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世界一周旅行中に聴いていたPodcast。この中で、後に「新しいマイケルジャクソンの教科書」を書くことになる西寺郷太の熱いマイケル論に感心して入手した、「Bad」「Thriller」「Dangerous」
 
 世界中でHeal the Worldを聞きながら、コンサートツアーに思いを馳せる郷太さんの声を聞きながら。。。

 その後、思いもよらなかった訃報。
 世界中の人が「マイケルが・・・」と話題になっており、タイではすでにパチモンの追悼グッズが売られ。。。そんなモノを横目に、帰国。
 
 そんな中で観たのが、映画THIS IS ITでした。

 当時、マイケルの映像はほとんど観た記憶がなく(コンサートは行ったことあるのに・・・)初めてのマイケル体験・・・。
 映画館の熱気と、マイケルのパフォーマンスに圧倒されて書いたのがこの文章です。

マイケルジャクソン This is It 自分への反省と、マイケルの物語の最終章
 
 あれから数ヶ月。
 Live in Bucharestを何度も観て、その他ショートフィルムや動画サイトの動画も観まくり、たくさんのマイケル体験により、一層彼の素晴らしさを体感してきました。

 そして、「最後の新作」である、THIS IS ITのBru-ray。
 会社休んで観ちゃいました・・・。

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 感想。

 なんか、とても悲しい気持ちになる映像と音楽でした。

 一番楽しみにしてたSmooth CriminalとThrillerのショートフィルムは、いわば前奏。
 あの3Dの映像のあと、マイケルが歌い出すところが観たかった。。。

 劇中で歌われるマイケルの歌唱とダンスは100%とはほど遠い声量と勢い(リハーサルだから当然)
 全開のマイケルの歌とダンスを味わいたかった。

 すごい種類の、すごいゴージャスな、すごい凝った衣装の数々の紹介。
 マネキンが着ている服の紹介ではなく、この服を着たマイケルが踊っているところを観たかった。

 あのときの映画館、あのときの空気ではあれほど感動的だった音と映像が、どこかもの悲しいものにしか見えませんでした。

 で、思い出したのが、わざわざ動画サイトでみた紅白でのSMAPのマイケル追悼音頭。

 いつもどおりのSMAPの良くできた素人芸。
 SMAPとマイケルって完全に正反対だと思います。

 スーパースターでありながら、ダンスも、歌も、作詞も、作曲も、メッセージも全てが完璧に超一流であるマイケル。  
 スーパーアイドルでありながら、ダンスも、歌も、コントも、演技も、メッセージも全てが「すごく良くできた素人」レベルであるSMAP。


 おそらく、一度もテレビを観たことがないような人でも、マイケルのパフォーマンスを観れば、彼がスーパースターであることが一瞬で理解できるはず。

 おそらく、日本のテレビを観たことがある人以外が、SMAPのパフォーマンスを観ても、なぜ彼らがスーパーアイドルなのか理解できないはず。

 これは、SMAPを否定しているわけでありません。その立ち位置の違いです。
 
 そして、全てが完璧なマイケルに足りなかったモノが、SMAPがスーパーアイドルたる所以である「親しみ」です。

 マイケルが、「世界にひとつだけの花」を歌っても、「そりゃ、あんたは確かに世界一の華を持ってる天才だよ」ってことで共感を呼ぶことは出来ません。
 下手くそな歌、キレのないダンス、でも一生懸命やっている姿。それが大衆の共感を呼ぶのです。「自分にも出来るかも。」

 映画「THIS IS IT」には、この、「マイケルに足りなかったモノ」が少し入っている気がします。
 リハーサルならではの、ダサイ服装。
 メンバーになかなか真意が伝わらず、それでも必死に伝えようとする姿。
 耳にイヤフォンを入れるのを必死に、それもスタッフに気を遣いながら、拒否する姿。

 そこには、「完璧ではない」マイケルがいました。
 そんな「完璧ではない」マイケルをもっと見せていれば、世界からのマイケルの印象は、バッシングの規模は、もっと違ったモノになったかもしれません。

 ただ、このBlu-rayの中で一番感動したのは、メンバーが話したマイケルの言葉でした。

(「マイケル」という言葉の意味は「最も神に近い」なんだよ、という冗談に対して)

「駄目だよ。謙虚にならなくちゃ。神様は、ごう慢な人間から、宝物を奪っていくんだ。」
「僕らは一緒に与えられた力を生かして、他の人が宝物を探す手助けをするべきだ。」

 やっぱり、彼は完璧だ。
「世界にひとつだけの花」で共感を与えられなくても、彼は別の方法で世界中の人に感動を与えられる。
 世界一の華を、才能を使って、世界中の人の宝物を探す手助けをしてくれていたんだ。

 彼のあふれんばかりの才能。それが織りなす、ダンス、歌。
 でも、それよりも、その思想が完璧に美しい。


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さて、前回の続きです。
 アルバム「LIFE」でブレイクしたオザケンくんは、この系列の曲を次々と発表します。 中でも、筒井恭平との共作、「強い気持ち、強い愛」の素晴らしさは特筆モノです。

 実は、私はこの頃まで、オザケンをただのバカだと思っていました。

「おやすみなさい!子猫ちゃん!」とか「僕はほくろをラブリーと呼ぶ」とかとち狂ったことを叫ぶ人間をまともだとは思いません。普通。

 その印象ががらりと変わったのが、ニュースステーションでした。

 なぜかニュースステーションにゲスト出演したオザケン。
 久米宏に「今週の、スポッッッッット・ライト!」
 と紹介されて歌った歌が、「さよならなんて云えないよ」

 が、歌ってる途中にアンプが爆発!CMへ!結局、エンディングで再度歌い直す事になるのですが、この時の歌詞があまりにも素晴らしすぎて。。

 この曲の歌詞だけで30行くらい書いちゃったので、詳しくはこっちを見て欲しいのですが、

「左へカーブを曲がると光る海が見えてくる!僕は思う!この瞬間は続くと、いつまでも」
 というワンフレーズの凄さに感動し、翌日にCDを購入。
 翌週までに、フリッパーズまで含めた全てのCDを集めていました。

 ちなみに、その後、オザケンが笑っていいとものテレフォンショッキングに出たときに、タモリがこのフレーズをずーっとほめてたのが印象的でした。

 その後、「痛快!ウキウキ通り」という、まさに周囲が求めているような素晴らしいタイトルの、かつ「LIFE」での「生の全肯定」というテーマをまとめ上げる恐るべきシングルを出します。
 そのカップリングが「流れ星ビバップ」という、「後悔と懺悔と再生」の歌というのもまたすごい。
 
 そんなわけで、すっかり中毒患者になった私ですが、オザケンは「次のアルバムは『オザケン海に行く』みたいな感じにしよっかな」などと適当なことを言ってしばらくリリースをお休みします。

 冬に発売されると言われていた3rdアルバムは、延びに延びて秋に発売。
 このアルバム、「球体が奏でる音楽」は、なんとJazz。
 このJazzのセンスも素晴らしい・・・。

 なお、ベース・ピアノ・オザケンという3人だけで行ったJazz Tourは、「何時間も電車を乗り継ぎ、ここは静かな町 尾道」という曲の歌詞にあわせて、東京・大阪・尾道の全国3箇所ツアー。
 相変わらずセンスが良く、迷惑です。

 さらに迷惑な事に、この後の曲のリリースは、ずーっとシングルCDで続きます。
 今は亡きシングルCD(8cmCD)。この長細いジャケットが好きだからとかわけのわからんことを言って、一枚のシングルCDに4曲入れてリリースということを続けます。

 新機軸の新曲を出したり、過去の曲をJazzアレンジしたり。
 これらの曲は、未だにアルバム化されておらず、当然Webでも販売されておらず、CDも絶版で、そもそもシングルCDという存在が絶版で。。。幻の名曲と呼ばれています。
「夢が夢なら」の詩的な美しさは、心のベストテン上位入賞です。

 そして、1997年。「ある光」という8分以上の曲をリリース。
 LIFEとは違った意味での、ある感覚の集大成のような曲でした。
 今まで、街の中に様々なモノで感情を表現していたのに対し、この曲では、自分の内側に入り、そこに「ある光」を直接表現し、その感情は、どこかへ放たれてしまいました。
 それは、今思えば、「渋谷系王子様 オザケン」の最後の光であったのかもしれません。

 数ヶ月後リリースした、「春にして君を想う」という曲は、まるで隠居したじじい。
 この曲を最後に、小沢健二はぱたりと姿を消します。

 「ある光」でも最後の輝きを見せ、「春にして・・」で燃え尽きてしまったかのように・・・。
 ちなみに、「ある光」のカップリングは、「さよならなんて云えないよ」のJazzアレンジ「美しさ」

 
 4年後。突如ニューアルバム『Eclectic』を発売。
 もりぞおさんの感想。「腹から声を出せ!!」

 さらに4年後。またも突如ニューアルバム『毎日の環境学』を発売。
 もう、全曲歌なし・・・。でも、私は未だに目覚まし時計にこの曲を使ってます。

 また、同時期に、小沢パパが発行している雑誌(限りなく同人誌に近い)季刊「子どもと昔話」にて「うさぎ!」という小説を書く。

 もりぞおさんは、この小説の書評なんかも書いています。

【書評】「うさぎ!」第一話 (小沢健二 著)

 我ながら、変態だ・・・。

「毎日の環境学」でも「うさぎ!」でも、テーマとなっているのは「資本主義社会の欺瞞」と「環境」

 その後の彼は、南米を転々とし、その経験をセミナーで喋っていたそうです。
 そのセミナーの内容は、本人の意向でWebに上げられることもなく、謎に包まれていました。
 なんというか、ヤバイ臭いがぷんぷんする活動ですね・・・。
 
 実は、私も行こうと思いかなり調べたのですが、残念ながらチケットは買えず。(開催の場所と時間までは突き止めたのに・・・)
 その後、世界一周に旅立つために小沢どころじゃなくなり・・・。

 で、今回の復活ですよ!!長かった!!!

 環境とか資本主義とか、そういうモノの真裏にいた、渋谷系王子の小沢健二。
 彼が、南米で、南アフリカで、謎のセミナーで見たモノはなんだったのか。
 さらに、2010年1月26日に更新された内容を見ると、世界中あちこちを周りながら、日本やアメリカの情報を意図的にシャットダウンし、現地の人が読んでいるニュースを、聴いている音楽のみを受け入れていたとか。

 それは、13年ぶりの「LIFE」にどのように反映されるのか?されないのか?

 日本に帰ってきた彼が、いったいどんなモノを見せてくれるのか。
 今年一番の楽しみです。

 なお、ここ一週間書きためてきた、オザケンのアルバム、シングル紹介はコチラにまとめておきました。
 オザケンに興味を持ってしまった人は、是非ドウゾ。
 
刹那刹那
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さよならなんて云えないよさよならなんて云えないよ
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痛快ウキウキ通り痛快ウキウキ通り
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2010年1月20日水曜日、衝撃的なニュースがインターネット上で流れました。

小沢健二、約13年ぶりとなる全国ツアー『ひふみよ』を5月よりスタート!

 公式サイトには「読み物」があり、オザケンの今の状況と、コンサートの内容が書かれています。

 ボリビアや南アフリカに住んでて、今はNY在住であること。
 コンサートでは、"LIFE"の頃のメンバーで、"LIFE"の曲をやること。

 13年ぶりのコンサート。ファンの人たちが聴きたい曲をやる。
 それは、まるで、マイケルジャクソンの「THIS IS IT」

 ちなみに、小沢健二はマイケルに関して、この文章の中でも、タイガーウッズの話に絡めて、
「マイケルは、異常な外の環境によって、顔はいろいろ変わっちゃったけど、心の中の美しさだけは変わらなかった人だと思う」って語っていました。

 さて、そんな発表を受けて、一部の人々は大騒ぎ。
 mixiやtwitterなどでは、小沢祭りが繰り広げられていました。(一般紙では一郎の方ですが)

 ちなみに、mixiの小沢健二コミュニティでは、数日前からこのコンサートに関する憶測が流れていました。mixiの良質なコミュは、twitter以上の情報源だと思います。

 で、ことあるごとに言い続けていますが、もりぞおさんが、日本のアーティストの中でいまだに一番好きなのが小沢健二。
 とにかく、このコンサートに行きたくて行きたくてしようがありません。
 日本中どこへでも、会社辞めてでも行きたい。(前科があるだけに、ホントに辞める)
 しかし、小沢ファンはすでに小金を持っている人が多く、さらに業界関係者が非常に多い。
 コンサート会場が小さいこともあり、チケット入手は非常に困難が予想されます。。

 だれか、チケットのつてがある人、連絡ください!ホント、なんでもします!(痛いこと以外)よろしくお願いします!
 
 と、まあ、完全に好きすぎて頭がおかしくなっています。
 CDや曲の内容に関しては、今、一日一話づつ、コチラのミニ書評に書いていますので、本blogでは、その素晴らしさを、オザケンの歴史を振り返りながら語ってみることにします。

 父は大学教授、母は心理学者。叔父は指揮者の小澤征爾。名門の家庭に生まれた彼は、 中学校ですでに、周りの生徒を扇動してイヤな教師を退任に追い込むなど、恐るべきカリスマ性を発揮し、高校ではやや引きこもり、音楽にハマり、一浪で東大に進学します。

 東大在学中に組んだバンド「ロリポップソニック」は、デビューと同時に「フリッパーズギター」と名前を変え、5人いたメンバーも、小沢と小山田敬吾の二人となります。

 このフリッパーズの異常にお洒落な音楽性は「渋谷系」と呼ばれ大ヒット。
 ちなみに、歌詞や曲に、洋楽を中心にいろいろな曲の一部を仕込むというスタイルは、フリッパーズから小沢ソロまで引き継がれる伝統です。

 ちなみに、小沢健二は、テレビの「イントロドン!」的な番組で、自分の曲がかかったときに、思いっきり元ネタの曲をシャウトしたことがあります。

さよならなんて云えないよ、のイントロが流れる
 回答ボタンを押す小沢!ピンポーン!
「マイケルジャクソンのブラックオアホワイト!」

 さて、このフリッパーズギター。
 3枚目のアルバムの内容がかなりダークなのですが、この辺から小沢小山田の仲が悪くなり、発売後の全国ツアー中に突如解散!
 ツアーの半分はキャンセル!
 レコード会社大赤字!
 ってことで、小山田君はこの後このレコード会社のためにせっせと働くことになります。

 なんて迷惑な男なんだ・・・。

 そして、ソロ活動開始。
 クソぶっかけてやめたフリッパーズの悪夢から脱出するように、デビュー曲のタイトルは「暗闇から手を伸ばせ」
 デビューアルバム、「犬は吠えるがキャラバンは進む」の中では、フリッパーズのことを「僕がとばしすぎたジョークさ」と切り捨てています。(詳しくは、こっちのミニ書評で)

 その後、フリッパーズに関しては書くな!と戒厳令を出すほど、忌み嫌っています。おかげでマスコミ上の表記は「ロリポップソニック改名バンド」に。
 桑田佳祐が学生自体に組んでた「温泉あんまももひきバンド」みたいだ(どこが?)

 続いて出したセカンドアルバムが、もりぞおさん生涯のベストアルバム、「LIFE」
「生」の素晴らしさを歌いまくったこのアルバム。一見軽薄に見える歌詞の中に、人生の素晴らしさ、美しさ、キラキラしたものを詰め込みまくったこのアルバム。このアルバムを聴いていると、50分間があっという間に過ぎ去ります。(詳しくは、こっちのミニ書評で)

 このころ、ダウンタウンの音楽番組に出て、
「僕は王子様!みんなに幸せを呼ぶ、幸福の王子様だよー!」
 などと、とち狂ったシャウトをして大ブレイク!
 すっかり、「渋谷系王子様」のキャラが固まります。

 しかし、小室哲哉との対談番組では
「小室さんは、音楽を売るために作っているんですか?音楽が好きだから作ってるんですか?」などと、シュートを仕掛けたり
 SMAP中居君との対談で的はずれな質問ばかりする中居君に切れて、途中から音楽の専門用語バリバリで話し始め、中居君の目の泳いだ顔と知識のなさをお茶の間にさらすなど、
 時折、ダークサイドを見せることも忘れません。

 貧しい家庭に生まれ、スパルタ教育の中、才能を開花させたマイケルがキングであり、
 裕福な家庭に生まれ、何不自由なく育ち、才能がバカ受けしたオザケンが王子様なのは、なんか納得がいくようないかないような・・・。

 ただ、マイケルの歌の上手さやダンスの凄まじさは、全世界の誰でも感動できる事であるのに対し、オザケンの歌詞の素晴らしさを本当に理解できるのは、日本語ネイティブの人に限られるという点で、日本人に生まれて良かった・・と思わせてくれる、素晴らしいアーティストです。ありがとう!王子様!

 と、いったところで、普通の人が知っている小沢健二象はこの辺でとぎれていると思います。
 しかし、オザケンの歴史はまだ続きます。
 長くなっちゃったので、後半に続く。


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年賀状に「今年の目標は婚カツです。」と書いてみたら、9割の返信にそこに関するつっこみがあり、何かやらなくてはならなくなってきた今日この頃。

 その中でも、一番美味しいアドバイスが、
「磯山さやかが、結婚相手を募集している。」

磯山さやか婚活宣言!年内「絶対入籍」計画

 と、いうわけで、彼女のblogを見てみると、「公開お見合い」の受付をしております。

☆磯山さやかお見合い相手募集☆

 思いっきりただの一枚のHTMLなんですけど・・・。
 しかも、「応募する」ボタンを押すと、メールソフトが立ち上がります。(mailto:って奴です)
 大丈夫なのか・・・このしょぼさ・・・。と思いながら、「番組出演(顔出し有り)」を可にして応募してみました。
 当選すると、公開お見合いが、ニコニコ動画で生中継されます・・。
 
 残念ながら今回は、クリックで投票とかもないので、選考基準もさっぱりわかりません。。競争率が高いのか低いのか・・。

 ネタ的には面白かったのですが、メール一本で終わってしまって寂しいので、続いて映画を見に行くことにしました。

(500)日のサマー
500days Summer


 もりぞおさんは、一昨年8月に日本を出て、赤道直下→南米とずーっと夏を追いかけていたので、2008-9年にかけて500日くらいずーっと夏でした。

 この映画はそんな話では全然なく、主人公の男性がサマーという女性と出会ってから500日間のお話です。

 ただ、普通に1日ずつ綴られていくのではなく、500日がバラバラに出てきます。

 最初、初めてサマーを見かけた1日目なのですが、いきなり400日目くらいに飛びます。そのあと3日目くらいになって・・・と、話があっちこっちに飛びまくるのです。

 基本的には最初の方→最後の方→また最初の方と、段々真ん中に近づいていく、「火の鳥」方式なのですが、途中からその法則も崩れてきます。
 ラブラブIKEAデートのすぐ次に、会話もなくIKEAをぶらつくなど、この編集がとても楽しいです。

 それ以上に、この映画を特徴づけているのが、「完全男性視点」です。

 映画の中で流れる「心の声」はほとんど主人公。
 時々「神の声」として、監督と思われる男の声もします。

 そして、劇中で主人公はサマーに、ぶんぶん振り回されまくります。
 
 明らかに気が強そうなサマーと、明らかに気が弱そうな主人公。
 恋に恋する主人公と、必ず「I like you.」としか言わないサマー。

 時代の趨勢を表現するような、見事な女性上位の映画です。

 しかし、この映画が心地いい。
 監督は、この映画が初監督作品らしいのですが、元々音楽のPVを撮っていた人らしく、音楽と映像が異常にお洒落なのです。

 この監督は、映画の冒頭でこう言っています。

「この映画はフィクションである。
 実在の人物に似ているかもしれませんが、偶然です。
 特に、ジェニー・ベックマンは・・・ビッチ!!

 どうやら、自分がジェニー・ベックマンという人に振られた憂さ晴らしに撮った映画みたいです・・・。

 そして、この映画は、「Love Storyではない。単なるBoy meets Girlの物語です。」
 とのこと。

 従って、濃ゆい愛憎劇は一切出てきません。
 出会って→仲良くなって→ビミョーになって→仲悪くなって→別れて→内緒
 という話が、バラバラの順番で流れていきます。

 そこで、最も問題なのが、「仲良くなって」から「ビミョーになって」の間。
 明らかに、どこかのタイミングで、サマーが主人公に嫌気が差すタイミングがあるのですが、それがさっぱりわからんのです。

 完全男視点で描かれているこの映画。
 主人公も、そのタイミングにさっぱり気付いていないのですが、脚本がしっかりとよくできている映画なので、きっとどこかにそのタイミングが隠されているはずです。

 だめだ・・女心わかんないよ・・・。

 と、言うわけで、読者参加型企画!
 女性読者の皆様、この映画を観て、この「サマー・タイミング」を教えてください。
 直接伝えて頂いても、コメント欄でも、メールでもOKです。

 ただ、この企画、かなり企画倒れ感が漂っています。
 と、いうのも、この映画、東京都内で2館。全国でも10館でしか上映していないのです。。

 地味にいい映画なのになあ・・・。もったいない。。

 と、いうわけで、のだめよりは面白いと思いますので、ヒトツヨロシク。
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今、ハイチで大変なことが起きています。
 カリブ海一の貧乏国であるハイチ。私が行ったドミニカ共和国の隣の国です。
 ドミニカも貧乏だったのですが、ハイチは桁違い、しかも見るべきモノが何もないってことでスルーした国です。

 その、金も観光資源もない国に訪れた地震。悲しいことです。
 しかし、この天災に対して、こんなことを言った馬鹿たれがいます。

「ハイチ地震は神罰、独立のため悪魔と契約した」

 パット・ロバートソンという、キリスト教の伝道師。
 今回の紹介する本は、このようなアメリカのたちの悪いバカのお話です。

 我々がよく見るアメリカ人はノー天気なバカと、インテリなバカが多いのですが、アメリカとは非常に広い国。
 実は、アメリカには、我々が普段見ることがないとんでもないバカがたくさんいます。
 なぜ、見ることがないか。
 アメリカ人の20%は、パスポートを持っていないからです。

 テレビ番組の街角のインタビュー。
2008年の夏に「今、オリンピックをやっているのはどこ?」「アメリカ・・じゃないのよね?」
「オリンピック発祥の地はどこ?」「アメリカ?」

 ナショナルジオグラフィ等の調査によると、
「アメリカ成人の2割は、太陽が地球の周りを回っていると信じている」
「アメリカの若者の63%はイラクの場所を知らず、88%はアフガニスタンの場所をしらない」
そして、タイトルにあるとおり、「アメリカの地図を見て、ニューヨーク州の場所を指せなかった人が50%いる」訳です。

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 このようなバカは、主にアメリカの真ん中南よりにたくさんいると言われています。
「バイブルベルト」と呼ばれている、キリスト教を信じる白人たち。
 その中でも、キリスト教原理主義とも呼ばれている、「福音派」の人々は、「聖書以外の本を読むな」といわれています。

 ゲイ、中絶、異教徒は地獄に堕ちる。
 人間は神が創ったモノなのだから、猿から進化したなどと教えることは州法で禁止。
 それでも飽きたらず100万人以上が、学校に行かせず、両親が独自の教育を子供に行っている。

 純血を尊び、中絶を否定するあまり、避妊に関する教育をしていないためエイズと10台の母親を増やしている現状。
 進化論を否定するために、わざわざ恐竜と人間が一緒に暮らしている様子を展示している博物館を作るという狂気。

 この国は、我々の想像を超えたところにあります。

 なぜこんなことが起こっているのか。
「無知」は権力者に都合がいいからです。

 キリスト教教会は、信者からのお布施で成り立っています。
 そこで、信者が喜んで寄進してくれるような世の中を創る必要があります。
 冒頭のバカ宣教師も、そんなお布施のために、テレビで宣教するのです。

 また、ブッシュ共和党は、キリスト教福音派の絶大な支持を受けています。
 あれほどバカで、あれほど世界中に戦争をばらまき、あれほど税金を滅茶苦茶に使っていたブッシュが2004年に当選したのは、このキリスト教福音派の支持によるものが大きいわけです。

 実際、2008年の大統領選挙でも、
「オバマはゲイ」「オバマはイスラムのスパイ」などといったどうしようもないデマが流れたのは、キリスト教福音派の人々の地盤を固めるためのメッセージだったわけです。

 インドでは、字が書けない人が多いため、選挙の時は字が書ける人が代表して投票していた。そのため、字が書ける人があっという間に買収されていた。
 そして、選ばれた政治家は、その土地に学校を作るのを阻止した。
 という、やっぱりどうしようもない状況があったわけですが、権力者にとって、無知は国民は使い方によって非常に有益なわけです。

 また、国民は国民で、「これをやれば幸せになる」と指示された方が幸せな人もたくさんいるのでしょう。
「純血と日曜日のミサと献金を尊び、ゲイとイスラムと民主党を憎めば天国に行ける」ってね。
 これを日本に当てはめると・・・ってのは何度もやってるので、読者の皆さんの自習とします。

 この本で、そんなアメリカのどうしようもなさを伝えているのは、アメリカ在住の映画評論家、町山智浩という人。
 彼は、このバイブルベルトに遊びに行って、白人以外はみんなぶっ殺せ団の祭りに参加したり、なかなか楽しいことをしているのですが、それ以上にとんでもない量の映画を観ています。

 私が毎週見ている数少ないTV番組の一つ。地上波の治外法権といわれている「東京MX」テレビの「松嶋×町山 未公開映画を観るTV」という番組では、上記のようなバカアメリカをバカにするドキュメンタリーを次々と流しています。

 監督が、神父に聖書の矛盾を突っ込みまくったり、恐竜と人間の共存してる博物館で爆笑する映画は、非常に面白い。

 そして、ここにアメリカの救いがあります。

 前回紹介した、マイケルムーアの「キャピタリズム」のように、アメリカでは、アメリカの矛盾を凶弾するドキュメンタリーがたくさん作られています。

 30日間ハンバーガーだけ食って生活する「スーパーサイズミー」の監督は、「30days」という番組で「30日間最低賃金で生活」「30日間イスラム教徒とキリスト教徒が共同生活」などということをやってます。

 シンプソンズというアニメは、キリスト教保守系TV局FOXテレビで放映されてたのですが、ある時監督が切れて、登場人物に「FOXネットは超保守なのに超下品。なんで?」「FOXネットで稼いだ金は共和党に献金されて、それが放送倫理を監視する全米通信委員会にも回る仕組みなんだよ」なんてことを言わせています。

 その他、この本の中では、たくさんの映画やテレビ番組が紹介され、そこからたくさんのアメリカ人の姿が見えてきます。

「世界で一番偉いのは、アメリカ人」
 と、思っている人が多いが、
「そんなアメリカ人のバカさ加減を笑おう」
 と、思っているアメリカ人も多い。

 そして、それがエンターテイメントとして世界中に流れている。
 いい奴ばかりじゃないけど、悪い奴ばかりでもない。

 そんなたくさんの乗客を抱え、暴走列車アメリカは、今日も走っていくのです。

 それに引き替え、日本のテレビ番組はなんであんなにしょぼいんだろうねえ・・・。
 まあ、上記の番組と、村上龍の「カンブリア宮殿」しか観てないから、なんともいえないんですが。。

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マイケルムーアの最新作。
 ボーリングフォーコロンバインでは、アメリカの銃社会を、
 華氏911では、アメリカの戦争を、
 シッコでは、アメリカの医療を、
 それぞれの問題点を白日の下にさらしたドキュメンタリー映画を作ってきたこの人。
 今回は、キャピタリズム。資本主義そのものです。

 もりぞおさんは、日本企業やアメリカ企業と契約をあれこれする仕事をしているのですが、これらの企業にはこんな特徴があります。

 日本企業は、あっさり契約を結ぶが、実際に実行するときにごねる
 アメリカ企業は、契約を結ぶときごねるが、実際に実行するときは従順

 契約を破るとすぐ訴えられるのが原因でしょうが、「ルールを守る」という意識が良くも悪くも強いと感じています。

 良い意味ではフェアなのですが、悪い意味では非情です。
 この映画では、その非情さがクレイジーなまでに現れている事態が次々と出てきます。

 民営化された少年院。ここには収容している人数によって国から費用が支払われます。経営者はホテルと同じように空室率を下げることに全力を尽くします。
 宣伝するわけにもいかないのでとった手段が、判事に献金をすること。
 マリファナを吸った少年を、ショッピングモールで友達とケンカした少女を、My Space(mixiみたいなもの)に教頭の悪口を書いた少女を、
 判事は数分で有罪にし、少年院に放り込むのです。

 格安航空会社。より安い料金で顧客を運ぶために、飛行機好きの若者を、年俸200万円以下でパイロットに雇います。
 パイロットは、喫茶店でバイトをしたり、食料の配給券をもらって生活しています。

 有名な大企業たち。従業員が亡くなることは、会社にとっての損失です。だから、会社は従業員に生命保険をかけます。従業員が亡くなると、会社に数百万円の金が振り込まれるのです。
 CEOは、年間で一人も社員が死なないと、担当者を呼び出して叱るのですが。


 ルールは守っているかもしれないが、人道的に明らかにおかしい行為。
 こんな状況を見ながら、私は中学校時代にやったゲームを思い出しました。

 信長の野望戦国群雄伝
 戦国シミュレーションゲームで、自国を栄えさせ、軍事増強して、他国を滅ぼし、天下統一するゲームです。

 里見家という最弱の大名を選んだもりぞおさん。しかも隣には強大な勢力の北条家が。 そこでもりぞおさんが考えた攻略法がコレ。

 里見と北条の間にある国を占領。
 その国で税率を無茶苦茶高くして金を得て、その金で兵士を徴兵しまくる。
 民の暴動が起こる前に、その国から撤退。
 しばらくすると北条がその国を占領。民の暴動が起こりまくり北条の兵士が死にまくる
 多大な犠牲を払いながら、北条家がその国を立て直すのを待つ
 頃合いを見計らって、先ほど徴兵した兵士で北条をぶったおす

 ゲームの世界では、全ては数字で表されます。
 民の苦しみは、「民 忠誠度」というパラメータ一個で表現されるわけです。
 その数字がもたらすデメリットを回避できれば、民の苦しみなんてどうでもいいわけです。

 数字でのみモノを見ることの怖さを感じた、少年時代の体験です。
 
 きっと、大きな会社のCEOも、里見家の大名であったもりぞおさんと同じ心境だったのでしょう。
 実際の会社経営では、「民 忠誠度」なんてパラメータすらないわけですし。
 
 そのゲームの中で許されるルールを守って、目的を達成すれば報酬がもらえる。
 資本主義社会の中でのプレイヤーがやっているのは、ただこれだけのことです。

 米を根こそぎ持って行かれた上、徴兵までされる農民とか、
 少年院に入れられる少年とか、年収200万円のパイロットとか、夫が死んで会社に金が入ったことを知った妻とか、
 そんな人たちの生活は関係ないのです。

 さて、そんなことを許すルールはどこで作られたのでしょうか?
 議会です。

 レーガンの横にいる執事のような男は、メリルリンチの社員です。
 ブッシュのまわりには、ゴールドマンサックスのお偉方が集まっています。

 ルールに従順な人たちが住む国で、ルールを決める人たちを牛耳れば、何でも出来る。
 アメリカのキャピタリズムの恐ろしさはここにあるのです。

 そして、リーマンショックの後に税金から投じられた7000億ドル。
 大統領選挙2週間前のどさくさに紛れて金融機関がかっさらった膨大な金。
「何に使ったかを公表する義務はない。法律にそう書いてある」

 そんな中、マイケルムーアが思うかすかな希望が、オバマと民の反乱です。

 銀行がローンの支払いの出来ない家の立ち退きを求めても、住み続けてしまえ。
 周囲の住民をそれを応援して、銀行員を追い返してしまえ。
 マイケルムーアはそれを映画に撮って、世界中に垂れ流す!

 私は、理不尽なことがあると、
「ルールが間違ってるのだから、ルールを破ればいい。」
 といって、平気で無茶をします。

 ルールを守っていると、その見返りとして偉い人から守られることが多いため、意外と楽だったりします。
 でも、そんな誘惑に負けず、時にはルールを破るのも必要な気がします。

 アメリカ国民の多くが、ルールを破って戦い出せば・・・。
 アメリカは、CHANGE出来るのでしょうか・・。


 次回、アメリカのCHANGEしない人たちの話をします。

[追記]
 オバマ大統領が、金融機関へ税金の追加徴収を決めました。
 膨大な量のロビイスト(日本でいうところの族議員とそのとりまき)の反対を押し切っての決定。
 この人は、本当にアメリカの希望になるかもしれない。もう、なっているかもしれない。

米大統領:大手金融への課金、救済資金の全額回収が目的



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こんにちは。
 新春特別企画。いつもと違う方向性の第二弾。
 最近、映画の話題が多いので、もりぞおさんの映画鑑賞環境をご紹介します。

 もりぞおさんは、そもそもそれほど映画を観る人ではなかったのですが、世界一周から帰国後の住環境が、非常に映画鑑賞に適しまくっているため、月に10本以上観るような生活になってしまいました。

 おそらく、日本で一番映画館密度が高い、東京都新宿区に在住。
 自宅から徒歩2分のところに、週替わりでちょっと(orすごく)古い映画をやる名画館がある。
 自宅から徒歩3分のところに、TSUTAYAがある。
 自宅に100インチのプロジェクターがある。

 この環境故に、最新のロードショーから、観たいと思っていた旧作、全然知らなかった名作まで観放題なわけです。

 こんな環境の中でも変態的なのが、プロジェクター。
 もりぞおさんの家にはテレビがないため、5年以上前からプロジェクターを使っています。
プロジェクター


 EPSONの EMP-TW200という機種。
 2003年製ですが、5年前くらいに中古(電気屋の展示品)を9万円くらいで買いました。
 古い機種なのですが、画像はなかなか素晴らしく、DVDとBlue-rayの違いがハッキリわかるくらいです。

 ハイビジョンプロジェクターが発売され始めたので買い換えも考えたのですが、今でも充分満足なので、3Dプロジェクターの値段がこなれてくるまでコレを使っていこうと思っています。

 そして、プロジェクターを映すスクリーンがコレ。
スクリーン

 でかい!
 比較用にiPod nanoをぶら下げてみました。
 大きさは100インチあります。
 楽天で買った安物のスクリーンなのですが、値段は忘れた。。

 大きさは100インチなのですが、部屋が狭いため、100インチ全開には映写出来ません。
まいこー

 でも、こんな感じ。
 かなりの大迫力。60インチ以上はあるかな?
 燃えます。

 スピーカーは、以前は小さいのを使っていたのですが、このマイケルのDVDを観ていて音楽のしょぼさについうっかりスピーカーを買ってしまいました。
スピーカー
 

 YAMAHAのYSP-500という機種。
 これは、1台のスピーカーから5種類の音を同時に出し、一部は壁に反射させて後ろから前から音が聞こえるようにしたという、恐るべきジャパニーズテクノロジーの結晶。

 当然、5個のスピーカーを使うのとはかなりの差がありますが、しっかりと後ろから音が聞こえてきます。
 
 これも中古(ヤフオク)で4万円くらいで購入。
 良い買い物でした。

 で、再生はPS3。
PS3

 PS2でもそうだったのですが、SONYが命がけで作っているこのメカは、現在発売されているBlue-ray再生できるメカの中で最も費用対効果が高いモノです。

 値段の割に異常に音声と画像の再生レベルが高い。
 やっぱり、コレも中古をヤフオクで購入。2万円くらい。
 
 もりぞおさんは、1000円以下のモノはほとんど何も考えないでモノを買うのですが、一万円を越えるといろいろ吟味しまくって、最良の方法を探しまくる癖があります。

 選択と集中ってやつです。

 ちなみに、旧型のため、音がうるさいので、隣の部屋に置いています。

 そして、映画を観るためには、プロジェクター、スピーカー、部屋の電気、PS3といろいろなリモコンを使わなきゃいけなくなるのですが、これを1台にまとめるスーパーリモコンを使っています。
 リモコン
 
 RM-PLZ510Dというメカ。
 赤外線型のリモコンなら、どんなリモコンの代わりにもなるという凄いメカ。
 このボタンを押すと、スピーカーの音量が上がるとか、このボタンを押すとプロジェクターの電源が入るとか、すべて学習させることが可能なので、滅茶苦茶便利です。

 PS3のリモコンのみ、赤外線型でないために、仕方がなく2台使いにしてますが、今回ご紹介する中で最もお勧めのメカです。
SONY リモートコマンダー 地上デジタルフル対応 ブルー RM-PLZ510D LSONY リモートコマンダー 地上デジタルフル対応 ブルー RM-PLZ510D L
(2008/06/21)
ソニー

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 そんなわけで、もりぞおさんは、東京都新宿区内に引きこもった生活を今日も続けております。
 これから、「愛のむきだし」という日本映画を観るのですが、DVD2枚組 4時間もあるんだよなあ。。。



 ちなみに、PS3をThis is itのBrue-rayと抱き合わせで売るらしい。。
 確かに、お勧めの組み合わせなのですが、ゲーム以外と抱き合わせるというのはなかなかアレだ。

PlayStation 3(120GB) マイケルジャクソン「THIS IS IT」スペシャルパック(CEJH-10009)PlayStation 3(120GB) マイケルジャクソン「THIS IS IT」スペシャルパック(CEJH-10009)
(2010/01/27)
PLAYSTATION 3

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この書評では、基本的に映画なり本なりのいいところを取り出すことを意識しています。
 作品の中で心に残ったモノを、自分の経験と照らし合わせてストーリーを作るというのがコンセプトです。

 しかし、もりぞおさんが一番得意なのは、人やモノを小馬鹿にすること。

 と、いうわけで、新春特別企画として、2009年度最悪作品との呼び声も高い、「アマルフィ」をDVDで観てみました。

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(2010/01/01)
織田裕二天海祐希

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 すごい、日本映画でした。

 日本映画の作り方の特徴として、俳優のブッキングがあります。

 通常(っていっても、アメリカと韓国しか知りませんが)、映画を撮る際には、脚本を用意します。
 1ページ1分の内容で書かれた膨大な量の脚本の、ほんの一握りが採用され、予算が付き、そこから俳優のキャスティングが始まります。

 しかし、日本映画の場合、まずはじめに主演俳優のブッキングが始まります。
 そして、広告代理店を巻き込んでの予算獲得。
 それが終わってから、脚本作りが始まるわけです。

 日本の映画やドラマに漫画や小説の原作付きが多い理由。
 なぜか、その原作と主人公が変わってたり、登場人物の性別が変わってたりする理由は、こんなふうに結構単純明快なわけです。

 さて、このアマルフィ。
 監督インタビューでの作品の動機が
「織田裕二で、サスペンスをやりたかった」
 であることから、上記の流れにのっていることがよくわかります。

 しかし、このアマルフィは、原作なしです。(映画の公開と同時に小説も発行されたようです)
 日本映画で原作がないとどうなるか・・・とんでもないことになります。

 実は、このアマルフィという映画、「脚本」とクレジットされている人がいません。
 監督と、小説の作者が共同で脚本を書いたようなのですが、現場でぐだぐだになりまくったため、双方が責任をとるのがイヤになって、空欄にしちゃったのが真相だと言われていますがよくわかりません。

 しかし、その結果としての物語の脚本は、ひどいことになってます

 犯人は、イタリア語が全くしゃべれない日本人の子供だとわかって誘拐しているのに、連絡してくる電話は全てイタリア語
 犯人の電話で「スペイン広場にいけ!」とか振り回される織田と天海はのんびりバス移動(織田裕二、車持ってるのに・・)
 犯人が織田と天海をアマルフィに呼び出した理由がわからない(一日時間を稼ぎたかったのだろうけど、なんでアマルフィ?)
 イタリアのほとんどの観光地と信号機を管理する警備会社の警備が超ボンクラで、鉄砲もった一人の女性(ふつーの日本の主婦)にあっさり占拠される
 ボタンを一個押しただけで、ローマの町が機能停止になり、挙げ句の果てに警備会社のシステムが1分でハッキングされるほどセキュリティが甘い
 織田裕二が犯人をやっつける方法が、説得。それも「おまえら、そんなことをして何になる?」という滅茶苦茶ふつーの言葉
 この作戦が終わったら死ぬ覚悟の犯人が、あっさり説得に折れる
 
 ざっと思い出しただけでも、こんな感じで、もうどうしようもないです。。
 読み返して、あまりにも多すぎてうざいので、半分カットしました。。

 さらに、演出もひどくて、

 いきなり音楽が止まって画面がブラックアウトする(DVDが壊れたかと思った)
 スペイン広場で、イタリアンジェラートを踏んづける(ローマでローマの休日オマージュだー!)
 イタリア警察のおやぢがキャプテン翼ファン(ボールハトモダチ、コワクナイ)
 なにげなくホテルのテレビでキャプテン翼がやってる(ちなみに、イタリアでは翼くんの名前はオリバーハットンなのだが。。)
 アマルフィの空撮の映像がピンボケ
 福山雅治が、物語に何のからみもない金髪美女を常にはべらしている
 
 など、ダサダサ演出のオンパレード。

 これは、ひどい。

 もう、穴だらけの脚本と、ダサダサの演出から目が離せません。

 キン肉マンとか男塾のストーリーの滅茶苦茶さは、それを上回る勢いがあるため、それ自体が味になります。
 木更津キャッツアイやタイガーアンドドラゴンでは、ダサい演出をギャグとして使っています。

 しかし、この映画は、映画全体として、本格的カッコイイサスペンス映画を作っている感が漂っているので、笑うに笑えません。
 なんでこんなんなっちゃったんだろう。。。

 監督や小説家の人が、どんな気持ちで脚本の責任をなすりつけあったのかを考えると、悲しくて映画中居眠りもできません。

 テレビ局に金がないと言われて久しい今日この頃。
 この映画に費やされた予算を、恵まれない深夜番組に渡していたら、どれほどたくさんの番組が撮れたのか。。どれほどたくさんの制作会社の社員が首にならずにすんだのか。。

 ちゅか、こんなもんばっか作ってるから、金が入ってこなくなるんだよ!

 でも、広告宣伝費が減っている現在、視聴者から直接金を取れる映画を作るテレビ局は増えていくのでしょう。テレビ局バブルの最後のあだ花。もしくは断末魔と考えると、感慨深いモノもあります。

 しかし、このアマルフィの最大の謎は、サブタイトルの「女神の報酬」
 作中に、女神らしいものも、報酬らしいものも、一切出てこない。

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 バイクよりも速く走り、自動車よりも堅い身体を持つ
 眼からビームを発射し、一個中隊を一撃で撃破するスーパーボイスを持つ犬、ボルト。

 そんなドラマを撮影するために、ボルトは世界から隔離されたところで育てられています。
 彼の家は、映画のセットの中。
 彼の行動する先には、全て仕掛けが施されており、彼は自分を「スーパードッグ・ボルト」だと完全に信じて生きています。
 
 撮影中以外は常に部屋の中に閉じこめられており、ドラマのヒロインであり、彼の飼い主である女の子以外とはほとんど接触がない生活です。
 
 しかし、ある事件から、彼は、その女の子と離ればなれになり、外の世界に放り出されます。
 飼い主に捨てられた、ただの犬として。

 彼の世間知らずっぷりは徹底しており、生まれてこの方腹が減ったことがないために、空腹で腹が鳴ることを、「毒を飲まされた」と感じます。
 
 同行している、飼い主に捨てられた猫は、彼に「解毒剤だ」といって食べ物を与えるわけです。

 ここまで観て、この前ニュースで見たこの記事を思い出しました。

日本人の15%の世帯が「欲しい食料買えなかった」 

 社会保険庁のアンケートで過去1年間に15.6%の世帯で、食費が足りず欲しい食料を買えなかった経験があるという記事です。

 実際は、よくあった 2.5%  ときどきあった4.5%  まれにあった8.6%という内訳であり、かなり恣意的な記事であるということがわかります。

 しかし、わざわざこんな記事を書いているということは、「食料が買えない」というのが、日本人の新聞を読む層に衝撃であるというということを示唆しています。


 映画の中でも、人間から「解毒剤」を恵んでもらって食べ終わったガリガリの猫が、
「あー、満腹なんて久しぶりー」というように、世界には、満腹なんて久しぶりの人たちがたくさんいます。

 インドやネパール、南米やキューバを歩いていれば、「欲しい食料を買えない」人たちが食べる、粗末な屋台がたくさんあります。

 キューバに至っては、キューバの庶民が絶対入れないような食堂(それでも観光客からみたらただの不味いレストラン)に入るために、外人と仲良くなって一緒に食事に行こうと誘う「おごって詐欺」が多発しています

 まあ、仲良く話をして、飯をおごるだけで、モノを盗られたり、脅されたりは一切ないので詐欺と言うほどのこともないのですが。。

 ボルトは、映画俳優という特殊な職業にある犬であり、スーパーパワーを持っていると信じ込まされるための隔離された場所で、食に困らない生活をしてきました。

 日本人は、世界第二位の経済大国という特殊な地位にある国であり、凄い才能を持っている民族だと勘違いしているために、食に困らない生活をしてきました。

 実際、ジャパンマネープッシュとか、24時間戦えますかとか、他の民族の追随を許さない、スーパーパワーを持っているわけですが、グローバル化という流れの中で、そのスーパーパワーの効力が色あせてきており、
 映画スタジオから飛び出してしまったボルトと同様に、本来の自分たちの姿に気付き、愕然とし、絶望しはじめています。

 しかし、ボルトはここで諦めません。

 飼い主の女の子に会うために、再び映画スタジオを目指します。

 無理矢理同行させている捨て猫と、変にボルトを英雄視しており、そのくせ自分はカプセルの中に閉じこもっているハムスターと共に。

 日本という国に絶望している普通の人々と、日本という国をアイデンティティのよりどころにしているネット右翼の人々のような造形が、まさに、現在の状況を表しています。

 であるがゆえに、ボルトの行動は我々に勇気を与えてくれます。
 スーパーパワーがなくたって、進んでいく力。
 自分の帰るところを、待っている人を信じる心。
 そんなものを原動力に、ただの犬であるボルトは、アメリカ大陸を横断していきます。
 
 たとえ、信じていた人に裏切られたと感じて心が折れても、それでも最後には火の中に突っ込んでいく勇気。

 がんばれ!ボルト! がんばれ!日本人! と応援してしまいます。

 カールじいさんよりもリアルさにこだわって描かれたCG。そのリアリティとスピード感は、爽快の一言です。
 映画館で見れなかったけど、BlueRayで観れたことは幸せでした。

 映像をそのまま楽しむアクション映画としても、
 ストーリーをそのまま楽しむ感動映画としても、
 物語を深読みする風刺映画としても、素晴らしい完成度の傑作です。

 ちなみに、私は日本人なのでボルトを日本人にかぶせましたが、本来はアメリカ人でしょうね。
 黒猫はオバマ民主党支持のマイノリティー。白くてデブなハムスターはブッシュ共和党支持のキリスト教と強いアメリカを信じる白人。
 
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もりぞおさんは、年賀状を出さない人です。
 郵送で送らないことはもちろん、年賀状自体も数年に一度しか作っていません。
 っていうか、正月休みは海外行ってることが多いから、年賀状どころではないのですが。

 ただ、くだらないものをデザインするのは大好きなので、やるときは凝ったものをつくります。
 前回の、2005年の年賀状は、コレ。

元日

 わざわざインドのガンジス川のほとりで初日の出を観るためだけに日程を調整し、
 この写真を撮るためだけに、12月31日に日本人がたくさん泊まっていそうな宿に泊まり、
 そこで知り合った日本人に、構図を絵に描いてその通りに撮ってもらったのがこの写真です。

 ガンジスで元日

 写真への無駄なこだわりと、バカでも一分で思いつきそうなコピー。

 この落差が、この年賀状のキモです。

 さて、2010年、世界一周旅行から帰ってきて、また東京で働き始めた今、2010年の年賀状が、コレです。

年賀状2010

 一年間に渡る、世界一周旅行で一番綺麗だったウユニ塩湖。
 そこで、歩くもりぞおさんです。

 被写体が素晴らしいので綺麗な写真なのですが、それほど凝った写真ではありません。
 なもんで、コピーはちょっと凝っています。

 東証一部上場企業をぶちやめて、仕事をせずに世界を歩いた一年間。
 この旅で表現したかったこと、この旅で確信したこと。

 人生は楽しむためにある。
 仕事は人生のごく一部でしかない。

 
 仕事が自分の楽しいことであれば、仕事を中心に生きていけばいいし、
 ほかに楽しいことがあるならば、仕事はそれを充実させるための手段にすればいいし、
 何が楽しいのかわからないのであれば、いろんなことをしてみればいいし。

 そんな風に、楽しいことに向かって歩いていく毎日と、
 そのために、ほどよく働く毎日を、
 2010年以降も過ごしていこうと、そんな案配です。

 ただ、実際問題、仕事を中心に生きていかないと、生活が成り立たなくなり始めているのも、日本国の事実。
 自分もその渦に巻き込まれたときに、生活レベルを落としてでも歩く時間をキープするのか、生活レベルを維持するために働く時間を増やすのか。
 この指針は、きちんと考えておかなくてはならないかもしれません。

 ちなみに、ボリビアは、世界最貧国の一つ。
 朝から晩まで暗い炭坑の中で、コカの葉と96度アルコールを接種しながら働き続け、40前後で命を落としている人たちもたくさんいます。
 もちろん、南米特有の、明らかに働いてない人たちもたくさんいます。

 バランスが異常に極端な国の一番綺麗なところに、どうバランスをとるかが永遠のテーマとなりうるコピーを載っけてみる。

 そんな感じの、2010年年賀状なわけです。
 今年も、よろしく。


 この年賀状を、こっちのblogでは旅行記風に書いてみました。
 良かったら、併せて読んでみてください。

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