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英語タイトル「The Hung Over」というこの映画。

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日本では全く無名の映画なのですが、アメリカでは、コメディ映画の興行収入で「メリーに首ったけ」の記録をぶっちぎってトップに躍り出たくらいの大ヒット作品です。

日本語タイトルが、「ハングオーバー 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」となってしまっていますが、私がタイトルをつけるなら、こんな感じです。

「ハングオーバー 消えた花婿と、トイレの虎と、知らない赤ん坊と、マイクタイソンと、謎の中国マフィアと、警察腐敗と、ドラッグの恐怖と、史上最悪の二日酔い」

物語は、一人の男が翌々日に結婚式を控えた日から始まります。

アメリカでは、独身最後の日を、仲の良い男友達とバカ騒ぎして過ごす「バチュラーパーティー」という習慣があり、この日はバカ4人がラスベガスでバチュラーパーティーを開く日です。

花嫁の父親から借りた、ベンツのオープンカーでベガスに乗り付け、ホテルのスイートルームにチェックイン。
その後、ホテルの屋上で祝杯を挙げたところで、全員の記憶が寸断。

気がつくと、特攻野郎Aチームが通った後のように滅茶苦茶になったスイートルームに横たわる男三人。

入り口のドアから、娼婦の様な女がのんびりと出て行く。
目覚めた男がトイレに入ると、虎。ガオーと、脅しをかけてくる。
クローゼットを開けると、見ず知らずの赤ん坊が・・・。
外に出て車庫からクルマを出して貰うと、ベンツのオープンカーではなく、パトカーが。。

この、二日酔い後のあり得ない光景の謎を解くべく、歩き出す度に次々と滅茶苦茶な事件に巻き込まれていくというのがこの映画のお話です。

この映画の面白いところは二点。

・突如、とてつもない事件に巻き込まれる

 いきなり、マイクタイソンに殴られる。
 ある場所を開けたら、全裸の中国人マフィアが現れる
 いきなり、とんでもないモノが空から堕ちてくる

 想像の範囲外にあることが突然、絶妙のタイミングで発生し、観客を恐怖と笑いのズンドコに陥れてくれます

・とてつもない事件が、ひとつのストーリーにまとまっていく
 この映画の一番素晴らしいところがコレです。
 冒頭のシーンだけでも、あり得ないことが起こりまくっているわけですが、その一つ一つに対して、なぜこんなことが起こったのかが、物語の中で解明されていきます。
 それを通じて登場人物が成長したり、しなかったりもするのですが、大笑いしながら、その伏線回収の見事さに感心させられるわけです。

 こんなにスゴイ映画が日本で大規模公開されなかった(実際、劇場公開がされるかもあやしかった)のは、日本でコメディ映画が受けないからです。

 なんかしらけど、映画は感動するモノと規定されているのか、変に泣きわめいたり、吠えたり、社会の矛盾に噛みついたりする映画がもてはやされるのが日本の映画界。
 きっと、「金を払ってみるんだから、真剣に作られた映画をみせろ」ってことなんでしょう。

 しかし、このバカコメディー映画。私が今年見た100本近い映画の中でも屈指の「真剣に作られた」映画です。

 想像を超えたとんでもないことを考えるという点でも真剣だし、そのとんでもないことが「でも、確かに起こりうる」と納得させるために真剣に脚本を考え、必死でそれを演じているのです。

 ただ、バカなことが起こるだけなら、法螺話の面白さしかない。
 でも、そのバカな事に整合性がとれているから、実は身近に起こりうる事なのかもというリアリティが付加されて、より一層面白くなるわけです。

 逆に、日本の大作映画だと、
 海猿で、主人公の周りに水が溜まってくると突然、酸素ボンベが出てくるとか、
 アマルフィで、警備会社のボタンを一個押すだけで、ローマ中の全ての信号が止まるとか、
 ありえねー、ってことが多々起こります。

 それが社会派サスペンスを、一気に苦笑のズンドコに陥れてくれるわけです。

 爆笑コメディーを真剣に作ると、笑いだけじゃなく感心も呼び、
 社会派サスペンスを適当に作ると、感動は消え去って苦笑だけが生まれる。

 コメディー=不真面目なのではなく、コメディーでもサスペンスでも、真面目なモノと不真面目なモノがあり、素晴らしい作品にもゴミ作品もなり得るわけです。

 社会派超大作として作られたけど、結果的に苦笑→小馬鹿にするという消費しか出来ない作品を見た後で、大まじめに作られた最高のコメディーを見ると、ジャンルによる偏見を持ってしまうことは不幸だなあと思うわけです。

 どんな箱に入っているモノでも、いいモノはいい。といい、自分でいいモノを選んで消費していきたいもんだと、改めて感じさせてくれた素晴らしい、バカ映画なわけです。

 レンタルも始まっているし、

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 iTunesでDLレンタルも出来るので、The Hangover (Subtitled)

 是非一度見てみることをお勧めします。
 バカ、最高!

 
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以前、わざわざ大阪まで観に行った、IMAXシアター ハップル宇宙望遠鏡。
そのあまりの素晴らしさは、この記事でうざいほど書き連ねました。

ハップル3D 想像もつかないほど遠くの宇宙の映像を観るために、飛行機で大阪まで行ってきた

日本で唯一の世界最大級のIMAXシアター大阪天保山。
非常に残念なことに、12月で休館になってしまい、その後の再開は決っていないようです。
ああ、もったいない。

と、いうわけで、閉館する前に、予告編で観た「ブルーオアシス」「ブルーオアシス2」(リンク先、音が出ます)を観に、再度大阪まで行くという暴挙にでました。

deep_photo01.jpg


この映画は海の中を3Dかつ超巨大スクリーンで魅せてくれるというもの。
スキューバダイビング大好きなもりぞおさんからすると、普段のダイビングではみれない、決定的瞬間をリアルに体感できる素晴らしい映画なわけです。

このシアターでは合計5回IMAXシアターで映画を観たわけですが(ちなみに、ロサンゼルスとエクアドルでも経験あり)、結論としては、前から4列目がベスト。

視界が完全にスクリーンの中に入り、この上ない臨場感が味わえます。
触覚以外は完全に海の中にいる感覚。
映画に没入する終盤では、なんで水が揺れる感覚がないんだろう?と、逆に不自然に感じてしまうほどです。

ヒトデに襲われた貝が、口をぱくぱくさせて海を泳ぎながら逃げていく姿は、まるで、トイ・ストーリーのよう
小さな魚たちが、亀の身体についたコケを食べて、亀がきれいに成っていく姿は、まるで、ファインディングニモ

その他、蟹の大群の行進や、優雅なマンボウの泳ぎ、美しいクラゲ、変な魚 海の中は、面白いモノがいっぱいです。

さらに、
膨大な量のイカが一度に交尾をする姿
そのイカが次々と死んでいく姿
その死骸を様々な魚や動物が食べる姿

愛すべき、生まれて育っていくサークル。

ダイビングではそう簡単には巡り会えない、奇跡のような光景に心を奪われます。

ブルーオアシス1に関しては、途中3Dのピントが合わなくなったりもするのですが、2の美しさは特筆モノです。

そして、シアターの外に出ると、16年間に上映された作品のポスターが飾られています。
一番最初が、このブルーオアシス。
そう。16年も前の作品だったんです。

そして、過去の作品の中には、ハリポタやスパイダーマンといった、商業作品も混ざっていることが分かります。

P1170844.jpg

また、その二つに挟まれた、爆笑問題吹き替えの変な映画がスゲエつまらなそうなのもツボです。

もし今、アバターやThis is ITが上映されたら、かなりの確率で連日満員になることでしょう。(少なくとも川崎の、このシアターの半分のサイズのIMAXシアターは満員だった)
もし、私の中でNo1 3D映画であるヒックとドラゴンが上映されたら、また大阪に行ってしまうかもしれません。

これほどまでに私の個人的な興味も、ビジネス的なポテンシャルをパンパンなIMAXシアターなのですが、残念なことに、入場料500円にもかかわらず、客席はガラガラでした。

巨大な箱物が、有効活用されないもどかしさ。
オーナーであり営利企業であるサントリーは何やってるんだ!と思いながら、このシアターが大阪府に寄贈されるということで、さらに先行きが不安になってきます。

大阪府、109シネマズとかに売却してくれよ・・・(無償譲渡されたものだけど)

世の中には、とかくこのように、素晴らしいモノが有効活用されないことがあります。
もったいない。もったいない。と、思いながら、個人に出来ることは、こうやって細々と宣伝することくらい。

大阪在住の人は、2作品観てもたったの1000円。絶対損しないので行って観てください。
東京在住の人も、ダイビング2回やるくらいの料金でなんとかなるし、海遊館でじんべえくんも観れるし、是非ひとつ。

人生の時間は有限なので、有効活用のためにも、こういう馬鹿げたすごさのモノに金と時間を使ってみることをお勧めします。

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もりぞおさんは、芸能情報について全く興味がありません。
そもそもテレビを見ないので芸能人の名前をよく知らない。ましてや、芸能人がくっついたの離れたのなんざ、まるで興味がない。(ちゅか、周りの人にも興味がない)

そんな私が、芸能レポーターの梨本さんの最期の自伝を献本して貰い、書評を書こうと思ったのは、彼のtwitterをフォローしたからです。

梨本勝。御年、65歳。
芸能雑誌の記者を経て、芸能レポーターに。
数々のスキャンダルを暴いて、芸能界の鼻つまみ者に。
その後、ジャニーズ関係のあれこれを暴きまくって、テレビから干される。
が、ネットの有料サイト、梨本芸能裏チャンネルにて、独自情報を流し続ける。
http://ura-channel.jp/pc/index.html
2010年8月、肺がんで死去。

彼の仕事については、どうでもよくて誰も助けない情報を、人に迷惑をかけまくりながら暴いて騒ぐ仕事なわけで、何一つ共感出来ることがありません。
しかし、彼の仕事のスタイルに関しては、共感することが多いです。

芸能界で最大の権力を持つジャニーズ事務所。
そして、芸能関係で最大かつ最強の仕事場であるテレビ局。

最大権力の嫌がることを、最強の仕事場でわめき散らすと、仕事場から干されるのは当然の道理です。

それでも、「権力に屈しない」という強い意志でわめき、各局をクビになりまくり、ついにはテレビ局と袂を分かち、自分でメディアを作り始める。

これを始めたのが御年60歳。

そして、65歳でガンで入院したときにも、iPhoneを使って病室からtwitterでつぶやきまくる。
勿論、病室にPCからファックスから持ち込みまくり事務所のようにしてスタッフに指示を出し、自分のサイトを更新し、きちんと稼ぐ。

そのアグレッシブな仕事っぷりと、最期まで新しいモノに興味を持ち、使いこなしていくパワーは、見習いたい。自分がじじいになったときにも、ああいうじじいになりたいと思わせてくれるモノがありました。

じじいになってもこのバイタリティがある人です。
本書の中にある、若き日のエピソードはめちゃくちゃです。

雑誌記者なのに漢字を書けないからといって、取材内容を記者に口頭で伝えてたとか、
締め切り前は2日間徹夜。でも、校了後に徹夜で飲むとか、
殺人事件の被害者の両親に突撃し、包丁を振り回されるとか、
やっぱり全く尊敬できない、むしろ軽蔑の対象となるエピソード目白押し。

後半は、病状のなか少しずつ書き綴った文章が散文的にならんでおり、内容がまとまっておらず、本の体を成していない感じすらします。

しかし、その文章から病状の悪化を感じると共に、最期まで生きる気力を持っていたんだなあと感心させられる。

まあ、奥さんの談話だと、昨日まで元気だった所に、のどを詰まらせてあっさり逝ってしまったようで、最期まで人騒がせなんだかよく分からない死に様だったみたいですが。

彼が愛した、芸能レポーターという仕事。
私はその仕事に何一つ愛を感じないのですが、その仕事を極めていくための方法論と姿勢に関しては大いに学ばせて貰いました。

徹頭徹尾上から目線で大変恐縮ですが、ご冥福をお祈りします。

絶筆 梨元です、恐縮です。―ぼくの突撃レポーター人生録絶筆 梨元です、恐縮です。―ぼくの突撃レポーター人生録
(2010/09)
梨元 勝

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もりぞおさんは、四半期に一度くらい、どうしようもない映画を観たくなります。

アマルフィ交渉人 the movie踊る大走査線3
そして、今年度最後を飾る映画を、The last message 海猿 3Dにしようと思ったのは、前回書いた、「海猿」の原作が素晴らしかったからです。

メジャーな漫画誌の中で連載されながら、人の死や外交上の軋轢など、出版社が扱いたがらない内容に果敢に踏み込んで行った原作と、
テレビ局の巨大な資本で製作された故に、君子危うきに近寄らず的に、無難かつ毒が抜かれた形になっているであろう映画を比べると、いろいろ面白いことが見えてくるのではないかと予想したわけです。

で、原作の文章を書き終えた後に映画を観に行ったのですが、

原作と映画の共通点は、主人公の名前と職業だけでした。

小さな個人である主人公が、現実にある問題点に立ち向かっていく原作に対して、映画の主人公は、全て、ファイト!一発!的な気合と根性で全てを乗り越えて行きます。

ストーリー的にはあまりにもスカスカ過ぎて、比べようもないため、映画に出てきたキャラクターについて、あれこれ書いてみることにしました。

まずは、加藤あい扮するヒロイン。
原作では、新聞記者の美晴ちゃんだったはずですが、名前すら変わっています。
主人公の妻となり子供が生まれており、3度目の結婚記念日。にもかかわらず、主人公は海難事故の救出のため、危機にさらされてしまいます。

この時に、ヒロインが取った行動は・・・
「私には、大輔君がいなくちゃ駄目なの・・・」と、泣く。

あんた、いろいろあって、海上保安庁の潜水士の妻になったんだろ!いちいち、弱音を吐くな!

原作のヒロインは、当初、新聞記者で、最初は海難事故に関して取材をしても、その時の精神的ショックから、文章に起こすことが出来ないような娘でした。
しかし、最後の事件の際には、起こっている事件と自分がなすべきことを客観視し、本当に意味のある仕事なのかと悩み、それでも自分で出来ることをしようと、職務に邁進するほどに成長しました。

事故の対応に巻き込まれている恋人のことを思いながらも、自らの役割を全うする姿は感動的であり、その成長は「海猿」の物語のひとつの終着点でした。

それに引き換え、映画は・・・。調べてみたところ、この「海猿」、映画1→連続ドラマ→映画2→映画3と連なった大河ドラマだったようなのですが、この間加藤あいは、温泉で裸になっていることを盗撮された以外何をやっていたのでしょうか・・

ちなみに、彼女関しては家でテレビを見ながら泣いているという、あまりにも物語的に存在意義がないのをかわいそうに思ったのか、一つの事件が待ち受けています。

「赤ちゃんに熱が出た」

1500億円の日韓合同プロジェクトの天然ガスプラントが爆発するしないの話しに対してのあまりの落差がシュールです。
医者にも、「なんにも心配ありませんよー。お母さんの心配が移ったのかなー」とか言われてるし。

そして、原作では出てこない屁たれの後輩。
彼は、中盤、主人公と命がけのアクションを取るときに屁たれて泣き出します。

「俺は、人命救助にあこがれて潜水士になったんじゃないんですよ・・」

ちゅか、生きるか死ぬかの時にそんなこと言ってる場合じゃないだろ!
ってか、原作を見る限り、潜水士になるのってめちゃ大変なんだけど、そんな屁たれな性格でもなれるって、身体能力とか超高いんじゃないのか?

 そんな彼も物語のラストではだいぶ成長して、最後の(再度の)主人公との命がけのアクションでは、全力を尽くします。

「俺たちには!」「待っている人がいるんだー!」って叫ぶのはどうかと思うんですけど。彼の「待っている人」に関する描写は一個もないし。

最後、海中に取り残された主人公を救出に行くシーンは、感動的とも言えるのですが、要救護者をほっぽって、一人で海に飛び込んで行くのはどうかと思います。

その様子を見て、「彼らは」「みんな」「繋がっている・・」とつぶやく要救護者たちも、生きるか死ぬかの状況を乗り越えた直後の人間とは思えないほどの落ち着きぶりですが。

そして、主人公。
まず、彼はどこからともなく潜水タンクを生み出す力を持っているようです。
シーンが切り替わった瞬間、タンクが生まれている状況が2度ほどありました。
特に2度目は、明らかに水に飲まれる可能性が高いミッションなので、タンクを持ち込むのが当然と思われるため、単にカメラに映ってなかった可能性もあるのですが、その割にはレギュレーターがセットされておらず、水に飲まれながら必死にセットアップする様は、きっとファンに対する萌えアピールだったのだと思われます。

また、映画の中で3回くらい「ファイトー!」「いっぱーつ!」的なアクションをするのは、次のCMキャラ狙いが明らかです。

それ以外にもいろいろあるのですが、こいつが無敵すぎて、どうでも良くなってきます。

そもそも、台風直撃の中の事故のため、ヘリで救出が出来ないって状況なのですが、目視で見える位の近さに船が留まっており、佐藤隆太と無線で話しをしている時点で、「泳いで船まで行けよ!」って思うし、
中盤以降、風がやんで普通に外で立って話しをしてたり、薄日が差してたりして、明らかに台風が過ぎ去っており、「さっさと、ヘリを飛ばせよ!」って突っ込みたくなります。

とにかく、全体的にてきとーすぎる。

ギャグならいいんですけど、作っている人たちは徹頭徹尾本気っぽいのが大問題です。

あ、ここまで書いておいてなんですが、踊る3とかアマルフィに比べたら、全然マシですよ。
一応、普通にストーリーが理解できますから。
それ故に物足りないということもあって、どんな文章書こうか悩んだのですが、改めて文章にするとココにも書ききれなかった突っ込みどころがあと3倍くらいあって、やっぱりなんだかなあです。

テレビ局主導の映画を作る人たち、もうちょっとまじめに仕事してください。

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左側にある、私の似顔絵を描いてくれた佐藤秀峰という漫画家さん。
 以前紹介した「ブラックジャックによろしく」のような社会派漫画を描いている方です。
 そして、彼は「もう、紙の漫画雑誌は終わってる・・。」ってことで、漫画の配信サイト「漫画onWeb」を立ち上げました。

 彼の全ての漫画が旧作1話10円、新作1話30円で、PCやiPad,iPhoneなどで読める便利なサイトで、さらに、誰でも格安(システム管理料金のみ)で出品出来るサイトです。

 彼自身は、このサイトの売上および、この配信が話題になった事による仕事量の増加(出版社を通さないで仕事を受けると利益率が高いのです)により、なかなか潤っているようです。

 しかし、ここに出展している人たちの利益にはあまり繋がっていないようで・・。

 と、いうわけ(かどうかは分かりませんが)、彼は代表作である「海猿」「ブラックジャックによろしく」全話を無料で公開しました。


 と、いうわけで、今回は「海猿」について書いてみようと思います。

「海猿」は、海上保安庁の職員のお話です。
 主人公は、当初航海士だったのですが、ある事件を機に自身の限界を感じ、潜水士を目指します。
 船の上からの救出よりも、海の中にダイビングして救出。
 それは、主人公により深い危険を課すものであり、物語に幅を与えるものでもあります。

 以前紹介した、「岳」でも言ったことですが、山岳救助でも海難救助でも、当然の如く、人がバンバン死にます。

「海猿」と「岳」、この両作品で素晴らしいのは、その「人が死んでしまう」ということに、真っ正面から向かい合っていることです。

「岳」では、主人公は無事に助かった人にも、明らかに自らの過失で遭難した人にも、死んでしまった人にも、「よく頑張った」と声をかけます。

「海猿」では、絶望的な状況でも、「これからの「正義」の話をしよう」に出てくる「1人が犠牲になれば、残りの全員が助かる」という状況でも、「全員助ける」という信念の元に主人公は動いていきます。

 どちらの主人公も、合理的ではないのですが、危機的状況の中で、救助される人は、その非合理的な考えに救われることが多いはずです。
 ってか、山岳救助とかクルーズとかの救助の場合、「遭難が恐いなら、そんなことするな!」で片付けられてしまうわけですから。

 海猿では、さらにもう一つの「非合理」が現れます。
 それは、「救助する側の思惑」です。

 尖閣諸島問題のように、隣国の船が日本の領海に入ってくることは、日常茶飯事とは言わないまでも、毎年何件もあることです。(私も海上保安庁の人に聞いたことがあります)

 その進入してきた船に対して、穏便にお帰り願うか、事を荒立てて政治問題にするかは、政治的な判断が入ってくるわけです。

 パソコンのモニタや、紙に印刷された資料を元に合理的(だと願いたい)に判断された結果は、現場の人間にとって、時に非合理極まりない結果になります。

 相手がまだ何もしていないのに、威嚇射撃をすること。
 その威嚇射撃によって、現場の人間は罪のない(微罪はあるけど)人を殺してしまうかもしれないのです。

 無謀に特攻してくる漁船の船長を逮捕すること。
 彼らが銃を持っているかもしれず、自らの生命の危機があったにもかかわらず、即座になすすべなく解放されてしまうかもしれないのです。

 やってらんね┐( ´Д`)┌ と、動画をYoutubeにアップする気持ちもわからなくもありません。

 でも、そこを一歩踏ん張って、自らの職務を愚直にこなしていくことに、物語のロマンを感じるのも事実です。
 非合理であることを分かりつつも、自分の目の前にいる人の事を考えて、行動をすることはやはり美しいです。

 そして、目の前の事件が片付いた後に、よりよくするためにはどう行動すればいいのか、改めて合理的に考えればいいのです。

 作者の佐藤秀峰も、海猿やブラックジャックによろしくのなかで、編集部に勝手に台詞を書き換えられたり、原稿料が異様に安かったり、印税の支払われ方が理不尽だったりという、出版界の悪しき伝統に悩まされていました。

 その中で、出版社と交渉を続け、自らの意見を主張すると共に、クオリティの高い漫画をアシスタントの雇用を守りながら、粛々と続けてきました。

 そして、もうこれはあかん。やってらんね。となったところで、「出版社を通さないで漫画を発表する場」を自ら作り上げるという合理的な判断に至ったわけです。

 現場ではきっちり仕事をする。しかし、間違っていることはきちんと心に留めておく。そして、機を見て自らその間違いを正す、建設的な行動に移す。

「海猿」や「ブラックジャックによろしく」の主人公のような行動を、実社会でも自ら実行するこの人は本当にスゴイと思うし、応援していきたいです。

「海猿」「ブラックジャックによろしく」は、とりあえず2010年12月末まで無料公開中のようですので、是非ご一読をお勧めします。PCでもものすごくスムーズに見れますが、iPadで見ると、最高です。

 次回、この勢いで映画版「the last message 海猿」観に行ってきます。
 踊る大捜査線3ばりの非合理的に酷い映画だともっぱらの噂なので楽しみです。

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 2001年に流行った、「世界がもし100人の村だったら」という文章。

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(2008/10/01)
池田 香代子

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 この文には、この様な一説があります。

村に住む人々の100人のうち

20人は栄養がじゅうぶんではなく
ひとりは死にそうなほどです
でも15人は太りすぎです

銀行に貯金があり財布にお金があり
家のどこかに小銭が転がっている人は一番豊かな8人のうちの1人です

自分の車を持っている人は7人のうちの1人です

村人のうち
1人が大学の教育をうけ
2人がコンピューターをもっています
けれど
14人は文字が読めません



 この数字の信憑性については、あちこちで検証があり、異論反論が出ていますが、ここではそれは無視します。

 2010年の今になって考えることは、世界は100人の村のように小さくなりつつあるということです。


 2001年は、日本でブロードバンドの普及が始まった頃であり、インターネットで世界が変わるなんてことを言っているのは、アメリカの先端企業だけでした。

 この文章はメールマガジンで広まったのですが、その広まり方も、○日にxxメーリングリストによって△人くらいに広がり・・といった、牧歌的な広がりでした。

 2010年の今では、携帯のパケット定額も含めれば、日本人の80%以上がネットに常時接続可能であり、こんな文章はホリエモンとか宇多田ヒカルがtwitterでリツイートすれば、あっというまに数十万人に広まります。

 物語が広まるスピードが桁違いに変わるのですから、世界の広さも変わってきます。

 当時は、世界とはまだ離れたところにあるもので、外国でどんな暮らしがなされているかは、テレビのブラウン管の向こう側の話でした。
 それゆえに、その想像上の産物である「世界」を自分の眼の届く範囲である「100人の村」に縮小したこの文章が画期的だったと言えます。

 2010年に今、世界が遠く離れているのは今も同じで、外国人の暮らしは相変わらず液晶ディスプレイの向こう側です。
 しかし、最先端の企業ではそんなに離れているわけではありません。

 日本のユニクロの店舗でどの商品がどれだけ売れたかの情報は、あっという間にインターネットを通して中国やバングラディッシュの工場に伝わり、このデータを元に新しい商品を生産します。
 この工場がある場所は、10年前にはたぶん「20人の栄養がじゅうぶんでない人」ばかりが住んでいるところだったと思われます。

 日本人が着る洋服を作る事で、彼らは「財布にお金がある上位8人のうちの1人」になったことでしょう。もしかしたら、「100人のうちの2人しかいない、コンピューターを持った人」になれたかもしれません。

 10年間で村の様子はどんどん変わっていきます。

 少数の裕福な人と、多数の貧しい人がいた村。
 貧しい人の所に仕事が届きはじめ、貧しい人が少しだけ豊かになりつつあります。

 もちろん、逆の出来事も起こっています。
 豊かな人の仕事が、貧しい人に渡ったため、豊かな人が少しだけ貧しくなるのです。

 実際、日本にはほとんどいなかった、「栄養がじゅうぶんではない人」が、ちょっとづつ生まれている気がします。
 これは、良くないことなのでしょうか?

 格差問題、貧困問題と、多くの人が警笛を鳴らしていますが、世界がもし100人の村だったら、村全体を見れば、格差は縮小しています。
 また、日本に住んでいる人は、わざわざ世界を100人の村にしなくても、世界の様子が少しリアルに味わえるようになったわけです。

 2001年には想像上の物語でしかなかった「世界の100人の村」
 これが少しずつ現実に近づいていき、何年か後、ほんとうに世界のどこの100人を連れてきても「100人の村」になるくらい、世界中が平等になったとき、日本はどんな風になるんでしょう?

 面白いような、気持ち悪いような、何ともいえない気分ですが、世界がもし100人の村だったら、80人くらいは今よりも幸せになると思うので、今よりいい世界な気がします。

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2010年8月24日 アニメ監督の今敏(こんさとし)氏が亡くなりました。

 私はこの辺に疎い人なので彼の名前を知らなかったのですが、ふとしたきっかけでWeb上で話題になっていた、彼が最期に自身のblogに載せた文章を読みました。

2010年8月25日(水曜日)さようなら
http://konstone.s-kon.net/modules/notebook/archives/565

忘れもしない今年の5月18日。
武蔵野赤十字病院、循環器科の医師から次のような宣告を受けた。
「膵臓ガン末期、骨の随所に転移あり。余命長くて半年」
妻と二人で聞いた。二人の腕だけでは受け止められないほど、唐突で理不尽な運命だった。
普段から心底思ってはいた。
「いつ死んでも仕方ない」
とはいえあまりに突然だった。


で始まる文章は、この5月18日からの彼の生き様が赤裸々に語られています。
 
 生き延びるための治療手段を模索したこと
 友達と妻の手を借りて、資産を管理する会社を作ったこと
 死ぬと思った山場を何とか乗り越えてしまったこと
 大切な人に最後のお別れをしたこと

 その描写は、映画監督という職業柄か、本人の気持ちを語っているのに、どこかに仕込んであるカメラで撮影したような、その時の彼と彼の周りの人々の姿が見事な演出の中で撮影されているような、生々しくも、哀しく、すっきりとした話でした。

 その後、私のホーム映画館、早稲田松竹で彼の代表作三作を上映するということで迷わず全作品を観賞してきました。

 本作の上映は、土曜から金曜まで一週間行われたのですが、平日も含め連日超満員だったとのことで、彼の残した影響の大きさを感じます。
 その彼の代表作、パプリカ、千年女優、東京ゴッドファーザーズの三作を観て感じたことは、彼は現実と夢の世界を行き来する人だということ。

 パプリカは、(インセプションのような)他人の夢の中に入ってその人を治療する機械を巡って、現実と夢が入り交じる話
 千年女優は、人目会っただけの男性の影を追いかけながら、戦後から現在までの激動の時代を生き抜いてきた女優の話。
 東京ゴッドファーザーズは、人間関係が破綻している3人の浮浪者が、一人の赤ん坊を拾うことから、夢のような偶然の重なり合いの中、人生を再構築する話。

 どの作品も、人の想いが現実の行動を走らせ、現実の行動が人の心を変えていく。夢の世界と現実の世界の相互依存を描いた話でした。

 そんな彼に突きつけられた現実が、「膵臓ガン末期、骨の随所に転移あり。余命長くて半年」そして、「肺炎で死を覚悟した後、奇跡的に生き延びた」だったのです。

 彼がしたことは、実の両親とアニメ監督の師匠に会うこと。
 現在制作中の作品のスタッフに詫びること。そして、妻を誇りに思うことでした。

 千年女優で、主人公がたった一つの想いを追い求めて人生を生き抜いていったように
 東京ゴッドファーザーで、たった一つの偶然が紡ぎ出した数々の奇跡が、主人公の人生を再構築していったように

 ひとつの残酷な運命が、彼の人生をしっかりとまとめ上げ、最期にきっちりと落とし前をつけていったようです。

 そして、本人もその感覚があったのでしょう。
 物語にちりばめられた全ての伏線を回収し、自身の頭の中にあった構想を全て画面に表現し、きっちりと流れるエンドロール。
 これを試写室で眺める映画監督のように、晴れやかで、すっきりした気持ちがこの文章の中に詰まっています。

 漫画、ブラックジャックによろしく がん医療編で、主人公は、最期にこの様なことを訴えます

「がんは死と向き合い、残していく人たちに別れを告げる時間のある病です。
 最期まで寄り添ってくれる医者がそこにいるのなら、僕はがんで死にたいです」

 余命宣告という悲痛な現実も、それが想いを突き動かし、現実をきちっと整理して、思い残すことなく亡くなった今敏監督。

 彼の最期の1ヶ月間の行動と、この文章を読んで、どんな現実でも受け入れる勇気と、最善の行動を取る気力があれば、自分や他人を幸せに出来るのだなと強く感じました。

 ご冥福をお祈りすると共に、人間の想いの力強さを伝えてくれたことに感謝します。
 そして、今、この世に生きていて、そのうち死んでしまう全ての人たちに、この文章を読むことをお勧めしたいです。


2010年8月25日(水曜日)さようなら
http://konstone.s-kon.net/modules/notebook/archives/565

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 2010年11月3日は、見事な晴天!
 その真っ青な空に、まっすぐな飛行機雲が!

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 自衛隊の入間基地は、西武池袋線稲荷山公園駅から徒歩1分という、ものすごく便利なところにある、最も手軽に行ける自衛隊の基地です。

 そして、毎年11月3日は航空自衛隊 入間基地 航空祭という催しがあり、航空ショーが披露されるわけです。

 祭り自体は午前9時から行われているのですが、グダグダと11時くらいに稲荷山公園駅に着くと、そこは祭り!

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 例年20万人以上が詰めかけるらしいのですが、とにかく、人、人、人。
 入場ゲートの荷物検査渋滞により、大変なことになっていました。

 ただ、周辺の自動販売機が丸ごと売り切れになってたり、コンビニが入れない状態になってたり、屋台で焼きそば買うのに20分待ちになってたりという、悲惨な状況ではありません。

 家族連れがお弁当をもって集まってくる様なイベントなので、鬼気迫る雰囲気はなく、のどかな田舎町の中をたまに子供が泣き叫ぶといった感じです。

 午前中から、ヘリコプター部隊とか落下傘部隊とかの演習もあるのですが、それ以外に滑走路近くで戦闘機やヘリコプターの展示がしてあります。

P1170814.jpg  
 かっこいい・・・。

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 でかい・・・。

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 機体には爆弾を積んでおり、実践の中ではこの飛行機の下は火の海であり、多くの焼死体が生み出されるわけですが、そんなことを考えるまもなく、その機能性を研ぎ澄まさせた末に生まれる美しい流線型に魅了されてしまうわけです。

 そして、メインイベントの、ブルーインパルスアクロバット飛行!

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 正式名称は「第4航空団第11飛行隊」アクロバット飛行を披露することが任務という素敵部隊が大空を駆け回ります!

 ぶーん!
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 しゅわーん
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 しぱーん!
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 これは・・・
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 大空に、でかすぎるハート!
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 そして、
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 星ダー!

 あまりにも美しい光景を見ると思考停止してしまうように、あまりにもダイナミックな物を見ると思考停止に陥りそうになります。

 空というあまりにも広大なフィールドを、ものすごいスピードで駆け上り、重力加速度よりも早く落下する。
 そのあまりの爽快感は、国防費うなぎ上りとか、憲法第九条とか、日米安保条約とか、国家財政の危機なんて事はすっかり忘れさせてくれます。

 もう、こんな動きとかしちゃうわけですよ!
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 数十分の航空ショーはあっという間に終わり、心地よい疲労感と爽快感で、帰りの人混みも幸せな空気に包まれているようでした。

 バイバイ!ブルーインパルス!

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 この開放感と迫力は、現地で見ないと伝わりません。
 毎年やっているそうなので、是非行って観ることをお勧めします! 
 なお、本日の来場者数は、史上最多の28万人だったそうです。
 そりゃ、こんだけ天気がよけりゃ、行くって!
 ちゅか、史上最多でこんなもんなら、全然余裕です!

 おまけ
 ものすごく新鮮じゃなさそうな果物屋

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