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今、検察に関する疑惑が高まっています。
そりゃ、捜査と起訴が両方できる検察特捜部が、証拠品を改ざんするという事が起こったら、検察なんか信じられるわけがありません。

なにせ、適当な罪をでっち上げられ、逮捕・監禁され、起訴されて裁判になり、改ざんされた証拠を元に裁かれ、罪を負わされそうになるってことが起こったわけなのですから、ぶっちゃけ、国民は誰でも刑務所にぶち込まれる可能性があるってことです。

そんな、強大な権力を持ちながら、内部は大変なことになっているのではないかと思えてしまう検察。

週刊朝日がこの検察について2009年3月から2010年4月までリポートした内容をまとめたのがこの本です。

暴走検察暴走検察
(2010/04/20)
上杉 隆週刊朝日取材班

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この本の内容を見ると、上記の「誰でも刑務所にぶち込まれる可能性」が現実のものなのだなという事が分かります。

例えば、村木さんの件。
この本に載っている、2009年2月12日掲載の記事には、
「偽の証明書を作成したのは、フロッピーディスクの記録によれば04年6月1日未明となっている。被告人が6月上旬に部下であった上村被告に証明書作成を指示した、という検察の主張は破綻している。」
という事が書いてあります。

この決定的矛盾は、皆さんご存知の通り、ファイルのアップデート日付の書き換えという姑息かつ単純な方法で覆そうとされていたわけです。

村木さんの手記にて

何度も繰り返されている様に、検察の調査方針は
「まず、検察が『この事件のシナリオ』を勝手に考えて、そのシナリオが成立するための証言と証拠を集める」という流れになっています。

仮説・検証型といえば聞こえはいいですが、『仮説が絶対に正しい』という前提の元に全てが進んでおり、何が何でも『シナリオが成立するため』の証言を取ろうと必死にがんばるわけです。

検察の問題点は上記の2点です。

まず、事件のシナリオを自分で考えること。
 これは、証拠の改ざんに伴って逮捕された大阪地検特捜の幹部たちが「検察が描いたストーリーに沿って逮捕された」と訴えているのだから、もう検事のDNAに刻まれた本能レベルになっていることが考えられます。

例えば、小沢一郎が先日強制起訴された罪状は、
 2004年に約4億円の土地を買ったことを、政治資金報告書には(登記した)2005年に買ったと記載した
 という内容です。小沢一郎が「単純な事務ミス」というのも納得できます。

 検察のシナリオでは、ここに記載された4億円が土建屋からの裏金で、贈収賄容疑ってのがあったわけですが、調べども調べども、この4億円は小沢一郎名義で銀行から借り入れされたもので、小沢の秘書も検察に有利な供述をしないために起訴をあきらめたわけです。

 同様に、ホリエモンの罪状も、
「有価証券報告書の利益に関する利益の記載漏れ」
 裏に脱税とか贈収賄があるというシナリオも、ホリエモンが真っ向勝負を挑んだため、思い通りに進まなかったようです。

 逆に言うと、徹底抗戦せずに、監禁による圧力で、検察のシナリオどおりの供述をしてしまった人がどれだけいるかを考えると、ぞっとします。

もう一つの問題点が調査の強引さ

「村木さんを160日以上も監禁する」
「石川議員の秘書を『証拠の返却があるから』と呼びつけ、そのまま監禁。保育園の迎えに関する連絡すらも拒否する。」
「子宮がんの手術後、放射線治療が必要な鈴木宗男議員の秘書を逮捕。(その後、がんにより死去)」

 もちろん、子育て中だから、病気だからという理由で容疑者から外すというのは問題です。
 しかし、上記の件では、客観的に見て重要な証人とは思えないが、弱そう(=本人または周りの人からの供述が取りやすそう)な人間を狙い撃ちしているわけです。

 この2点の状況を読んでいると、今回の証拠品の書き換えに関しても、さほどおどろくべきことではないと感じてしまうのが恐ろしいです。

 さらにいうと、マスコミはこの検察の書いたシナリオ通りの報道をする傾向があり、これが検察の暴走を加速している可能性があります。

 不起訴になれども、記者会見で説明しても、「政治と金」という抽象的な言葉で小沢一郎の疑惑をあおり、「金の亡者」という物語を語ってホリエモンを潰し、堕ちたエリート官僚というレッテルを貼って村木さんを刺す。

 今回の村木さんの報道も、ネットによるニュースの伝播がなければこれほど大々的に取り上げられたかあやしいところがあります。
 判決の内容を3面ベタ記事だけでこっそり報道して闇に葬っていたら、資料改ざんが発覚したのか・・・。

 今回の事件で分かったことは、検察がかなり怪しい機関であるということです。
 そして、その怪しい機関に関してはきちんとしたチェックを行う仕組みを作らなくてはなりません。

 イギリスの様に、被告に弁護士をつけ、録画・録音がある供述以外は証拠にならないという法律を作ることも大切でしょう。
http://news.goo.ne.jp/article/newsengw/life/newsengw-20090624-01.html

 報道も、「逮捕された」=「悪人」という構造を捨て、「逮捕」「起訴」の段階ではまだ無実であり、「判決」がでて初めて罪が問われるということを認め、それに沿った報道をする必要があると思います。

 そして、一般市民は、新聞テレビの報道から、ネットのニュース、週刊誌、ネット右翼のブログまで、たくさんの情報に触れながら、自分なりの真実を探す必要があります。

 何も知らずに、踊らされていると、いつか自分が被害者になるかもしれないというリスクを認識する。これだけでも、報道を見る目は変わってくるかもしれません。
 
暴走検察暴走検察
(2010/04/20)
上杉 隆週刊朝日取材班

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徹底抗戦徹底抗戦
(2009/03/05)
堀江 貴文

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