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「俺なんて所詮、社会の歯車だからなあ・・・」

 昭和の日本のお父さんたちの口癖であったこの言葉。でも、今考えると贅沢な言葉でもあります。
 なぜなら、歯車ってことは社会と固定されており、基本的にはその場でくるくる回っていれば捨てられるわけではないんですから。

 それに引き換え21世紀の日本のお父さんたちは、要らなくなったら、別の部門とか子会社とかに集められ、ほとぼりの冷めた頃にフォルダごと削除される、「消耗品」状態。

 そんな、「社会の消耗品」を自称する奴らがやってきた!

 エクスペンダルブルズ!

expendables_main.jpg


 この筋肉バカたちは、自らをエクスペンダブルズ(消耗品たち)と呼び、CIAとかに頼まれて特殊任務(主に悪い奴らをぶっ殺すこと)を行なう傭兵軍団です。

 いつ死ぬか分からない、危険な任務に身をおいているといえばカッコいいのですが、エクスペンダブルズを演じている俳優を観ると、それだけではないような気もしてきます。

 シルベスタ・スタローン、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェエネッガー・・

 出演者たちは、80-90年代に活躍した筋肉スターたち。
 ファンが望むがままにステロイドを打って筋肉を増強し、
 ファンが望むがままに映画の中でどっかんどっかんいろんなものをぶっ壊し、
 自分が望むがままに酒やドラッグに溺れ・・

 すっかり消耗して社会の不用品となってしまった奴らの集まりでもあります。

 んー。ちょっと悲しい・・・。

 しかし、映画はそんな悲しさを微塵も感じさせない、バカ大爆発っぷりを魅せてくれます。

 悪い独裁者が支配している某国に乗りこんで行って、悪の総大将をぶっ殺してくるのがミッション。(ちなみに、ミッションを依頼するのはブルース・ウィリス)
 
 偵察に行っただけなのに、いろんなものをバンバカ爆破してくるスタローン。
 偵察の結果、「こらあかん」ってなったのに、そこで仲良くなった娘を助けるために、再度乗りこむことを決意するスタローン。

「なにか、戦略はあるのか?」
「ない」

 命知らずのバカっぷりが素晴らしい。
 そして、男たちの友情ってことで、全員がこれについていくあたり、少年ジャンプに通じる、全世界の男の子の憧れ。友情パワー大爆発です。

 友情パワーが爆発したあとは、悪者が住む国に乗りこんで、片っ端から爆破していきます。

 敵がどんなに弾を撃っても主人公には当たらないの法則。
 主人公が弾を撃つと、的確に敵をとらえるの法則。
 建物をバンバカ爆破しているのに、味方は一切巻き込まれないの法則。

 これに、特別ゲストの、総合格闘家ランディ・クートゥアのグラウンドムーブ、プロレスラーのスティーブ・オースティンのプロレス技、ジェット・リーのカンフーアクションまで入ってくるのだからおなか一杯!

 文句なしに、(頭を使わず)爽快な気分になってきます。

 なんか、いっそのこと爆撃機で国ごと丸焼きにしちゃったほうが早くね?ってくらい、悪の帝国を完膚なきまでにぶっ壊してくれるのです。

 ランボー4では、暴力がもたらす凄惨な戦場の様子と、暴力では何も解決しないという空しさを表現したスタローンですが、この映画では、暴力だけで全てがきれいさっぱり片付くのが素敵です。

 そして、ラストシーン。エクスペンダブルズは、全員頭の悪そうなでっかいハーレーのバイクに乗って、街に消えていく。んー、消耗品軍団、最高!!

 ちなみに、こういう消耗品俳優たちとは一線を隔した人生を送っている、アーノルド・シュワルツネッガーも、エクスペンダブルズのライバル軍団のリーダーとして登場してきます。

 CIAからの無茶な依頼に対して、「あ、俺たちは降りるわ」ってさっさと引き上げるところに、世渡り上手爆発!

 それを見送る、スタローンとブルース・ウィルスの会話

「あいつは、何をたくらんでるんだ?」
「大統領でも目指してるんじゃないか?」

 最高!



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