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ハップル宇宙望遠鏡

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 スペースシャトルで宇宙まで持って行き、地球の周りをぐるぐる回りながら、遠い遠い宇宙の様子を観察するという壮大なプロジェクト。

 宇宙望遠鏡は大気の影響を受けないため、地球上の望遠鏡よりも、ずっと遠く遠くの銀河を、鮮明に映し出す事が出来る。
 その光景は、我々の想像のはるか彼方にあるほど、美しく、複雑で、不思議だ。

 そんな、宇宙望遠鏡の画像を、20m×28m(5階建てビルくらいの大きさ)のスクリーンに、3Dで描いてくれるのが、大阪の天保山にある、フルサイズIMAXシアターです。

 大阪駅から電車で30分弱、USJの近く、海遊館の隣にあるこの巨大映画館に、わざわざ東京から行ってきました。

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 とにかく、でかすぎるスクリーン。

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 広角LUMIXでも、ぜんぜんフレームに収まりません。
 ちなみに、写真は上映前のものです。これでも普通の映画と同じくらいの大きさなのですが、本編はこの3×3=9倍くらいの大きさの映像が映ります。

 そして、この映画館の前方に座ると、視界の全てはスクリーンとなり、あたかも宇宙空間に迷い込んでしまったような不思議な感覚にとらわれます。

 映画のあらすじは、修理が必要になったハップル宇宙望遠鏡を、スペースシャトルに乗って修理しに行くというドキュメンタリーです。

 中盤にある、スペースシャトル発射の迫力、クルーが宇宙遊泳をする様子、青い星をバックに浮かぶ宇宙望遠鏡の美しさ。それは、素晴らしい映像です。

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 しかし、その美しさは人間が作り出しているものであり、我々が何度もみているものです。
 それに対し、圧倒的な前半と後半のハップル宇宙望遠鏡からみたはるか彼方、宇宙の映像。

 例えば、とてつもなくクリアに映されている土星の映像。

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 極地に見える、すさまじい磁力を持った、幻想的なオーロラ。

 例えば、肉眼ではただの点にしか見えない、オリオン座の三連星。
 これを、宇宙望遠鏡で拡大して行くと、たくさんの銀河の集まりであり、

hs-2005-02-b-large_web.jpg

 生まれつつある星や、崩壊しつつある星など、観たことはもちろん、想像すらしたことのない映像が次々と現れるのです。

 圧倒的な美しさ。
 圧倒的な迫力。


 まず、そのすさまじい映像に圧倒されます。
 圧倒のあまり、脳みそが活動停止して、気を失いそうになるくらい。

 そして、こんなことが、想像すら届かない何万光年も彼方で実際に起こっているという事実。
 その事実に気づく事で、自分の頭の中にある世界が、ひとつ大きく広がったことを感じます。

 理屈を超えた映像の快感と、自分の頭の世界の垣根が一つ外れた快感。

 そのすごさを、自分の中にしっかり定着したいがために、1泊2日の大阪旅行で、2回もこの映画を観てしまいました。

 2010年10月現在、日本国内でフルサイズの3D IMAXシアターは、この大阪の一件だけです。
 私は、川崎のIMAXシアターにもThis is IT とアリスを観に行っていますが、完全にモノが違います。

 そして、このハップル3Dが上映されているのは10月末まで。

 大阪在住の人、大阪に行く予定のある人は、絶対に観に行ったほうがいいと思います。
 それ以外の土地に住んでいる人も、新幹線や飛行機を使ってでも行くべきであると、自信を持って推薦できます。

 ちなみに、私は、予告編が上映されていた、2010年11-12月に公開されているブルーオアシスを観るために大阪に再度行く事が決定しました。
 スキューバーダイバーとして、ダイビングするよりも大きく、近くに、大迫力で、海の生物を感じられるこの映画も、大変期待出来ます。

「アバター」以来、非常に注目を集めている3D IMAX。
 しかし、フルサイズのIMAXシアターで上映できる作品は限られており、巨大な施設であるが故に維持費も非常に高くつきます。

 東京の新宿や品川にあったものもすでに閉館し、唯一残っている大阪も、サントリーが大阪市に譲渡される2011年1月以降どうなるかは不透明です。

 しかし、こんなにすごいものが、多くの人に知られないままなくなってしまうのは本当にもったいない。
 
 運営的には、普通の商業映画(アバターとかトイストーリー)も上映出来る様に技術的に何とかしなくてはならないのかもしれないし、もっとたくさんの人が来てくれるように、テレビ局やら吉本興業やらUSJとタイアップする必要があるのかもしれません。
 そして、一市民として出来ることは、「なくなる前に、観ること。」そして、あわよくば「周りの人に宣伝すること」です。

 悪貨は良貨を駆逐するものであり、どんなに素晴らしいものでも放っておくと消えてなくなってしまう可能性があります。
 金銭的に費用がかかりすぎてしまうが故に、どんなに素晴らしい結果を出そうとも立ち消えになってしまうのは、宇宙船「はやぶさ」や、この「ハップル宇宙望遠鏡」そのものの姿です。

 それを存続させるのは、「このためなら税金を突っ込んでもいい」「これを観るためなら金を払う」という市民の声。

 そんなわけで、もりぞおさんは、この映画を大阪まで観に行くことを、強く強くお勧めします。

 
  
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