダルを暴いて、芸能界の鼻つまみ者に。
その後、ジャニーズ関係のあれこれを暴きまくって、テレビから干される。
が、ネットの有料サイト、梨本芸能裏チャンネルにて、独自情報を流し続ける。
http://ura-channel.jp/pc/index.html
2010年8月、肺がんで死去。

彼の仕事については、どうでもよくて誰も助けない情報を、人に迷惑をかけまくりながら暴いて騒ぐ仕事なわけで、何一つ共感出来ることがありません。
しかし、彼の仕事のスタイルに関しては、共感することが多いです。

芸能界で最大の権力を持つジャニーズ事務所。
そして、芸能関係で最大かつ最強の仕事場であるテレビ局。

最大権力の嫌がることを、最強の仕事場でわめき散らすと、仕事場から干されるのは当然の道理です。

それでも、「権力に屈しない」という強い意志でわめき、各局をクビになりまくり、ついにはテレビ局と袂を分かち、自分でメディアを作り始める。

これを始めたのが御年60歳。

そして、65歳でガンで入院したときにも、iPhoneを使って病室からtwitterでつぶやきまくる。
勿論、病室にPCからファックスから持ち込みまくり事務所のようにしてスタッフに指示を出し、自分のサイトを更新し、きちんと稼ぐ。

そのアグレッシブな仕事っぷりと、最期まで新しいモノに興味を持ち、使いこなしていくパワーは、見習いたい。自分がじじいになったときにも、ああいうじじいになりたいと思わせてくれるモノがありました。

じじいになってもこのバイタリティがある人です。
本書の中にある、若き日のエピソードはめちゃくちゃです。

雑誌記者なのに漢字を書けないからといって、取材内容を記者に口頭で伝えてたとか、
締め切り前は2日間徹夜。でも、校了後に徹夜で飲むとか、
殺人事件の被害者の両親に突撃し、包丁を振り回されるとか、
やっぱり全く尊敬できない、むしろ軽蔑の対象となるエピソード目白押し。

後半は、病状のなか少しずつ書き綴った文章が散文的にならんでおり、内容がまとまっておらず、本の体を成していない感じすらします。

しかし、その文章から病状の悪化を感じると共に、最期まで生きる気力を持っていたんだなあと感心させられる。

まあ、奥さんの談話だと、昨日まで元気だった所に、のどを詰まらせてあっさり逝ってしまったようで、最期まで人騒がせなんだかよく分からない死に様だったみたいですが。

彼が愛した、芸能レポーターという仕事。
私はその仕事に何一つ愛を感じないのですが、その仕事を極めていくための方法論と姿勢に関しては大いに学ばせて貰いました。

徹頭徹尾上から目線で大変恐縮ですが、ご冥福をお祈りします。

絶筆 梨元です、恐縮です。―ぼくの突撃レポーター人生録絶筆 梨元です、恐縮です。―ぼくの突撃レポーター人生録
(2010/09)
梨元 勝

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