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 本日、朝起きたら、携帯電話がお亡くなりになっていました。。

 普通に動いているのですが、どのボタンを押してもうんともすんとも言いません。
 昨晩、コップに麦茶を入れていたところが結露して、机がびたびたに。
 その近くに携帯が置いてあったのが原因のようです。。

 トイ・ストーリー3を見ていると、最近iPhone4を予約したもりぞおさんの様子を見て、携帯くんがすねてしまい、夜中のうちにびたびたの机に身投げしたのかも・・・などとも思ってしまいます。

 そんなもりぞおさんの携帯は、コレ。

P1170038.jpg

 Softbank所属、パナソニック製、白くて薄っぺらい携帯です。

 世界一周をする時に、「ソフトバンク」「薄くて軽い」「世界中で使える」の3点だけで選んだ携帯です。

 日本の電波状況ですと、ソフトバンクはあまりよろしくないようですが、日本国外で使う分には一番良いです。

 もともと、ボーダフォンだっただけあって、世界数十ヶ国の会社と提携しており、今回世界一周で回った30近い国でも9割方の国で使うことが出来ました。

 もちろん、海外で通話やWebをするとえらいこっちゃな料金になるのですが、ソフトバンクの携帯(iPhoneはのぞく)の場合、メールの一部を無料で受信することが出来ます。

 ソフトバンクの場合、最初の50文字は無料で受信できます。
 メールが届くと、50文字と「続きを読む」というリンクが表示されるので、リンクをクリックしなければ金がかからないのです。

 もりぞおさんは、メールはPCのメールが携帯に転送されるように設定してあるため、重要なメールだったらリンクをクリック(受信料一通100円)。そうでもなければ、ネットが繋がるところでPCで読む。という使い方をすることで、通信費を抑えていました。

 通話も、非常時だけなので、毎月の使用料は2000円以下。
 長期旅行中にお守りとして持っておくのにはお勧めです。

 この携帯のいいところは、日本のガラパゴス携帯と呼ばれているモノなのに、余計な機能はほとんど無く、テレビも見れない、写真はしょぼい、3軸ジャイロなんちゃらはついていないし、おさいふケータイすらムリ。
 でも、薄くて軽くて丈夫でデザインがiPod nanoみたいでかわゆいのです。

 まあ、そんな丈夫な携帯も2年間使ったところで成仏してしまったのですが。。

 一緒に世界28ヶ国を回って、電波が入らなかったのが、キューバエクアドルくらい。 君は、よくがんばった!

 まあ、ガラパゴス諸島はエクアドルにあるので、ガラパゴス携帯はガラパゴスで電波が入らなかったんだけどね。

 で、携帯くんはダメ元で、小一時間扇風機の前につるしていたら、息を吹き返しました!
 とりあえず、安心。。iPhone4が届くまで、何とか死なないでくれ・・・。


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 オーシャンズと

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 ほとんど違いが分からないパッケージ画像からもわかるように、二つを混ぜてもどっちかどっちだか分からないような、似たような映画です。
 しかし、両方とも、ダイビング好きにはたまらない映画です。ダイビングしたことない人が観ても、潜りたくなるかも。
(ちなみに、ジャンレノが素潜りするのは、グランブルーです)

 ただひたすら、海の生物の様子を撮影したフィルムに、音楽をのせて、美しく、感動的に仕上げただけの映画なのですが、ダイビングをやるモノとしては、コレの撮影にどれほど労力を使ったのか考えるだけでも、神認定したくなるほどの映像です。

 なにせ、ダイビングでは、クジラやイルカなんかの大物に遭遇するだけでも運が良くなくては出来ないのに、さらにそれが狩りをする場面なんて、どれくらいの確率で遭遇できるのかと。

 さらに、ダイビングで一眼レフカメラを使うだけでも滅茶苦茶でかいカバーやライトが必要なのに、映画の撮影なんてどんなことになるのかと。

 そして、海の中で体勢を一定に保つだけでも大変なのに、静かに動く動物を、カメラを揺らすことなく撮影するなんて・・・。

 もう、映像自体が奇跡みたいな恐るべき映画なのです。

 とはいえ、観るときはでかい画面に映して、どわーっと、その雄大さと繊細さに感動していればイイだけなので簡単です。

 オーシャンズは、ディープブルーよりも、「人間によって海の生態系は破壊されている・・そのために海の生物は・・」的な説教が多いのですが、正直そんなことは要りません。
 その象徴的なシーンとして、オーシャンズに、サメが人間(たぶん中国人)に捕獲されて、ひれだけ切り取られて、生きたまま捨てられるというシーンがあります。

 しかし、ディープブルーで、シャチがクジラの赤ちゃんを狩るシーンがあるのですが、シャチはクジラの舌とあごだけを食べて、残りの部分はそのまま沈んでいきます。

 そして、沈んでいった身体は、小魚の餌となり、残った骨は海底の砂となり、別の生命の源となるのです。

 愛すべき、生まれて育っていくサークル
 君やぼくをつないでる緩やかな止まらないルール


 また、オーシャンズの中では、大物だけではなく、コブダイやカサゴなどの中型の魚もフィーチャーされています。



 佐渡島で撮影された、「コブダイの激しい縄張り争い」(と、宮沢りえがナレーションする)シーンは、 どう見ても、

「ここはぼくのなわばりだから、はいってきちゃだめなんだよー。こぶこぶ。」
 といってじゃれあっているようにしか見えません。

 その、こぶこぶっぷりが可愛らしくてたまらない。

 こんな風に、人間は勝手な道徳観や状況説明で魚や地球の様子を解説しているけど、たぶん魚や地球的にはそんなことはお構いなしで、自分で勝手に生きているわけです。

 でも、人間としては、自分の考えにオーバーラップして物事を見た方が楽しくなるわけで、やっぱり、いろいろな台詞をかぶせてみたくなってしまいます。

 その最たるモノが、「ファインディングニモ」で、海の生物たちの動きの特徴に、面白すぎる台詞を重ねて、人間が持っている様な悩みや喜びを表現させているのです。

 だから、我々も海の生物を観るときに、こういう映画で制作者がつけたストーリーや台詞に乗っかるも良し、自分で台詞を考えるも良しと、いろいろな楽しみ方が出来るのです。

 でも、一番楽しいのは、やっぱり自分で潜って、自分で観て、自分で台詞を考えること。

 その魚がいる海が、陸地からどれくらい離れていて、どれくらいの温度で、どれくらいの広さで、まわりにどんなモノがあって、どれくらいの早さで泳いでいて・・・そんなたくさんの情報を踏まえて、今この魚はどんなことを考えているんだろうなーと想像するのは、ものすごく楽しい作業なんです。

 もっというと、旅の楽しさってのはそういうことです。
 ある特定のモノを観ることが楽しいのではなくて、そのモノのまわりの環境(それは地理的な事であり、歴史的な事であり、まわりにあるモノであり)を身体で感じながら、いったいこれはどういうモノなんだろうってのを想像するのが楽しいのです。

 私が世界一周中に書いた文章は全てそんなモノ。
 いろいろな国の経済状況や歴史、現地の風景や人々の姿をちょこっとだけかじって、あとは想像力を膨らませて、その国のイメージをスケッチする。

 観ることと、想像することと、スケッチすること、その全てが楽しいからあんなにマメに、2日に一度以上も更新できたんだなあ・・・と、思うわけです。

 と、いうわけで、来月末には、オーストラリアのグレートバリアリーフに潜ってクジラちゃんに会ってきます。

 南太平洋はどれだけ広くて、クジラちゃんはどんな風に泳いでいるのでしょうか?
 潜る前に想像するだけで楽しくて仕方がありません。

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日本という国には、大変勤勉な1億人以上の国民がいました。
 勤勉であるがゆえに、素晴らしい商品を作る事が出来、その製品を世界中に売って国民は裕福になりました。
 裕福な国民が1億人以上いるがゆえに、たくさんの製品を国内の人々に売って企業は裕福になりました。
 裕福になった企業は、そのお金を様々なものに投資し、より素晴らしい製品を作りました。
 日本国は、裕福な企業や国民からたくさん税金をとり、たくさんの公務員を雇って道路や公民館などを作りました。

 20世紀の日本のお話です。

 21世紀に入って10年。
 先週号の日経ビジネスはこんな特集記事です。

日本倒産

 特集記事の前に、20世紀の日本のお話が昔話になったことが分かる記事が載っています。

「マーチ」輸入は空洞化の号砲
7月13日、日産はフルモデルチェンジした小型車マーチの国内での販売を開始する。だが、今回の全面刷新は、これまでとは意味合いが大きく異なる。車両の生産地を日本からタイに全面的に移したからだ。
 日産の追浜工場(神奈川県横須賀市)を代表する生産品目だったマーチだが、新型では、日本向けモデルの全量を生産するのはタイの子会社。追浜工場から全面的に生産を移管した。

 日本でしか作れなかった素晴らしい製品は、東南アジアや中国の発展により、別の国の工場でも作ることが出来るようになったのです。

 素晴らしい商品を別の国も作る事が出来るようになったため、世界中に売れる製品が少なくなり国民は貧乏になりました。
 国民が貧乏になった上、人口、特に若い人の人口が減ってため、国内の人々に製品が売れなくなり企業も収益が減りました。
 収益が減った企業は、高い法人税や、労働コストを払うのが嫌になり、工場や本社機能を別の国に移し始めました。
 日本国は、貧乏な国民や海外に行った企業からは税金が取れなくなり・・・。

 公務員の数を減らして、道路や公民館を作るのをやめて、借金を減らさなくてはならなかったのですが、10年間変わらずにたくさんお金を使いまくったので、借金は途方もなく膨れ上がりまくり、破産に向かってまっしぐらです。

 現実問題、経済的な状況は、ギリシャやスペインを上回り、ぶっちぎりのトップで走り続けています。

P1170032.jpg

 ギリシャのように破産しないのは、日本国民が銀行や生命保険会社に預けたお金を、銀行が国債として日本国に貸しているためです。
 言ってみれば、バカな親(日本国)が、貯金好きな子供(国民)に金を借りまくっている状態です。

 ただし、給料が減って、高齢化が進んでいる「子供」の金が尽きるのは時間の問題です。
「子供」に金を借りられなくなった「親」は、「他人」(他の国の人)にお金を借りざるを得なくなるわけですが、この人たちは子供と違って、いつ借金取りに変身するか分かりません。

 しかも、慈善事業でやっているわけではないので、ある程度金利がつかなくてはお金を貸してくれないため、金利を引き上げる必要があります。

 日経ビジネスの記事には、金利が引き上がったときのシミュレーションが載っています。
 現在35年変動金利型ローン 金利1.2%で住宅ローンを月々8.7万円払っている人は、5年後に金利が3.2%になると月々の支払いは10.9万円に跳ね上がります。

 その頃、さらに世帯年収が減っていれば、多くの家庭で支払いが滞り、ローンは不良債権となり、銀行は余裕がなくなり、国債を買えなくなります。
 国民生活の不安定化により、税収は下がり、社会保障費は余計にかかるようになり、よりたくさんの国債を発行しなくてはならなくなります。

 こんな状況で、どっかの国のヘッジファンドあたりが、日本国債に大量に空売りをかけたら・・・日本国債の暴落は確実です。
 そして、国債を大量保有している日本の銀行はあぼーんし、日本経済は大混乱になります。

 引き金は、金利の引き上げになるのか、日本国債が売れ残ることなのか、いきなりヘッジファンドが空売りするのか、全く別の経済危機からなのかわかりません。
 ただひとつ言える事は、現在の日本国の経営状況は、薄い氷の上でタップダンスを踊っているような状況で、いつ氷が割れて落っこちるか分からないということです。

 現実問題、3年前には世界最強通貨であったユーロが、アメリカの経済危機を引き金に暴落しています。
 表立っては誰も問題視していなかったギリシャが経済破綻し、公務員の給料が暴落し、失業率は20%を超えています。
 国の経済が破綻するというのは、日常的にあることで、それは結構あっさりと、かつ、あっという間に起こります。

 日本国の縮図ともいえるJALは、破綻するまで全く何も変わらず、ストとかデモとかやっていました。
 日本国も、いまだに国家予算は年々増え続けており、何も変わる様子が見えません。

 少なくとも、氷が割れないようにするためには、タップダンスをやめる必要があるわけで、そのタップダンスとは国の借金の増加です。
 借金を減らすためには、税収を増やすことと、支出を減らすことが必要です。

 法人税(や高額所得者の所得税)を増やすと、前述のとおり企業(や金持ち)が海外に行ってしまうため、消費税を増やすしかありません。
 支出を減らすことは、公務員の抵抗にも負けず、バンバン予算を削り給料を下げたり、年金などの社会保障費を減らす必要があります。

 やる事は明確なのですが、実行に移すには、この国の官僚は優秀すぎるし、この国の議員の権力は弱すぎるし、菅さんは「強い社会保障」とか言っているしで、当分無理そうです。

 日本人より給料が安い国の人たちが、日本人が作るのと同じモノを作れるようになったのだから、その仕事は外国に持って行かれて、日本人の就職口や給料は減る。
 国全体でそれが起こってるのだから、給料も、社会保障も、公共サービスも減るのが当たり前。

 でも、贅沢に慣れてしまった日本人は、それを受け入れることができない。

 こんなわけで、もりぞおさんは、もう一回倒産して、強制的に予算を減らして税金を増やすしかないんじゃないかと思っています。
 IMFかなんかに入ってもらって、バンバン公務員の首を切り、消費税を跳ね上げる。それはまるで、今のギリシャのように。そして、JALのように。

乗務手当廃止へ…賃金体系変更、労組に提示

 日本国には、失われた20年の後に、暗黒の10年がおとづれるのではないかと思っています。

 ただ、一つ希望があります。

日本という国には、大変勤勉な1億人以上の国民がいました。
 その頃には1億人を切っているかもしれませんが、たとえ貧乏になっても、いや、貧乏になったからこそ、勤勉さはひときわ際立ちます。
 その勤勉さを、日本企業の無駄な我慢大会に使うのではなく、世界の人が欲しがる製品・サービスを作るのに使えたら。。

 もりぞおさんは、その時が来るのを楽しみに待っています。
 消費税が20%を超えるか、1ドルが200円を超えるか、失業率が20%を超えたところで、たぶん物価が安い国に移住するので、どっか異国の地でネットでその様子を、スイカでも食いながらのんびりと見ていられるように、今から下準備を着々と進めたいなと考えております。

そして、日本復活の息吹が見え始めたところで帰ってきて、お国のお役に立てる人材になりたいなあなどと思うのです。


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 映画館では1年くらい前から予告していた感がある、トイ・ストーリー3。

ToyStory.jpg

 1995年に1が、1999年に2が発表されたのですが、3は2010年。
 これだけ時間がかかったのは権利関係のあれこれとかがあったのですが、それは置いておいて、映画の中でも時は流れており、1,2では小さな子供だったおもちゃの持ち主、アンディは、もうすぐ大学生になります。

 アメリカでは、大学は寮に入ることが多いのですが、アンディももうすぐ入寮。
 おもちゃたちは、アンディと一緒に寮に行くのか、屋根裏部屋に保管されるのか、ゴミに出されるのか、気が気ではありません。

 そんな状態から物語はスタートするのですが、「子供と遊ぶ」という使命や「アンディの持ち物」である事への誇りを失いかけているおもちゃたちの動揺が、そこかしこに散らばっています。

 アンディに遊んでもらうために、不毛な作戦を展開するおもちゃたち。
 アンディに触ってもらっただけで喜ぶおもちゃたち。
 そして、作戦終了後のあきらめ。

 それは、50代になって、会社的にお荷物になって、リストラ対象となっている、日本のお父さんたちのようです。

 しかし、そのおもちゃのリーダー役である、唐沢寿明似のカウボーイ人形、ウッディは一人、気丈な態度をとり続けます。

「俺たちはアンディのおもちゃなんだ。
 最後まで、アンディについて行くべきなんだ。」

 他のおもちゃが、捨てられたと思って落ち込んでいるときも、一人でみんなを鼓舞し、アンディの元に帰ろうと訴えかけるウッディ。

 これこそ、混迷の時代にふさわしいリーダー象。
 ウッディを輸入してきて、日本の総理大臣に任命した方がいいのではないかというくらい素晴らしい、一本芯の通った、男の中の男っぷりを見せてくれます。

 そんな、ウッディたちのおもちゃと、新登場の心に傷を持ったおもちゃたち。ついでにでてくるトトロのぬいぐるみなど、物語は非常に綿密に練り込まれた脚本で紡ぎ出されていきます。(踊る大捜査線と真逆だ・・・)

 本作は3Dで公開されているのですが、その素晴らしいストーリーと自然な3D効果により、途中から3Dであることを忘れてしまいます。
 しかし、無数のゴミが溶鉱炉に落ちていく場面の迫力や、アメリカの普通の街の普通の風景がまるで実写であるかのように見えるなど、冷静になってみると、恐るべき技術が投入されていることが分かります。

 そして、トイ・ストーリー3の最大の素晴らしさは、そのラストシーンです。
 トイ・ストーリー3作のラストでもあるこのシーン。
 今までの、アンディとおもちゃたち、特にウッディとの思い出がぎゅっと圧縮された感情が、二人の台詞からあふれてきて、ただのおもちゃと子供の話なのに、これ以上なく感動させられます。

 ウォーリーとか、カールじいさんの空飛ぶ家ボルトなど、ピクサーの映画は、なにげに冒頭の30分間が一番面白かったりすることが多いです。

 これは、アニメのキャラクターに対して、観客に感情移入させるために、とにかく前半30分間で観客の心を掴もうとしている結果でしょう。

 しかし、10年以上の歴史を持つトイ・ストーリー。そして、この3の中の行動だけでも伝わるウッディの魅力によって、最後の30分間までとっておきを使う必要が無かったのでしょう。

 それ故に、とにかく最後の30分が素晴らしい。

 アンディは、こんなおもちゃたちに囲まれて、ホントにいい子に育ったよ・・・。

「ゆとり世代」とかいって、若者をバカにしてちゃダメなんだ。ちゃんと、一生懸命一緒に仕事をしていれば、みんな、立派な社会人に育っていくんだよ。

 日本語のキャッチコピーは、
 さよならなんて、言えないよ…

 小沢健二を彷彿とさせるコピーですが、この映画ほどこの言葉が深く刺さる話はありません。

 子供の頃の思い出を忘れかけた大人も、今、おもちゃで遊んでいる子供も、絶対観に行くべき映画です
 唯一、辞めといた方がいいのは、引っ越しとか大掃除とかで、モノを大量に捨てなくてはならない人。マジでモノが捨てられなくなります。
 うちも、モリゾーとかキッコロのぬいぐるみに話しかけられそうで・・・。


 なお、同時上映の短編、Day and Nightも傑作です。
 これは、3Dであることを前提に作られたと思われるスゴイ映像ですので、是非とも3Dで観ることをお勧めします。

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 これは、踊る大捜査線を、Movie1を飛行機の中で半分寝ながら観ただけの男が、3を観て好き勝手文句をいう文章です。

 1Q84について書いた時みたいに、どこまでばらしても読者の人が小説を楽しめるかとか、そういう気を遣うこともなしに、ネタバレ全開です。(ってか、シナリオが破綻してて、明らかにまだばらしちゃいけないことを劇中で軽くばらしているから、今更私が・・という気もする)

 そんな文章なので、青島ファンとか、これから行くに当たってネタバレしたくない人はこれ以降は読まないでください。

踊る3

 もりぞおさんは、数ヶ月に一度くらいは爆弾のような映画が観たくなります。
 1月に「アマルフィ」
アマルフィ 女神の報酬 日本映画の駄目なところをギッチリ詰めてみました。イタリアで

 3月に「交渉人 the movie」
交渉人 THE MOVIE タイムリミット 高度10000mの頭脳戦~「MOVIE」以外は全部嘘

 最初から自分の好みに合っていないと分かりながら、わざわざ観に行ってめたくそに書く。まるで当たり屋稼業です。でもやるんだよ。

 フジテレビ、織田裕二とくれば、思い出すのがアマルフィ。
 このアマルフィは、イタリアのセキュリティ会社が、ただの主婦である天海祐希が拳銃一個で占拠され、ローマ中の電気を止めてしまうという恐るべきザルのセキュリティ体制だったことで有名です。

 その伝統はこの踊る大捜査線にも受け継がれており、湾岸署の引っ越し中にあっさりと拳銃が盗まれます。

 まず、拳銃を入れた倉庫が外部ネットワークからのハッキングであっさり空きます。
 なんで、そんなモノをインターネットにつないでいたのか訳が分かりません。

 そして、その空いた倉庫に引っ越し屋が入って拳銃を盗みます。
 その引っ越し屋はバイトを電話番号だけで管理しており、犯人の名前すら分かりません。
 どんだけ、適当な管理なんだ。個人情報保護とかそんなレベルじゃないだろ。しかも、警察はそんな引っ越し会社使うなよ。

 さらに、警察はとことんバカで、同じ運送会社の同じ手口で、今度はセキュリティシステムのマニュアルをすり替えられます。

 拳銃盗まれた犯人がいた会社をそのまま使い続けるって、バカを通り越してわざとだろ!

 そして、このセキュリティシステムも恐ろしく、システムにコマンドを打ち込んでパスワードを入れると、全ての出入り口が分厚い壁にふさがれて、誰も外に出れなくなります。
 そのセキュリティシステム、なんのためにあるんだ。。

 また、そのパスワードが、WANGAN POLICE
 酷すぎる・・・。

 さらに、そのセキュリティシステムの開け方を知っている署員が一人も居ない。
 どういう教育してるんだよ。。マニュアル渡すだけで終わりかよ・・・。

 ちなみに、結局、電源落としたら全部空いたという衝撃的なオチでした。

 電気がシャットダウンされた瞬間、明らかにモーターが回って重い壁が持ち上がっていく様はシュールです。

 さて、この映画の主人公は織田裕二演じる青島係長。
 アマルフィの織田裕二も事件解決に全く役に立たなかったのですが、今回の織田裕二もやっぱり何の役にも立ちませんでした。

 それどころか、青島、健康診断の結果、胸に影が出来ていることを告知されます。
 家族でもなんでもない湾岸署の上司がいる席で。

 先日、ブラックジャックによろしくガン医療編を読んで、
「ガンを告知するということは、医者が患者の人生に踏み込むことだ」
 と、ただ事ではない悲壮感の中で戦っていたのですが。。。この医者、勝手に赤の他人を青島の人生に踏み込ませてるよ。。

 その上司は、案の定あちこちのそのこと喋りまくってるのも酷いのですが、10分後に「ただの撮影ミスだった」って事が分かるのも酷いです。
 さらに、それを知った署長が「元気がない青島の方が使いやすい」ってことで、青島に内緒にするという時点で、限りなく犯罪に近いです。

 そして、そんなことを知らない深津絵里が
「青島君、もうすぐ死んじゃうの・・・」的、涙のスピーチをするあたり、完全に脚本が破綻しています。
 観客は間違いだったって分かっているのに、涙ながらに訴えるヒロイン・・・。

 恐ろしいことに、この涙のスピーチは2回もあります。

 さて、今回の犯人は映画第一作の犯人である小泉今日子が洗脳した男です。
 無期懲役囚であった小泉今日子が洗脳出来た理由は、一回だけ外出したことがあるからです。
 その外出の方法は

「似た名前の服役囚の名前を使って申請書を書いた」

 警視庁、ボンクラ過ぎる。

 そして、10年前から服役している小泉今日子の信者がみんなネットカフェ難民みたいなのがまた底が浅いのですが、なぜ特例処置で出所した小泉今日子がスマートフォンみたいなので、2ちゃんねるみたいなのの書き込みを読んでいるのかと。

 どんだけフリーダムなんだよ、日本の刑務所。

 最後は、全ての事件が解決してどうでも良くなった後に、青島と小泉がピカピカ光っている爆弾の爆発に巻き込まれます。

 青島が緑色のコートを担いで命からがら脱出してくるのですが、そのコートの中身が明らかにマネキンなのが恐ろしい。
 さらに、ものすごい大爆発に巻き込まれたはずなのに、青島の着ている服が、クリーニングに出した直後のようにピカピカである所から、いかりや長介の魂はこの映画には受け継がれていないことがよく分かります。

 そんなこんなで、無駄に長い2時間40分。
 これを観た人は、どういう意味で面白いと感じるのかが非常に気になります。

 とりあえず、中国人が出てきたらカンフーを使わせるのは、いい加減やめにして欲しいところです。



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 先週より新しくなった、著者近景の画像。

似顔絵


 これは、漫画家の佐藤秀峰さんに描いていただいたものです。

 佐藤秀峰といえば、「ブラックジャックによろしく」
 この作品はまさに完結寸前の状態です。(昨日twitterで、最後の原稿が描き上がったと言ってました)

 なぜ私が彼に似顔絵を描いてもらえたかというと、彼が今漫画を掲載している「漫画onWeb」というサイトの企画で、「毎日一名に似顔絵をプレゼント」というものに当選したからです。

 私は、彼の作品が大好きで、以前より愛読しており、「漫画onWeb」も設立当初から見ており、twitterもつぶやき始めた初日からフォローしてます。
 で、しつこく何度も応募してたら、こうやって描いてくれたわけです。

 ちなみに、このサイトで彼の単行本を買うと、全てに直筆のイラストとサインを入れてくれます。

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 このサインが欲しくて買ったのが、ブラックジャックによろしくでも一番好きな、ガン医療編です。

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(2003/11/19)
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 ブラックジャックによろしくでは、日本の医療界が抱えている矛盾を、研修医の目線から認識し、その状況下で、医者が、患者がどうやって生きていくか、死んでいくかを、非情なまでに克明に描いていきます。

 ガン医療編で描かれるのは、「日本では、世界中で使われている抗がん剤が使えない」という問題です。

 日本の厚生労働省は、薬を認定する際に独自の基準を持っており、たとえ他の国で使われている薬でも、日本国にで使う前に一から検査をやり直し、何年もたってからやっと許可を下ろすのです。

 これは、検査基準を下げると厚生労働省の仕事(=権力)がなくなることや、日本の医薬品メーカーとの癒着などが理由であると想像されます。

 また、海外から薬を輸入することも出来るのですが、病院でその薬を使うとなると、健康保険の適用外となります。
 薬代だけが適用外になるのではなく、入院費用も含めた全ての医療費が適用外となるため、月の負担は100万円単位となり、これを続けることによって、残される家族の家を売るような事態にも発展していきます。(これは現在改善されています)

 この様な矛盾に真正面から切り込んでいく様は、実は作者の生き様そのものでもあります。

 先ほど、漫画onWebの話をしましたが、このサイトは作者が大手出版社を使わないで漫画を発表する作ったモノです。

 現在多く出版社の利益がガンガン落ちており、雑誌がバンバン廃刊になっていますが、漫画週刊誌もまたしかりです。
 次々と減っていく漫画雑誌。しかも、その漫画雑誌の原稿料は元々非常に少なく、アシスタント代などをさっ引くと、原稿料よりも経費の方が高くなるという状態です。

 売れている漫画なら、単行本の印税で黒字になるのですが、メジャー誌以外の雑誌では実は単行本が発行される漫画の方が少ない状態であり、「連載をすればするほど貧乏になる」という悲惨な状況に置かれている漫画家が多数居るのです。

 そのくせ、大手出版社の社員は30歳で余裕の年収1000万越え。

 大手出版社から発行される漫画雑誌というビジネスモデルが立ちゆかなくなっている今、なにか新しい漫画の発信方法を作らないと・・・ということで、自ら立ち上げたのが漫画onWebなのです。

 この中で、ブラックジャックによろしくは、一話10円で読めます。(新作は30円)
 この値段は、ブックオフの値段を念頭においているそうなのですが・・・安い。。
 ちょっと安すぎて心配になる価格ではあります。ただ、本人は漫画の売り上げもあがっており、出版社経由ではこなかった類の仕事も増えたということで、金銭的にも成功している状態だそうです。
 出版社や漫画雑誌の未来は暗くても、「漫画」という文化や「漫画家」という職業は必ずしも暗いわけではないのです。

 この様に、彼の主張は必ず改善策を出し、未来に希望を見せてくれます。

 このガン医療編。
 主役は、膵臓がんを患ったお母さんなのですが、彼女はガンに犯されながらも素晴らしい生き様を晒してくれます。

 また、ガン病棟での辛い記憶を持つ医師二人も、それぞれのポリシーを持ち、迷いながら、悩みながら、時に「医者とは何か」、時に「生きるとは何か」という所まで突き詰めながら、新しい道を探していきます。

 このクライマックスに当たる8巻の後半の美しさは、人生観を揺さぶられるような、衝撃的な印象を与えてくれます。
 
 彼女が、死を目前にして、家族に伝えたその言葉、そして家族の心に残したたくさんの物事は、二人の医師の心を揺さぶり、新しい一歩を踏み出すきっかけを与えました。

 これと同じように、作者が漫画にかける思いは、「漫画雑誌と出版社以外のルートから漫画を発表できる機会を作らねばならない」という使命を自らに課し、ついにそれを達成してしまいました。

 正直、PCで漫画を長時間読むことには違和感があるのですが、今月中にiPad対応になったらこの点は解消されるはずです。

iPadがやってきた! 予想以上に便利なメカ。読書だけでなくWebブラウジングもPC以上


 そして、iPadのような電子書籍端末が普及するにつれ、この流れは加速していくことでしょう。

 ビジネスとしては早すぎるものであるにもかかわらず、突撃していく行動力。
 そして、その行動を突き動かす、漫画への愛。

 間違っていることを間違っているといい、さらにその改善策を自ら切り開いていくこの人の作品を、私はずっと読み続けていきたいと思うし、きっと素晴らしい描き続けてくれると思っています。
 
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この文章には、1Q84 Book1,2およびBook3の目次レベルのネタバレを含みます。
 今後先入観なしで読みたい人は、ブラウザを閉じて、この分厚い本をめくり始める事をお勧めします。

1Q84 BOOK 31Q84 BOOK 3
(2010/04/16)
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 ついでに、iPadで読みたい人は、一冊100円でスキャンするサービスを承ります。

本を100円で裁断してスキャンしますの説明


 また、この文章を読む前に、私が以前書いたこの文章を読む事をお勧めします。

1Q84の前に 村上春樹エルサレム賞受賞スピーチ


1Q84 BOOK1-2 制御不能なシステムの中で、自分の居場所を求めて歩き出した卵の物語

 それでは、本編をドウゾ。(本編だけでも理解できるように書いたつもりです)

 1Q84は、社会のシステムに個人が立ち向かって行く話です。
 
「テレビを持っている人はNHKに受信料を払わなくてはならない」という
日本国という社会が作ったシステムを守るため、日々いろいろな家庭のドアをノックし続けたNHK受信料集金人である父親に育てられた大吾。

「世界人類が平和に暮らすためには、人類全てが神を信じなくてはならない」という
宗教団体という社会が作ったシステムを守るため、日々いろいろな家庭のドアをノックし続けた信者兼宣教師である母親に育てられた青豆。

 この二人は、幼少のころシステムに捕らえられていたため、心(特に性癖)に大きな病理を抱えています。

 しかし、彼らの心の奥底には、まさにシステムに捕らえられていた小学生の頃、たった一度、お互いに声をかけあった思い出が残っていました。
 システムの中で生存するために押し殺していた自分の心。しかし、この時だけは、自分の心が「嬉しい」と感じた瞬間だったわけです。

 そして、アラサーになった1984年。二人が、社会のシステムからちょっとずれた1Q84年に迷い込んだところで、この小さな思い出が彼らの心を支配し、感情の赴くままに行動することを決意させるのです。

 青豆を求め続ける大吾に対し、Book2の終わりに、「自分が死ねば、大吾は助かる」という結論に陥り、口の中に拳銃を突きつける青豆。
 システムに自らの命をささげる事で、大切な人を救うことが出来る。

 これは、世のお父さんたちが過労死するまでサービス残業をし続ける事に非常に似ています。
 それと同時に、多くの人たちがこのようにシステムにその身を心をささげる事で、システムはより強固になっていく事も案じさせます。

 この選択は明らかに間違いであるにもかかわらず、彼女は引き金に力を込めます。

 理不尽なシステムというものは自分の外にあるシステムにだけあるわけではなく、外にあるシステムによって影響を受ける自分の心にも存在しているわけです。

 しかし、青豆は生きる事を選択します。
 book2で完結していれば、「どちらの生き方も正解だよ」というメッセージになったと思うのですが、book3が出た事で、「自分の感情の肯定」を正とするメッセージに変わりました。

 この「システム」というもの。
 book1,2の書評にも「悪の大王のような単純なものではない」と書きましたが、このくだりでその複雑さがより詳細に描かれています。

 NHK集金人の大吾の父親は、何の迷いもなくドンドンと見ず知らずの人のドアを叩き、ドアの前で大声を出して住人をなじります。
 彼には罪悪感などもちろんなく、むしろ使命感を感じていることでしょう。

「テレビを持っている人はNHKに受信料を払わなくてはならない」
 というシステムは、元々は日本国いう組織が作ったものですが、大吾の父親のような人間をたくさん生み出すことによって、その人間がより強固に作り出していく物なのです。

 エルサレムスピーチで、村上春樹は、システムを「壁」、人を「卵」に例えましたが、青豆が拳銃を口に突っ込んだところは、まさに「壁」にぶつかって割れる「卵」の描写です。

 そして、「壁」は実は「壁にぶつかって割れた卵」によってより強固になっていくのです。

 理想を求めて政治家になるためには、たくさんの票を獲得しなくてはならない。
 たくさんの得票をするには、理想とは程遠い、「税金を国民にばら撒く政策」を提唱しなくてはならない。

 利益を求めてFX会社を経営していくためには、たくさんの顧客を獲得しなければならない。
 たくさんの顧客を獲得するには、利益を削って、「金を顧客にばら撒くキャンペーン」を開催しなくてはならない。
クリック証券に関しては、トータルで利益になれば全く問題ないですけど)

 このように、ある方向に進んでいくためには、時に真逆の行動をしなくてはならないことがあります。
 そして、その「真逆の行動をしなくてはならない」という事自体がシステムであり、良かれと思ってやっている事が、自分たちを苦しめる結果となるわけです。

 1Q84 book3の中で、大吾と青豆は、システムとは逆方向に、自分たちの感情の赴くままに冒険を進めていきます。
 
 論理的な思考と、冷静な判断力を持っているにも関わらず、幼き頃にシステムで受けた傷から健全ではない行動をしてくすぶっていた二人が、1Q84年の世界の中で、傷を乗り越え、壁を乗り越え、システムを乗り越えて、自分を取り戻して行く話。

 高度資本主義社会というシステムに軋みが出てきた世界。
 総中流、終身雇用、年功序列といったシステムが完全に壊れてきた日本。

 そんな2010年の心に明かりを灯してくれる、素晴らしい小説です。


 
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 私の最寄りの駅前ではいつも共産党の人たちがたくさんいて、こんなことを言っています。
「消費税10%反対!法人税減税反対!大企業優遇を許すな!」

 言わんとすることは分かるのですが、この話を聞くたびに思い出すのが、最近の楽天やユニクロの動きです。
楽天国際戦略:三木谷社長「日本企業をやめ世界企業になる」

 社内言語を英語化する話。本社機能を海外に移す話。彼は本気です。(なぜ断言できるかは内緒)

 日本で力がある企業はどんどん楽天の様になっていくでしょう。
 そうなったときに、法人税が高くて、規制が多くて、国家財政が不安定で、人口が減少して成長余地が少ない国に本社を置く必要はどこにもなくなります。

 多くの雇用を生み出すことができる大企業は、力があるだけに国境を越えることが出来ます。そして、力のない個人だけが国内に取り残されることになります。

 共産党は、そういうことを考えているのかな・・・。

 まあ、限りなくカルトに近い泡沫政党はどうでもいいので、前回の与党編に続いて、今回は自民党とみんなの党のマニュフェストについて書いていきます。

 まずは自民党。
 この党はやっぱり金があるのか、自民党 iPhoneアプリとか作っています。

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 党のスローガンが「一番」らしくて、蓮舫かハルクホーガンにインスパイアされたのが見え見えでかなりアレです。
 しかも、せっかくアプリをダウンロードしてるのに、ネットワークが繋がっている所じゃないと内容を読めないのが最悪です。

 さらに、iPhoneアプリをiPadで表示していることもあり、字が大きくて
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小学校低学年の教科書を読まされているようで、バカにされている気分になります。

 内容は「いちばん」があふれる社会にするために、下記の8項目を頑張ります!ってことのようです。
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 一項目ごとタップするとこんな風に
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簡単に「自民党はこうします」という説明がありわかりやすいです。(内容は薄いですが)

 ちなみに、Appleの標準電子ブックであるiBooksも出ており、こっちは政策集。
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 なんのカテゴリ分けもされずに270以上の政策が羅列されているという、2007年のマニフェスト「自民党「美しい国、日本」に向けた155の約束」の悪夢を彷彿とさせます。

 もう、めんどくさいので読みませんでした。

 続いて、民主党との「民みん連合」も噂されるみんなの党。
 こちらは、普通にPDFファイルです。

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 まず、頭に「小さな政府、活力重視、日米同盟基軸」という理念が書かれているのですが、文章が長い上に文字に装飾がないので、どこが重要か分からないのが残念です。

 次のページに、5つの重点項目が書いてありその点はフォローされているのですが、
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その後のページは、地獄のように長い文章が、延々と・・・。

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 文章に書いてある内容は、私が国の政治に求めていることと近いこともあり非常に共感が持てる部分が多いのですが、それなりに知識を持った人が読まないとちんぷんかんぷんなんじゃないかということもちらほら。
 逆に言えば、このマニフェストをしっかり読んで、分からないところを調べて理解すれば、この国の現状をかなり理解できるような気がします。

 つまり、
「内容が薄くて分かりやすいiPhoneアプリと、内容が濃くて読む気にならないiBookを併用している自民党」
「内容が濃くて読むのが大変なPDF一本のみんなの党」

 ということです。

 政策の内容については、各自で読んで判断して欲しいのですが、どの党に関しても「いいこと書きすぎ」感を感じてしまいます。

 自民党とみんなの党に書いてある「4%以上の経済成長で10年間で所得5割アップ」

 この世界的に見て給与水準が高い方である日本に置いて、所得5割アップなんて、超円安&インフレが起こらなきゃムリでしょう。
 なんでこんなことを書くのだろう・・・と考えていたとき、前回のエントリーと繋がりました。

 前回、クリック証券という会社が行っている、無謀なまでにお得なキャンペーンについて紹介しました。
クリック証券年利15%現金プレゼントキャンペーン ばら撒き方キャンペーンで現金をもらってみる

クリック証券

 100万円を2ヶ月間預けて、手数料一回80円の取引を5回やれば2.5万円もらえる。
 1000万円なら、25万円。
 あまりにも美味しすぎるキャンペーンで、「みんな申し込めばいいのになー」と思う内容です。

 その内容を、自分なりに分かりやすく、想定されるリスクも含めて紹介したつもりなのですが、記事に張ってあるリンクから申し込みをしてくれた人は、読んでくれた人の数から見ると、あまり多くありません。

なんでだろう。。
 私の文章の説明がわかりにくいからなのか
 FXとかよく分からないからなのか
 テレビで恐そうに報道しているから近づかない方が良さそうと思っているからなのか
 めんどくさいからなのか
 
 私にとって、ここから申し込みが少なくても小遣いが入らないだけなので全く問題がありません。
 しかし、クリック証券の社員で「申し込みが○件以上ないとクビ」という状況の人なら、そうも言ってられません。
 どんな甘い蜜を吸わせようが、なんとしてでも申し込みを取らなくてはなりません。

 それ故に、FX会社のマーケティング部・営業部は、こんな無謀なまでの額の甘い蜜を客にばらまいてでも申し込み者を増やさなくてはならないんだなと。


 そして、選挙というのは「得票が○票以上なければ無職」という状態です。

 その極限状態で紡ぎ出される言葉の集まりであるマニフェスト。
 そして、マニフェストを元に行われる政策運営。

 もう、これはシステムが根本的に間違っているのではないかと思い始めてきました。
 ダメじゃないのか?日本

 そして、この問題は、なんと、村上春樹「1Q84」のテーマにも関わってくるので、次回、書評「1Q84 Book3」に続きます。


おまけ
 クリック証券に負けないくらいお得なキャンペーンをやっているみんなのFX

みんなのFX

 こちらは少し規模が小さくて、10万円を2ヶ月間預けて、手数料70円の取引を1回やれば8千円-1万円もらえる」って感じです。
 詳細は、バナーをクリックした先をみてください。私は既に申し込みました。



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元々このページは、バカみたいに現金がもらえるFXのキャンペーンについて考察した記事だったのですが、そのキャンペーンは(たぶんFX会社大赤字により)早期終了してしまったため、2つのキャンペーンを紹介します。

 みんなのFXは9月末まで延長されました、そこそこ急げ!

1.みんなのFX口座開設キャンペーン
みんなのFX

 やっぱり、口座を開設して、10万円入金して、1回取引するだけで、8000円もらえます。
 
 口座開設は、住所とか電話番号を入れた上で、身分証明書をデジカメで撮ってアップロードすれば完了。
 15分かかりません。
 数日後、IDとパスワードが送られてくるので、「クイック入金」ってのをクリックして、銀行から10万円振り込むのですが、振り込み手数料は無料です。
 そして、一回取引をすればいいのですが、取引手数料は80円です。(買ってすぐ売れば、マイナス100円以内に収まります)

 全然手間がかからないで、8000円ももらえるのでお勧めです。
 締め切りは8月末から9月末に延長されました。

2 MJ-co.ltd
外国為替

 口座を開設して、適当に入金して、1回取引するだけで、8000円もらえます。(数十回取引するともう8000円もらえます)
 
 口座開設は、住所とか電話番号を入れた上で、身分証明書をデジカメで撮ってアップロードすれば完了。
 15分かかりません。
 数日後、IDとパスワードが送られてくるので、「クイック入金」ってのをクリックして、銀行から10万円振り込むのですが、振り込み手数料は無料です。
 そして、一回取引をすればいいのですが、取引手数料は80円です。(買ってすぐ売れば、マイナス100円以内に収まります)

 全然手間がかからないで、8000円ももらえるのでお勧めです。

 締め切りは8/31までに口座開設、9月中に取引です。

 最近のネット企業は、数千万払ってテレビに広告打つよりも、消費者に直接金をばらまいた方が有効と気付いたのだと思います。

 FXバブルはもうすぐ弾けるかもしれませんので、いまのうちに是非ひとつどうぞ。(ちなみに、お金の振り込みを8/31までに終わらせなくてはならないので、8/22の週前半までには申し込みをした方がいいと思います)



以下は、過去にあったものすごいばらまきキャンペーンの遺跡です。。

クリック証券

日本の都市銀行の定期預金利率が0.3%のこのご時勢に15%って・・・と思って調べたのですが、実際かなりお得なキャンペーンでした。

とりあえずむこう2ヶ月くらい使わない現金がある方には超おすすめですので、ここでご紹介します。

このキャンペーンは、クリック証券という証券会社が会員獲得のためにやっているキャンペーンです。
クリック証券の口座を開設して、その口座に金を振り込んで、5回以上取引し、2ヶ月放置すると振り込んだ金額の2.5%をプレゼントしてくれるというキャンペーンです。

年利15%って書いてあるのに、2.5%って・・・とお思いでしょうが、12ヶ月で15%なので、2ヶ月なら2.5%って計算だそうです。。まあ、許してあげましょう。

具体的にいくらくらい儲かるのかというと、
例えば、100万円を7月10日に入金すると、9月18日に、2.5万円振り込まれます。
500万円なら、12.5万円、1000万円なら、25万円です。(ちなみに、MAX1000万円)

結構な金額でしょう・・・。

リスクは、2ヶ月の間に5回取引をしなくてはならないという事。
この証券会社では一回の取引は1万通貨から。
日本円でドルを買うという取引なら、一回約90万円の取引を5回やらなくてはなりません。

ただし、手数料はすごく安く、ドルを買ってすぐ売れば、手数料は80円。
5回やっても400円なので、やはりお得感はあります。

まあ、欲張って長く持って大損しないように注意してください。(逆に大もうけするかもしれませんが)

早速私は、中国に送金する金もストップしてこの口座に金を突っ込むことにしました。

せっかくなのでやり方も書いておきます。
質問があったら何でも聞いてください。

1.クリック証券に口座を作る

クリック証券

 このバナーをクリックして、クリック証券のHPに飛びます。
 で、口座開設を選んで申し込みをします。
 ちなみに、上のバナーをクリックした人が申し込むと、私にいくばくかの紹介料が入ってきますので、
ぜひ一つお願いします。

 ちなみに、本人確認書類も、免許などをデジカメで撮影してアップロードするだけなので、郵送ゼロで開設できて楽です。
 15分くらいで全て完了しました。ちなみに、その後2営業日くらいでIDとパスワードが届きます。

2.クリック証券に入金する

 口座開設が終わり、IDとパスワードが送られてきた後、銀行口座からクリック証券にお金を入れます。
 即時入金サービスという機能を使うと多くの銀行から無料で振込みができて便利です。

3.取引をする
 とりあえず、5回ほど取引をします。
 手数料が安いのは円でUSドルで売買することです。
 その他、上がりそうな通貨を買うもよし、下がりそうな通貨を売るもよし。
 まあ、熱くならないことが肝心です。

4.2ヶ月待つ
 詳しいルールはこのHPを参照していただきたいと思いますが、

 簡単に言うと、入金して、約2ヶ月出金せずにクリック証券に置いておけば、2.5%分の現金が口座に振り込まれます。

例 7月10日に500万円振り込む → 9月18日に口座の金額が512.5万円になる

 ちなみに、このキャンペーンのリスクは、
・これをきっかけにFXにはまって大損をぶっこく
・口座に金が振り込まれる前に、クリック証券がつぶれる
 くらいのものです。

 ちなみに、クリック証券は、結構儲かっている会社なので、すぐに倒産ということはなさそうです。

クリック証券 キャンペーン 安全性 信頼性 倒産リスク 大丈夫?


 元々、CMに松本人志を使っていたような会社なので、

松本

広告宣伝費もたくさんあって、こんな無茶なキャンペーンがはれるのだなと想像がつきます。
 
ただし、やはりばらまきが過ぎたと今更気付いたのか、キャンペーンの期間が、7月末から7月17日に短縮されたようです。
口座開設は2営業日で出来るそうなので、まだまだ間に合いますが、さらなる短縮も考えられますので、考えている人は急いだ方がいいと思います。

 お金が確保される期間も2ヶ月ちょいと短く、リスクは非常に低いのでお勧めです。
 もりぞおさんは、株の売買用の金のほとんどと、中国送金用の金をこの口座につっこんで置こうと思います。

 麻生政権の定額給付金も、鳩山政権の子供手当ても、政府のばら撒き政策に縁がなかった私としては、証券会社からのばら撒きくらいは受け取っておこうかなと。

クリック証券

 ま、投資は自己責任で。
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