上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Check
 もりぞおさんは、選挙のたびにマニュフェストを読んで文章を書いています。
 
2005年民主党のマニュフェストは、バカみたいに耳障りのいいことだけが並べられており

2007年になると、「民主党10の提言(特に重要なのは3つ)」といったように、重点ポイントが整理されてきており

2009年には、さらに、いつまでに何をするかという手順までが書いてあり、


 実行力はさておき、自分たちがやりたいことを国民に明示するという点で、なかなか良くできた資料となっていました。

 さあ、2010年はどうなっているでしょう。
 今まで、頑張って紙の資料を取り寄せたもりぞおさんですが、今回からは、iPadでPDF版を熟読です。

P1170009.jpg

 一度、熟読中の熟睡を経て、たどり着いた結果は・・・5年間分後戻りしている・・でした。

 まず、菅直人総理の、そして民主党の政治理念。

 強い経済、強い財政、強い社会福祉。

 3つにまとまっているからとはいえ・・・それはムリでしょう。。
 借金まみれになっていて、財政が死にそうな日本。
 老人だらけになっていて、社会保障費がガンガン増えている日本。
 この2つの悲惨な状況で、財政を健全化させるのと、社会保障を厚くすることを同時に行うには莫大な税金が必要になります。
 そして、莫大な税金を徴収すれば、経済はガタガタになります。

 今、政治が成すことは、この3点を改善するために、まずはどの点の配分を重くして改善をするのか。そして、いつまでにどれを、どれだけ回復するのかという話のはずです。

 そこを、3つを全部改善して好循環をつくるなんて、魔法みたいなことを言っている時はもうとっくに過ぎ去っています。

 そして、その改善策につけた名前が「第三の道」

 第一の道が公共事業中心の財政政策、第二の道が市場原理主義に基づいた財政政策なのですが、「第三の道」がなにをすることによる財政政策かさっぱりわかりません。

 環境問題や少子高齢化に、アジアへの投資、観光への積極投資のようなことが書いてあるのですが、それは公共事業と何が違うのかよくわかりません。
 ぶっちゃけ、いくら読んでも、そんな程度で解決できるような根の浅い問題ではないでしょう。

 前回の選挙の時も書きましたが、日本の状況は高速の下りエスカレーターに乗っているようなモノです。

夏休み特別企画 もりぞおさんもマニュフェストを考える この国の現状をふまえて

 日に日に借金が増える国の財政はもちろん、途上国にガンガン仕事を持って行かれている経済も、老人がガンガン増えている社会保障も、普通にやったら確実に悪くなっていくことは確実です。

 だから、短期的に悪くなることを止められないのは仕方がないと思います。
 正直、1,2年の成果でボコボコにして政権をぶっ壊していては、永遠に問題は解決しないでしょう。

 とはいえ、このあと10項目に分かれてある、あまり具体性のない何でもやります的な政策で解決できるとは、とても思えません。。

 そして、このマニュフェストに書かれていないのに総理が発言して、勝手に数字が一人歩きしているのが「消費税10%」

 だったらさ・・・ちゃんと、マニュフェストに書こうよ・・。

 強い経済、強い社会福祉も大切だけど、まずは強い財政を達成させてくれ。
 消費税を10%にすることで、その他xxな対策をすることで、201x年までには財政はここまで回復する。

 そして、その安定した財政を元に、税金をxxに振り分けて次は強い経済を達成。
 充分な資金が出来たところで、社会福祉をxxまで強くする。
 ここまで、202x年までかかるが、それまでの間、市民生活はこうやって支えるがこの点は我慢してくれ。

 ってなかんじで、優先順位をつけて、いつまでに何をやるか。そこで悪くなる分はどうやって保証するか/どこを我慢して欲しいか を明確にしてくれれば、将来への展望は見えてくるはずです。

 今回のマニュフェストの最大の退化は、作業スケジュールがなくなったことです。
 いつまでに何をやるかを明確にすると、達成できなかったことがばれるので、明示したくないのはよく分かります。

 しかし、それでも、だからこそ、そこは明示して。出来ないことは出来ない理由を説明した上で修正すればいいんだから。
 マスコミの袋だたきを恐れるな!ガンバレ!

 別に民主党を応援している訳ではないのですが、それでもこれはもうちょっと何とかしないともういい加減日本終了になるよ。。って感情と、鳩山政権に対するマスコミの報道に対する疑念から、こんな風に応援演説になってしまいました。。

 次回は、他の政党のマニュフェストについて書きますが、まだ一個も読んでないので、来週水曜はスキップして土曜更新になるかもしれません。。。


関連記事
スポンサーサイト
Check
今回の上海旅行のもう一つの目的。それは、中国の銀行に口座を開くことです。

何度か言っているように、もりぞおさんは、日本の財政についてかなりやばいと思っています。
昔は「20%くらいの確率でろくでもないことになる」と言っていたのですが、そのやばさは日に日に増すばかりで、今では「50%以上の確率で・・・」に変わってきています。

そこで、「卵を一つのさらに盛るな」理論の実践として、2008年のHSBC香港に続いて、中国最大の銀行、中国銀行(Bank of China)上海支店に口座を作る事にしました。

月曜日。
上海の街中いたるところに中国銀行の支店はあります。
銀行の営業時間は朝9:00であるため、開店と同時にホテルの側の銀行に入ります。
持ち物は、パスポートと現金のみ。
窓口の兄ちゃんは普通に英語がしゃべれました。

口座の詳しいつくり方は、ここに書いてあった通りでした。

書類を2枚ほど書き、兄ちゃんの言われるがままに書類に何度も何度もサインをし、テンキーで自ら設定したPINコード(6桁)を押しまくる。
45分の時間と、20元の手数料で、口座が出来上がり、キャッシュカードとパスワード生成メカを入手しました。

これで、日本のシティバンクから送金を行ったり、ネット上で普通預金と定期預金を切り替えたり出来ます。

現在、中国銀行人民元預金の利率は10年定期で3.6%。
Bank of China人民元預金利率

ちなみに、日本の都市銀行は0.4%くらい。
日本に金を置いておく意味が分からなくなるくらいの差があります。

さらに、人民元の為替レートは政府の操作により1元=xドルにほぼ固定されているのですが、
不当に安すぎると問題になっており、アメリカがプレッシャーをかけてレートを変えようとしています。(人民元切上げ)前回の切上げでは何やかやで数年で20%くらい上がりました。
つまり、前回と同じくらいの切上があれば、自動的にドルベースで20%儲かるということです。

そして、中国では今、不動産バブルが真っ盛りのため、何とか人々に金を貸す量を減らさなくてはなりません。
そのために、一番効果的なのが金利を上げる事。
効果がありすぎて、段階的にやらないとバブルが崩壊するので慎重にやると思いますが、いずれ3.6%の金利も上がっていくでしょう。

すごいぜ、人民元預金。
唯一のリスクは、中国で革命でも起こって国がハチャメチャになることですが、まあ、経済成長は全てをうやむやにするので、あと10年は大丈夫だと思います。

コレに対して日本。
ずーーーーーっと金利がほぼゼロですが、今から金利を上げると、一番借金をしている日本国そのものがあぼーんするので、金利を上げられません。

また、現在円高ですが、コレは、ユーロが死にかけ、ドルも怪しい中、とりあえず数年間は大丈夫そうな日本円に金が向かっているという状態です。

日本国はギリシャの何倍も借金をしていますが、金を貸しているのはほとんどが日本国民です。
(日本国民→ゆうちょor銀行→国の流れ)
つまり、バカな親(国)が金持ちの子供(国民)に借りているため、子供が従順である限り、しばらくは借金の取り立てはないと言う理屈です。

ただし、子供の金も無限ではありません。

日本の経済状況を100万分の1スケールにすると、

年収536万円 の人が 一年で831万円使って、295万円借金している状況です。
去年は不況で大変だったため、
年収370万円 - 支出920万円 = 借金550万円です。(一部庭を掘って埋蔵金が出てきたため借金はもうちょっと少ない)

そんなこんなで貯まった借金は借金825万円。

子供の資産が1400万円あるのでまだ大丈夫ですが、まああと何年持つ事やらです。

もちろん、国は日本円の紙幣を無限に刷る事が出来るため、日本円でどんなに借金をしても返済をする事が出来ます。
ただ、無限に紙幣を刷る事で発生するのは、ビルマジンバブエのような糞インフレ。

100ドル両替するだけで、こんな札束が来るような世界です。
ビルマ1

レストランで食事をするのに数十万円かかるようなバカな事態を他人事として笑っている場合ではありません。

国とすれば、これをやれば、自己破産みたいなもんで、借金が一気に何十分の一にした上で、アメリカ国債売って借金をちゃらにできるので、もりぞおさんは、最終的にここに落ち着くんじゃないかなあと思っています。

ついでに、経済もしっちゃかめっちゃかになるので、今のギリシャみたくIMFが入ってきて公務員とか強制削減してくれるため一石二鳥。
こうやって、全てを振り出しに戻すことでしか、日本経済の復活はないのではないかななんて事を考えています。

で、まあ、もりぞおさん的には「戦争をしている国には行かない」という行動原則に伴い、しっちゃかめっちゃかになっている日本国では生活したくないので、やばくなったら、中国や香港でお金を下ろした上で、シンガポールとかタイとかカンボジアの暖かい国で
数年間のんびりバナナでも食いながら生活しようと思っています。

そんな壮大な計画のための銀行口座開設。

まあ、こんなややこしいことやらなくても、外貨預金とか、金の投資信託購入とかでもリスクヘッジ出来るし、日本経済が必ずしもあぼーんするとは限らないので、無理に真似する必要はないかなあとも思います。

世の中には危機をあおる本とかたくさんありますけど、いろいろな本とかWebページとか読んで、自分で判断して行動するといいと思います。

ちなみに、もりぞおさんは、家とか全然欲しくないけど、2%くらいの住宅ローンを借りてそのまま人民元口座に突っ込み、万一のハイパー円高にFXでリスクヘッジなんて絵を考えてたりもします。

どうすれば銀行から金を引っ張れるか、一番のキモの部分がノーアイデアなんですが。。

そんな汚いお金の話で、中国上海万博編終了です!
次回から、通常の書評に戻ります!

関連記事
Check
日本館をでて、さっそく目にしたのが、上海万博グッズのパチモノを売る人。
P1150813.jpg

 会場内で平気で売っているあたりが、チャイナクオリティー。

 そんな上海万博なのですが、とにかく会場がクソバカ広い。
 そして、その中でもアジア~中東エリアが異常に広い。

P1150892.jpg

 メインの会場が川のこっち側なのですが、A~Cエリアのうち、A,Bエリア。少なく見積もっても半分以上のエリアがアジアなのです。

 日本館は当然アジアにあるので、もりぞおさんも、アジアの国々のパビリオンを回ります。
 まずは、ビルマと、北朝鮮と、イラン。
 なんで、問題がありそうな所ばっかり行くんでしょうね。私は。

 ビルマ館では、私がこの前見た映画、ビルマVJに出てきたような、僧侶への暴行の様子や、日本人ジャーナリストを撃った凶弾などが展示されているわけはぜんぜんなく、もっとメジャーな映画にまつわるものが展示されていました。

P1150812.jpg

 巨大竪琴・・・。ちゅか、中国人、「ビルマの竪琴」なんて知ってるのか?

 そして、意味ありげに隣どおしに並んでいる
P1150818.jpg

 北朝鮮館と、イラン館。
 見事な核非拡散条約コンビ。まずは北朝鮮に入ってみると、

P1150827.jpg

お約束のマスゲームのビデオが・・・。
このマスゲームの凄さは、中国雑伎団に匹敵するよな・・・。

そして、イラン。
イランは元の国名はペルシャ。
そして、旅行者に悪名高き、ペルシャの絨毯売り。

なんと、上海万博のイラン館の二階がそのまま絨毯売り場になってました。。

P1150858.jpg

しかも、超高いし。。
 ちょっとした土産物屋とか、カフェとかを置いている国はあるのですが、これほどまでに巨大なのはイランのみ。
 それほどまでに、外貨が欲しいのか・・・。

 こんな風に、全ての国が日本館みたいに巨大なショーをやっているわけではなく、ほとんどの国は展示物が適当に置いてあるだけです。

 パビリオンの大きさはその国の経済力に比例するらしく、どうでもいい国はこんな風に
P1150819.jpg

 長屋形式になってます。

 それでも、各館は結構賑わっています。
 ショーがあるところは大行列っていうのもあるのですが、どうやら中国人向けに、「パスポート型のスタンプ帳にたくさんの国のスタンプを押したらいいことがある」的なイベントをやっており、スタンプ売り場が大変なことになっているのです。

P1150834.jpg

 そんなわけで、パビリオンの中に入るのもうざいのですが、外から見ているだけでも結構楽しいです。
 一番アバンギャルドだったのが、オランダ館。

P1150899.jpg

 炎天下で疲労困憊の中、こんなモノに登りたくありません。

 疲れて休憩に入ったレストランでの新発見。

P1150862.jpg

 アメリカンドックは、中国語で、日本式ホットドックというらしい。
 アメリカ→日本→中国という文化の流れが凝縮された一品です。

 そんなわけで意地になって会場を歩き回ります。

 エジプト館はものすごくエジプトっぽくないなあ・・・。
 
P1150905.jpg

 でまあ、地下鉄の駅に戻ってきたら、最近事務所ともめてて大変な真鍋かをりさんが、喫茶店始めてました。

P1150926.jpg

 商売繁盛を祈ります。


関連記事
Check
一夜明けて、日曜日。
 朝9時半ごろ出発で、上海万博会場へ向かいます。

 愛・地球博に続く万博参戦。どんだけ万博好きなんだと。
 北京オリンピックに続く中国参戦。どんだけ中国好きなんだと。

 そんな、上海万博の会場最寄り駅は、地下鉄8号線と9号線。そして、万博会場内に13号線が走っています。

 私が前回上海に出張で行ったとき使った、2006年版の地球の歩き方上海には、地下鉄4号線までしか書いていません。
 4年間で地下鉄の本数が倍以上になっているというインパクトから分かるように、このガイドブックはほとんど役に立ちません。

 4年で街の歩き方が変わるくらいの変化の真っ只中。
 やはり、上海は熱い。

 ちなみに東京はここ最近でいうと、副都心線と舎人ライナーが開通してますね・・・全く大勢に影響がないですが。
 こういうところからも、東京は「すでに完成してしまった」都市なんだなあ・・と、思います。
 もう作る物がない都市に、成長はないよなあ・・とも。

 さて、万博会場。
 入場者数が予想より下回っているというニュースが頻発し、さぞかし閑散としているとおもいきや・・・

P1150741.jpg

 すげえ人。


 数十もの入場ゲートが、数十メートルにもわたって連なる中、鉄柵うねうねの中を数百人の人が並んでいます。
 いや、千人以上いるか・・・。

 会場に入ってもその人ばっか感は継続しており、どこもかしこも人人人。

 そうだよなあ・・地下鉄のモニターに映っている、万博速報。
 前日14時ごろの入場者数、40万人超えてたもん・・・。

P1150637.jpg

 まれに欧米人の姿も散見されますが、圧倒的な大多数はアジア人。
 上海のデパート近辺で見た人々と比べた垢抜けなさから、中国の田舎から来た観光客かなと思われます。

 会場をぷらぷらと歩いていると感じるのが、レストランとトイレがやたらある事。
 しかも、女性用トイレが男性用の2倍以上の面積を占めるなど、非常に利便性に富んだモノとなっております。

 北京オリンピックでは、トイレが少なく、レストランは(メインスポンサーの)マクドナルドしかかなったという悲惨な状況だったのですが、当時の反省が完全に会場に生かされています。

 レストランの値段もべらぼうに高いわけでもなく、道端で売っている饅頭とか3個5元(70円)とか非常にリーズナブル。
 まあ、上海市内の路地とかに入ればただ同然で売っているものですが。。
 
 もりぞおさんは、人がたくさんいるテーマパークが大嫌いで、千葉ねずみーランドにも小学校以来行った事がありません。
(マイケル好きとして、キャプテンEO再演がすごく見たいのと、
 ファインディングニモ好きとして、亀としゃべるアトラクションに行きたい事から、この禁は破られようとしている)

 で、今回、一つだけは混んでいるパビリオンに並ぼうと心に決めていたため、仕方がなくアジア方面に行きました。
 万博での一番人気は、中国館と日本館。
 中国館は整理券がないと入れないっぽいので、日本館に並ぶ事にしました。

 炎天下の中どこまでも続く行列。

P1150760.jpg

「日本のパスポートを持ってたら優先して入れるんじゃない?」なんて、いい加減なアドバイスをもらい、
係員に聞いてみるが、そんな事はなく、どこまでも果てしなく続く行列に身をゆだねる。
 日本のテーマパークのお家芸である、「入場まであと×時間」的な表示もなく、ただひたすら立ち尽くす人々。
 上海の強力な直射日光を避けるため、人々は日傘をもち、キュウリをかじりながら並んでいます。

P1150814.jpg

 懸念されていた割り込みもほとんどなく、粛々と列を作る中国人。
 以前は、「列を作れない人種」の筆頭と呼ばれていたのに、経済発展は人を変える。
 その劇的な変化ゆえに日射病で倒れそうになったころ、やっと日本館にたどり着きました。

 かかった時間、3時間。
 ちなみに、私が入った時間から並んだ人は4時間かかるそうです。

P1150769.jpg

 で、日本館がどうだったかというと・・・たいしたことない。

 キヤノンの超望遠デジタル一眼レフカメラとか、三菱の介護ロボとか、パナの高繊細モーションキャプチャモニタとか、トヨタバイオリン弾きロボとか。

P1150784.jpg

 いろいろすごいものは出てくるのですが、別に欲しくないし・・・。iPadの方が感動したよ。

 結局技術的にはすごいけど、実用的にはどうなのっていう、日本の電化製品の特徴そのままのモノが出てきたあたり、さすが日本館といえないこともなくはないと。

 あ、一番感動したのはクーラーだね。あと日陰。
 涼しいって素晴らしいよ。

 そんな感じで、上海万博会場放浪は、続く。
 

関連記事
Check
婚活公園を出ると、そこは、デパートが連なる繁華街。
 日本では、小売業の斜陽産業の代名詞となっているデパートですが、ここ上海では、全く違う様相を呈しています。

 人、多すぎ。

P1150668.jpg

 土曜日の夕方という非常に人が集まりやすい時間とはいえ、とにかく人が多い。
 洋服売り場もこんな感じ。

P1150669.jpg

 そして、これほど人が集まっているのですが、商品の値段は結構いい値段です。
 例えばこの洋服ですが、

P1150671.jpg

 558元。(= 7800円)
 ベースの価格帯がこんな感じで、さらに上の価格帯もちらほら。
 東京の丸井と大して変わらないのでは・・・。

 実際、このデパートが高級なわけではなく、周りのデパートも変わらない値段だし、実際街行く人もこのレベルのモノを普通に着てたりするのです。
 
P1150678.jpg

 また、中国では一人っ子政策が取られており、一夫婦一子供制。(都会では金を払えば二人目以降も認められる)。
 それゆえに、子供はものすごく大事にされます。

 そして、現代中国の消費への欲と、この子供への感情が合わさると、デパートの売り場はこんなことに。

P1150675.jpg

 コレ。子供の靴売り場だけで、こんなにあるんです・・・。
 しかも、写真に写ってない範囲にも同じ量の商品があり・・・。中国人の子供は足が8本くらい生えているのか・・・と突っ込みを入れたくなります。

 初めて北京に行ったのが6年前。
 そのころの北京のデパートは薄暗い店内。スカスカの棚。やる気のない店員。
 共産主義のデパートでした。

 これが、わずか数年でコレほどまでに変わってしまうとは・・・。
 そして、その変化が消費者の消費欲に火をつけ、それを満たすためにさらに売り場面積が増え・・・というスパイラルが生み出す、恐るべき活気。
 楽天の三木谷さんや、ユニクロの柳井さんが、日本市場そっちのけで、世界に・中国に進出していくわけが良く分かります。

 そして、その後上海雑技団へ。
 数日前、3割引でチケットが買えるサイトで予約をしようと思ったのですが、なぜか買えず。
 このシステムの不安定さが、チャイナクオリティーとかいってバカにしていたのですが、チケットも買わずに実際に会場に行ってみると、ガチで満員でした・・・。年中無休・1000人近く入りそうな劇場なのに・・・。
 ちなみに、上海には雑技団の劇場がx個くらいあり、その全てがほぼ毎日公演しています。

 しかし、ラッキーな事にたまたま最前列を日本人の団体客が占拠しており、その中の数席がキャンセルされており、前から2番目でしっかりと鑑賞できました。

 もりぞおさんは、雑技団観劇は4回目なのですが、今回がダントツで一番凄かった。

 まず、出し物の質。
 舞台の上をぴょんぴょん飛び回る人の、予想をはるかに上回る動きの滑らかさ。

P1150693.jpg

 バイクが3台入ってグルグル回るのはアメリカでみたことあるのですが、

P1150729.jpg

 4台どころか5台入ってるよ・・・最後の一人は若い女の子だし・・・。

 と、いったように予想の一つ二つ上を行ったものが出てくる。

 しかし、何よりも感動したのが、前から二列目であるがゆえに、出演者の表情がはっきり分かるのです。

 皿回しで皿を落としたときの一瞬の動揺と、瞬時にメンタルを立て直したときの力強い表情。

P1150704.jpg

 一本の紐で二人がぐるぐると、頭の上を飛び回るときの、二人で飛び回るときの晴れやかな表情。

P1150719.jpg

 演技で作った表情も、一瞬素に戻る表情も、その双方から彼らがこの舞台にかけてきた努力と、今現在の本気が感じられて本当に感動するわけです。

 遠くの席から見ても、明らかに素晴らしいのですが、間近でみることにより、その人間離れした雑技をやっているのが、普通の人間なのだと、当たり前のことを感じるだけで、これほどまでに見え方が変わってくるわけです。

 テレビでも、新聞でも、雑誌でも、「中国がすげえ」という報道を見ない日はありません。
 しかし、それは、遠くの世界の映像であり、誰かが書いた文章であります。
 どれほどまでに良く出来た映像でも、素晴らしく書き込まれた文章でも、やはり遠くから見た出来事であるとしか感じられません。

 しかし、実際に上海に訪れる事によって、その印象は全く違ったものになります。
 とんでもない量の人が、一人ひとり、興奮と高揚と少しの狂気すらも持って、街を歩き、買い物をし、飯を食べ、生活をしている。そんな当たり前の事を、実際に同じ場所に立って感じる事。

 一見同でもいい事のように思えるのですが、実際にやってみると、中国に対する印象が大きく変わると思います。
 それは、どんなにネットが発達しても伝えきれないものであり、それゆえに非常に大切なものだと思うわけです。

関連記事
Check
行ってきました、沸騰都市、上海!
 土曜日朝にでて月曜の昼に帰るという、滞在48時間。私の海外旅行史上最短の日程です。
 今回の上海編(全六話予定)は、珍しく旅行の肯定の時系列通りに話をしていきます。

 さて、先入りしている友人は万博に行っているらしいのですが、空港に13時くらいに着いた私は行く気力もなく、とりあえず、ホテルチェックインした後、一番の繁華街である人民広場当たりに、iPadの偽物lPad(えるぱっど)でも探しに行こうかと思い、ふらふらと地下鉄に乗ってみました。

 人民広場というのは、東京でいうところの新宿御苑みたいなモノで、繁華街のすぐ側に結構でかい講演が広がっています。

 土曜日の午後、熱くもなく寒くもない心地よい日に、中国人は何をしているのだろう・・・と歩いていると、謎の光景に出くわしました。

P1150657.jpg


 道ばたに張られた大量の紙。
 そのまわりで話している大量のおばちゃん。
 百枚単位の紙と、百人単位のおばちゃん・・・。いったい何が起きているのか
・・・

 婚活だ!

 中国に来る前に予習用に読んだ本、「拝金社会主義、中国」という本。

拝金社会主義 中国 (ちくま新書)拝金社会主義 中国 (ちくま新書)
(2010/02/10)
遠藤 誉

商品詳細を見る


 この本の中に、上海のある公園で母親たちが娘の婚活をしているという記載がありました。

 中国人は「家」を大切にしており、家系を絶やさないことが大切。
 さらに、年金がないので自分たちは子供に食わせてもらわねばならない。
 しかし、日本と同じ理由で晩婚化が進んでいるため、婚活が必要。

 と、いうわけで、子供の意向関係なく、こんな風に婚活が行われているわけです。
 求人票・・・ではなくて、婚活票を見てみましょう。

P1150655.jpg

 気合いで訳してみるとこんな感じ。(もりぞおさんは中国語が全く読めないので、完全に勘です。指摘求む。)

 1975年9月生まれ(35歳)身長178cm いい奴。xx学院卒業、戸籍あり、一人っ子、未婚、ホテルの従業員。
 両親は中学教師。まじめ。煙草吸わない。酒飲まない。変なことしない。

 女性への要求
 79年生まれ(31歳)以上、大卒以上、160cm以上、明るい、有能
 78,77年32,3歳)なら、大学性も可。
 
 中国では(日本でもそうか)、女性よりも男性の方が背が高いことが望ましい願望があるため、必ず身長が書いてあります。それも、かなり前の方に。
 その他、学歴、年収、などなど・・・必要な要件はあまり日本と変わりませんね・・・。
 しかし、こうやってズバズバとスペックで要求を書かれると、人間性って・・・と思ってしまいますが、日本の婚活もこんなもんなのでしょうか・・・。

 実際この女性とかは、明らかに求めるスペックが少なく、

P1150658.jpg

 ちょっと切実さが伺えます。

 しかし、写真、本名を載せているのは少数派とはいえ、こんな所に個人情報を張り出すとは・・・。
 今の中国人の若者なら、確実にネット上でやるわけで、親世代の暴走感を感じざるを得ません。

 事実、この張り出しは、張り出されている本人には非常に不評らしく、親同士が決めてきた縁談に乗ってこない人々も多数。
 まあ、ぶっちゃけ、退職後の老人の暇つぶしの様相を呈しており、あまり悲壮感はありません。
 むしろほほえましい。。

 しかし、この光景から、

・やけに身長にこだわる面子重視っぷり
・自分の子供をスペックで分析して、アピールする幻想性のなさ
・目標に向かって一直線な中国人気質
・日本以上に「家」を絶やさない思想
・子供に老後の面倒を見てもらわなくてはならないという制度不備


 などなど、いろいろなことを考えさせてくれます。

 偶然ふらりとやってきた場所で、こんなに面白いことが見れるとは・・・。
 非常に、ついてる。そして、やっぱり、海外旅行はおもしろ!と、到着3時間後の素直な気持ちであります。

関連記事
Check
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。