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この映画は、実在の人物を題材にしたフィクションである。

ジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐

 職業:アメリカ空軍特殊部隊パイロット
 父:カメハメハ大王の末裔
 母:エリザベス女王の妹の夫のいとこ

 と、自称していた結婚詐欺師。

 もうこの時点で、完璧なギャグです。
 無茶苦茶するにもほどがあるねん!

 しかし、映画館で物語を観ていると、大変なことに気づきます。

「この話、喜劇(コメディー)ではなく、悲劇(エレジー)だ・・・。」

 この話は、クヒオ大佐と松雪泰子演じるお弁当屋社長との話を軸に進められます。

 借金を残して消えた両親。
 ギャンブルで作った借金をせびってくる弟。

 そんな重荷を背負いながら、彼女は健気に街の小さなお弁当屋を経営し、生活しています。
 働いてばかりで、楽しい事なんてほとんどなかった人生。

 そんな彼女の所にふと舞い降りてきた夢の世界。
 それが、クヒオ大佐と、彼が語る世界だったのです。

 それは、まるで、高度経済成長の中、脇目もふらずにモーレツに働いていた日本人が、盲目的にあこがれていたアメリカのような存在。

 コカコーラのCMでも振り返ったように、そこには、自分たちが体験したことのない素晴らしい世界が広がっているように見えたのでしょう。

 しかし、このクヒオ大佐が暴れていたのは、1990年代前半。
 折しも、アメリカがクェートに侵攻した時期。
 映画の最初にも、このことが、しつこいくらい触れられています。

 この、湾岸戦争で、日本は軍隊を出さない代りにとんでもない額の戦費を負担することになりました。
 そして、そのことについて、誰にも感謝されませんでした。

 お弁当屋さんも、同様に、多額の金をクヒオ大佐に渡し、従業員の給料を払うことができなくなります。多くの人に迷惑をかけました。

 クヒオ大佐は、このことについて、こうのたまいます。

「私は、相手が望んでいることをしてあげただけだ!」
 そう。クヒオ大佐は、お弁当屋さんに夢を与えてあげていたのです。

 イミテーションの軍服を着て
 カセットテープで飛行機の騒音を流しながら電話をし、
 3箇所もスペルが間違った名刺を用意し、
 わざと片言で喋る日本語を駆使して。 

 しかし、クヒオ大佐が作っていた夢は、お弁当屋さんのためだけではありませんでした。
 クヒオ大佐自身の夢なのです。

 父親の虐待。
 貧乏ゆえの仲間はずれ。

「私は足が速かったので、一番野球が強いチームで、センターを守っていました。
 でも、ピッチャーがすごく上手かったので、ボールが飛んできません。
 だから、空ばかり見ていました。
 それで、飛行機が好きになったのです。」

 空を見ていた理由は嘘だけど、彼は、空の向こうにひとつの夢を見ていたのは本当なのでしょう。

 さらに折しも公開された2009年。
 この前の年に、アメリカは、今まで行ってきたこと全ての化けの皮がはがれました。

 国民全員に無茶な借金をさせることで作ってきた巨大消費
 相手の都合も考えずに、自国の利益のためだけに介入した国際紛争
 ありもしない金をふくらませて作った経済大国

 アメリカは言うでしょう。
「私は、世界が望んでいることをしてあげただけだ!」
 そして、態度を軟化させながらも、アメリカ人の心にはまだ、自分たちが世界の中心であるという強烈な自負が残っているようにも感じます。

 それは、ボロい自宅アパートの一室でも、片言の日本語と腕立て伏せを続けるクヒオ大佐のように。
 まるで、それを止めてしまえば、自分自身が消えてしまうような、そんな必死さで。

 映画の中でも、クヒオ大佐の嘘は、
「その嘘を信じたい」と思っている人にしか、通用しませんでした。

 2009年現在。
 アメリカの嘘を信じたい人は、世界中にどれくらいいるのでしょう?
 そして、アメリカは、世界と自分に嘘を貫き通すことができるのでしょうか?

 クヒオ大佐の悲劇(エレジー)は、アメリカと世界全体の悲劇(エレジー)につながっているような気がします。
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今回の再放送は、2005年11月のモノ。
 この年に亡くなった、あの人のお話です。
紙の破壊王 ぼくらが愛した橋本真也紙の破壊王 ぼくらが愛した橋本真也
(2005/10/11)
『紙のプロレス』特別編集

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この本は、橋本真也のバカエピソードを関係者のインタビューを軸にまとめたモノです。

基本的にプロレスラーはバカが多いのですが、その中でも飛び抜けてバカなのがアントニオ猪木と橋本真也ではないでしょうか。
悪の横綱が猪木ならば、善の横綱が橋本。

まず、橋本のどこバカかというと、やることが小学生。
40を超えて、虫取り網でセミを捕まえたり、手製のモリで魚をとったり、空気銃でスズメを撃ち落として焼いて若手に食べさせたりする人間は、世界中探しても橋本くらいのモノです。

さらに、ひとつのことをはじめたら死ぬほど凝る。
いきなり豆腐を作ることに目覚め、美味しんぼ級の最高級食材をそろえて、豆作りを敢行する橋本。
出来た豆腐は、原価2万円。しかも、美味しくない。
その後、片づけは一切せずに、ウルトラマンのおもちゃで遊びはじめる橋本。
後始末は、もちろん、奥さんの仕事。。

新日本プロレスの道場の周りで朝から一心不乱にセミを捕まえる橋本。
その量は半端ではなく、ざっと200匹。
何のために・・・と思ったら、若手の一人がセミが嫌いという情報をキャッチした模様。
200匹のセミを、若手の部屋にリリースする橋本。
道場は、地獄絵図。。

思いもかけない馬鹿なことをはじめ、やり始めたら脇目もふらず、人の迷惑を考えず、やり終わったら後始末はしない。

新日本プロレスを退社して、自分の団体作って、それを死にものぐるいで大きくして、失速してぶっつぶして、さっさとあの世に行ってしまう。

近くにいたら大迷惑なんだけど、確かな足跡を残してくれた破壊王・橋本真也。
ホント、面白かったです。面白すぎです。ありがとう、破壊王。

なお、インタビューで
「ストレスだとか持病が原因だって行ってたけど、99%は運動不足が原因でしょ!
全然練習しないもん。試合前の練習なんて足上げるだけ。3秒。」
と言っていた、暴走王・小川直也だけは、ガチ。

 ちなみに、好評につき第二巻も出たのですが、一番の被害者である天山選手のコメントが秀逸です。

「俺、一度、新日本プロレスの道場から脱走したんですよ。
 夜に先輩に連れ出され、近くにいた猫をエアガンで撃たされたんです。
 猫は当たり所が悪くて死んじゃって、その猫を二人で河原に埋めに行ったんです。
 こんな恐ろしいところにいてはならないと思って逃げ出したんです。

 今、思い出したんですけど、あのときの先輩って、橋本さんだったんです。。」

 外野で観ている分には最高ですが、近くには絶対いて欲しくないタイプの人ですね。。。
  

紙の破壊王 ぼくらが愛した橋本真也紙の破壊王 ぼくらが愛した橋本真也
(2005/10/11)
『紙のプロレス』特別編集

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紙の破壊王 ぼくらが愛した橋本真也 爆勝証言集 (kamipro books)紙の破壊王 ぼくらが愛した橋本真也 爆勝証言集 (kamipro books)
(2007/07/11)
kamipro編集部

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日本でいちばん大切にしたい会社日本でいちばん大切にしたい会社
(2008/03/21)
坂本 光司

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 一昔前、「会社な誰のモノか?」なんて議論がありました。

 株主のモノ。社長のモノ。従業員のモノ。お客様のモノ。

 株主が出した資本を使って利益を出して配当で還元するためのモノ
 経営者の夢を叶えるためのモノ
 従業員が楽しく自己実現するためのモノ
 お客様の生活をよくするためのモノ

 どれも正解のような気もしますが、ひとつ確かなことは、
 売り上げを上げて、コストを下げて、たくさんの利益を上げれば誰も文句は言わないってことです。

 お客さんに自社の商品を提案する際も、お客さんがしてくる質問の本質は
「それで、うちはいくら儲かるの?」

 自社で企画を提案する際も、上司がチェックするのは、
「いくらかかって、いくらコストダウンできるの?」

 売上-コスト=利益

 この方程式は、会社勤めが長くなるほど、絶対的なモノになってきます。

 しかし、本書には、この方程式を破った経営をしている会社がたくさん載っています。
 例えば、日本理化学工業。
 ここは、黒板に書くために使う、チョークを作っている会社です。

 ある日、この会社に養護施設の先生が訪問してきました。
「知的障害者の卒業生を、この会社で雇って欲しい」

 最初、社長はこれを断ります。
 知的障害者の人を受け入れても、その人を養っていく自身がないから。

 しかし、何度も何度も訪れて、
「彼女らに、働く幸せを感じて欲しいのです」
 と訴える、先生の熱意に折れて、一週間だけ彼女らを受け入れて、職業体験させてあげることにしました。

 毎日、7時に来て始まるのを待っている彼女ら。
 休憩時間も忘れて、一心不乱に作業をする彼女ら。
 なによりも、本当に幸せそうな顔をして働く彼女ら。

 そんな姿を見た社員が、社長に訴えます。

「どうか彼女らを、4月から正社員として雇ってあげてください。
 彼女らにできないことがあれば、私たちがカバーしますから。」

 以来、この会社は、障害者を採用し続けます。
 設備投資は、生産量を増やすことよりも、障害者が働けるようにすることを優先して行われます。

 もちろん、ボランティアでやっているわけではないので、しっかり利益も出ています。
 しかし、その利益の源泉は、多くの企業が目標としている「作業の効率化」からではなく、「社員が、自分の会社に誇りを持っていること。」「仕事を楽しんで、幸せに思って行っていること」なのだとおもいます。

 そして、この会社に取材に訪れた筆者の人は、最後にとても素敵な光景に出くわします。
 これは、是非、この本を読んでみたください。

 そして、こんなふうに、「売上-コスト=利益」以外のモノを重要視している会社のエピソードを読んでいると、自分が今までしてきたこと、これからすべき事を改めて考えさせられます。

 日本でいちばん大切にしたい会社  
 この本の中には、人生で大切にしなくてはならないモノがたくさん入っています。

日本でいちばん大切にしたい会社日本でいちばん大切にしたい会社
(2008/03/21)
坂本 光司

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と、いうわけで、前回に引き続き2005年9月に書いた、「村上龍(ドラゴン)の世界」をお楽しみください。
後編の方が、今のスタイルに近いですね。


彼のいいところは、「昔はよかった」という言葉を徹底的に嫌っていること。

「昔は、そんなもん、拳で殴り合って分かり合ったもんよ」などと言う言葉に対して、

「当時はほかにやらなくては生きていけないことがたくさんあったが、今は違う。考える時間がたくさんある。お互いがきちんと納得することが必須になってしまったのだ」と、一刀両断。

「昔がよかったというのは、「過去のことは楽しいこと中心に記憶する」という人間の特性が現れているだけ。昔は、ワールドカップもみれなかったし、海外旅行も行けなかった。全てにおいて今の方が豊かになったことは明らかだ」
と、いったように、過去の自分たちを肯定して、今の人間を批判するという考え方を否定している。

今は昔よりずっとよくなった。これからもよくなるであろう、という希望をもって、現在の問題点を探っている。

私が読みとった範囲での問題点は以下のようなものです。

「日本は高度に組織化されたために、全員が意志を持って働かなくても、一部全く働かなくても、全員が生きていくことが可能になった。

しかし、全く働かなくてもいい人間も、自分が働かないことには引け目を感じている。
だが、人とふれあうという最低限必要な訓練すら積んでいないので、何も行動を起こせない。このような場所で悩んでいる人間がたくさんいる。

人間の欲求は、衣食住の次に、「他者に喜ばれる」「他者から尊敬される」というものがある。彼らはこれを全く満たせないでいる。

また、経済が停滞する中で、「意志を持って働いていない人」を養っていく体力が組織に亡くなっている。これによって、今までの組織の中のルールの中でしか訓練されていなかった人が、ルール無用の世界にほおり出され、途方に暮れいている。

ボクシングの訓練しかしてない人が、何でもありどころか、武器もありの世界にほおり出されたようなもので、高度なボクシング技術がある人はともかく、中途半端な技術しか持っていないものは無力化している。

このように、高度な社会の中で守られ、訓練を受けていない人たちの負い目と、ソフトに守られていた人たちが、守りの中からはずされた不安、無力感、この2つが顕著化しているのが現在である。

ただし、これは、社会が成長しているから起こっている成長痛であり、時代が悪くなっているわけではない。
さらなる成長のためには、これを乗り越えねばならない。
そして、乗り越えるためのキーワードが、「自立」である。

そして、依存関係が成り立っている組織から、それぞれが自立し、依存関係が存在しないコミュニティを作っていくべきである。

ってのが、ドラゴニズムではないかと私は思っています。
的を得てると思うし、何より、前向き。非常に好感が持てます。


また、中田英との対談本「文体とパスの精度」の中では、お互いプロの世界で自立している者同士が、お互いを認め合って話をしているのが印象的です。
また、プロの作家、プロのスポーツプレイヤーという、マスを相手にしている商売にもかかわらず、インターネットというツールを使ってマスを相手にすることによって、マスコミから独立し、自分たちの望んでいるコミュニティを作りつつある、という姿が非常にカッコいいです。

中田も7年前はマスコミ相手に突っ張ってて馬鹿だと思っていたけど、この本を読んで考えが変わりました。
非常に、クレバー。

ここ数年で成長したのか、単に考えを外に出すルートがきちんと出来ただけなのかはわからないけど。

ちなみに、村上龍も最初はドラッグ&SM作家。初期の作品は、かなりエグイです。「限りなく透明に近いブルー」とか「トパーズ」とか。

なお、前編文章の中で、ちゃんと本を見て引用したのは、最初の「誰にでもできる・・」の文章のみです。
あとは、私のつたない記憶力のたまものですのでご了承を。(←依存)

文体とパスの精度 (集英社文庫)文体とパスの精度 (集英社文庫)
(2003/04)
村上 龍中田 英寿

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限りなく透明に近いブルー (講談社文庫 む 3-1)限りなく透明に近いブルー (講談社文庫 む 3-1)
(1978/12)
村上 龍

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トパーズ (角川文庫)トパーズ (角川文庫)
(1991/11)
村上 龍

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こんにちは。
 いつもお越しいただきありがとうございます。
 
 この書評blog、書く対象を選ぶのも実際に書くのも結構大変で、週2更新はきついだろうなーと、考えていました。
 しかし、私は結構前から書評文書を書いてきてるので、時々それを加筆訂正して再放送することで、お茶を濁させていただきます。

 と、いうわけで、今回は、2005年9月に書いた、「村上龍(ドラゴン)の世界」です。
 村上龍の著作数作および、村上龍の世界観について話をしています。これを書いた4年後、村上龍が言ってたような世界になってますね・・・。

前編は、書評ってより、本の紹介になってます。
 では、どぞー。


「必ず新しい階級社会が生まれる。
努力しなかった人、訓練を何もうけていない人、技術が何もない人、コネクションが何もない人、醜い人、才能がない人、頭が悪い人、そういう人たちは最低の人生を生きるようになるだろう。
恋愛が出来るのも限られた人だけになるはずだ。
わたしは、それがしょうがないことだと思っている。」
村上龍 誰にでもできる恋愛 より

この文章は、彼がここ数年間言い続けている、ドラゴニズム(龍イズム・私の造語)のひとつの要素を表す文章です。

ドラゴニズムが、一番に提唱しているのは「自立」です。

つまり、人間はそれぞれ個人個人が、一人で生きていける力を持たねばならない。ということ。
それは、経済的にも、精神的にも。

彼の最近の小説も、多くがこの「自立」をテーマにしています。

■愛と幻想のファシズム
愛と幻想のファシズム〈上〉 (講談社文庫)愛と幻想のファシズム〈上〉 (講談社文庫)
(1990/08)
村上 龍

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愛と幻想のファシズム〈下〉 (講談社文庫)愛と幻想のファシズム〈下〉 (講談社文庫)
(1990/08)
村上 龍

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「狩り」を行うことにより、生物として自立した(自分で自分の餌を狩ることができる)主人公、鈴原冬至が、独裁政党を作り上げ、実質世界を支配している企業連合から独立していくお話。
冬至に依存している剣介が、狂気に陥るのが印象的。
ちなみに、エヴァンゲリオンのなかにトウジとケンスケという人が出てくるが、精神的に自立しているトウジは非常に辛い運命を背負うことになり、これといった依存も自立もないケンスケは平和に時を過ごしている。

■希望の国のエクソダス
希望の国のエクソダス (文春文庫)希望の国のエクソダス (文春文庫)
(2002/05)
村上 龍

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教師に反乱を起こした中学生が、インターネットを使った商売で経済的に自立し、やがて、独自通貨まで作り上げ、国家からも独立していくお話。
この中で、中学生たちは「リーダー」というものを作らず、全てフラットな形で組織を作っている。つまり、彼らの組織の中に、他の人に依存している人間を作ることを許していないのである。
60年代の安保闘争やぼくらの7日間戦争と大きく違うのは、これらが明確なビジョンを持たずに、いたずらに独立だけ求めているのに対して、この中学生たちは、独立宣言の後、どうやって自分たちだけで生きていくかのビジョンを持ち、それを実行に移したと言うこと。

■最後の家族
最後の家族 (幻冬舎文庫)最後の家族 (幻冬舎文庫)
(2003/04)
村上 龍

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親父はリストラ(配置転換ではなくファイヤーed)、息子は引き籠もり(ヒッキー)という家族。この家族の一員がそれぞれに自立していくことにより、それぞれが復活していくお話。
リストラされるサラリーマンには会社からの自立、専業主婦には配偶者からの自立、子供たちには親からの自立をそれぞれ促している。
それぞれが自立しているからこそ、それぞれが負い目なくつき合っていくことができるのである。


日刊ゲンダイのように、闇雲に「だめぽ!だめぽ!」と騒ぐのではなく、どこの、何がだめなのかを、小説の中で浮き彫りにし、登場人物にそれに対する解決策を必死に探らせることにより、読者に未来への指針を与えようとする小説たちです。

この姿勢はその後形を変え、「13歳のハローワーク」や「JMM『村上龍、金融経済の専門家たちに聞く』」などにつながっていくわけです。

 彼なりに未来の日本に対して贈れるモノは何かと考えて作った本。
 それが、この「13歳のハローワーク」
13歳のハローワーク13歳のハローワーク
(2003/12/02)
村上 龍

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この本は、「大きくなったらなんになる?」と言われて「公務員」などと答える小中学生に向けた本です。
なんでこんなことを答えるようになったかを考えると、大人も子供も世の中にどんな職業があるか知らないからではないかという仮説にたどりつきます。

絵が大好きな小学生。彼も、それなりの歳になればいやがおうにも画家や漫画家への道は限りなく狭く厳しいということを学習してしまいます。
そのリスクを考えると、いっぱい勉強してローリスクの公務員になった方が。。などと考えてしまうのも自然だと考えられます。
親も、「一流大学→一流企業」の物差ししか持っていなければ、絵に特化した教育を与えた子供が大人になってどうなるかを想像できず、不安になり、一生懸命止める方向に動いてしまいます。

しかし、「絵が好き」な人は、画家や漫画家になる以外も、「編集者」や「グラフィックデザイナー」「コーディネーター」や「イラストレーター」などの職業があるとわかったらどうでしょう?

自分の好きな絵やデザインをもっと勉強する気になるでしょう。
親も、ある程度の見通しを持って、そのために美大に行く、留学してデザインを学ばせるなどの投資を選択肢のひとつとして考えられるでしょう。

そんな風に、新しい知識を人が身につけることよって、仕事の選択肢を増やす。
結果的に、自分のやりたいことを仕事にする人を増やし、仕事を楽しむ人を増やす。

そんな意図のもと作られてるのかなと思います。
純粋に、職業図鑑として読んでも楽しいですが。

村上龍の世界 (下)に続く。
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ブラジル 巨大経済の真実ブラジル 巨大経済の真実
(2008/06)
鈴木 孝憲

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「世界一周してきて、どこが一番よかったですか?」
 と、聞かれて必ず答えるのが、
キューバと、ブラジル。」

 そんなブラジルで、念願のオリンピック開催が決まり、世界の注目を集め始めました。
 ブラジル編でも書きましたが、ブラジルは南米では圧倒的な超大国で、中心的存在です。
 一億人以上の人口と、超広大な土地と、莫大な農場と、無尽蔵の鉱物資源を持つ国。
 南米の経済は、ブラジル次第でどっちにも転ぶという状況です。

 BRICsのRICは全て元社会主義国で、政治面から経済発展をしてこなかった(そして、今もそれはリスクとして残っている)わけですが、ブラジルはそんなことはありません。

 そんなブラジルが経済発展が発展してこなかった理由。それが、経済が破綻していたことです。

 古くは、1950年代。
 草原のど真ん中に首都をぶっ建てるなどという無茶をやってのけたために、税金が全く足りなくなり、大借金を負ったのが始まり。
googleで、「ブラジリア」「設立」って検索したら、自分のblogが一番上に出てきてびっくり)

 それ以来、国家経営破綻→貨幣の単位が変わる→紙幣が紙切れに
 を繰り返してきたでたらめな経済。

 1942年。ブラジルの通貨は「コント」という単位で、1コントで車が一台くらい買えたそうです。つまり、1コント150万円くらいかな。

 それが、クルゼイロ→クルゼイロ・ノーボ→クルザーロ→クルザード・ノーボ→クルゼイロ→レアルと、50年で6回も通貨が変わり、そのたびに無茶苦茶なデノミを繰り返してきたため、そのすべてを換算すると、

1レアル(50円)=360.000.000.000.000.000(36京)コントだそうです。

 なにせ、80-90年代のインフレでは、毎年のインフレ率が1000%-3000%。
 毎年物の値段が10-30倍に変わっちゃう。。
 はっきり言って、貯金するというのが自爆行為。企業も、資金計画なんて立てられません。
 もう、強制的にその日暮らしするしかない。酷い世界です。

 ちなみに、ブラジルでバイオエタノールが発展したのは、通貨が日々暴落していくので、石油が買えなくなる可能性が常にあったため、仕方がなく開発してたのです。
 同様の理由で、他の国が掘ろうともしなかった海底油田の採掘技術もブラジルがNo1です。

 そんな経済破綻の原因が「国家の税金の無駄遣い」だったわけで、日本も他人事ではないのですが。。。

 そのブラジルの経済の混乱を止めたのが、現在使われている「レアル」という通貨です。
 そして、一歩歩くたびに床が崩れ落ちるような状況を脱し、足下が固まってきたため、上記のようなブラジルの優れた点が生かされるときが来たわけです。

 バイオエタノールと海底油田がエネルギーを生み、
 巨大なジャングルが酸素を生み、温暖化ガス吸収し(ついでに排出権取引で外貨を呼び)
 広大な農地が食料を生み
 無尽蔵の鉱山が工業製品を生み
 巨大な人口が、労働力と消費を生む

 オリンピックの演説をしたルーラ大統領は、オバマがうらやむほどの強力な支持率を誇り、国民は、明るい未来に意気揚々としています。

 しかし、問題が全くないわけではありません。

 ルーラ政権は、たくさんの汚職スキャンダルを抱えており、
 アホな政府は途上国で最も高く、世界で一番複雑な税を企業に課しており、
 銀行は、異常な高金利と高手数料をとって偉そうにしており、
 公務員の年金が民間の7倍と異常に高く、
 道路や港がうんこ
 治安が悲惨

 などなど、問題も山積なわけです。

 とはいえ、国民は明るく、希望に満ちあふれているとても気持ちがいい国であることは確か。
 私にとって、オリンピックがリオに決まったことは、東京に決まるより喜びが大きかったです。

 私が、絶対にもう一度行きたい国。
 そして、住んで働きたい国。ブラジル。

 経済に興味がある人は、是非勉強しておくこと、そして一度行ってみることをお勧めします。
 
ブラジル 巨大経済の真実ブラジル 巨大経済の真実
(2008/06)
鈴木 孝憲

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西原理恵子の太腕繁盛記 FXでガチンコ勝負!編西原理恵子の太腕繁盛記 FXでガチンコ勝負!編
(2009/09/25)
西原理恵子

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 私が旅に出る前、主にSPA!などで、FXがブームになっていました。
 SPA!と女性週刊誌に特集が載るようになったら相場は終わりという格言を私が勝手に創ったのですが、当時は円が常にだだ下がり、豪ドルやNZドルが高金利と、いうかんじで、円とドル以外を買ってればバカでも儲かる相場でした。

 FXで2億円稼いだ主婦が税金申告漏れ!

 みたいなニュースが流れてましたが、そんなに稼げたのはバカみたいにレバレッジを効かせてた証拠で、簡単に2億円も稼げれば、簡単に20億円くらい損しちゃうってことです。

 なにせ、当時のFXはレバレッジ200倍とかあって、
 100万円持ってたら、2億円分の外貨を買えちゃう
 という恐ろしい状況だったわけですから。(ちなみに今は規制ができて、20倍くらいまでになってるはずです)

 で、サブプライムショック→リーマンショックでその流れが逆流し、多くの屍が作られてきたわけですが、その中に、我が師サイバラさんも混ざっていました。

 最近、「毎日かあさん」というほのぼの家族漫画(毒入り)がヒットしたサイバラさんですが、元々は「まあじゃんほうろうき」というギャンブル漫画出身です。

 普通の麻雀漫画は、かっこいい主人公が麻雀で全ての事件を解決するという「美味しんぼ」形式なわけですが、この漫画は、麻雀の素人である若き日のサイバラさんが、麻雀プロに戦いを挑み、破れ、印税を根こそぎもってかれるという話です。

「嘘をつくのが職業」
 と、自称してたので、フィクションかと思ってたら、後の著書で
アレは、全部ホント。マジで金を持ってかれてた。
 命の次に大事な金を持って行かれる辛さは、実際に金をかけてないと味わえないし、それを描かなきゃ読者に面白いともってもらえない」

 恐るべし、漫画博徒。

 そんなサイバラさんが、久々に手を染めた博打がFXでした。

 スポンサーは、内藤が亀2に持ち上げられたときに、ケツに広告を出してた、
内藤

 保険見直し本舗でおなじみのウェブクルーというIT企業。

 この会社が、投資相談のサイトやFXサービス・FXキングを立ち上げる際に、宣伝用にWeb漫画を依頼したのがこの漫画です。
 ちなみに、サイバラさんが選ばれたのは、社長がファンだったから。
 やだねえ、、創業者ワンマン社長って。

 で、当初、タネ銭は会社が出すことになってたそうですが、サイバラさん、それを拒否。
 自腹で1000万円突っ込みました。

 恐ろしすぎる、漫画博徒。


 毎回、「三百万マイナス!」「120円プラス!」「五百万損切り!」「三百万プラス!」と、滅茶苦茶な金額が飛び交います。

 そして、オチは
「一千万円強制ロスカット!」

 終わった後の対談で
私も盛大に一千万円で遊んだから、楽しかったですよ。
 高い金だしてブランド物買う方が、もったいないと思う。
 それより私は、バクチで「上がった、下がった」ってやってる方が楽しい」
 と、言ってのけるサイバラさんの肝っ玉が、素敵。

 まあ、バクチも、ブランドも、車も、世界一周も、馬鹿馬鹿しさからいったら同じようなモンですからねえ。

 ただ、麻雀とFXどこが違うかと聞かれて
「FXには情緒がない」
「とりあえず、「打倒ユダヤ人!」とか「打倒、アブダビ投資庁」とか行ってたけど、「結局、私の一千万円は誰がもってったの?」って思っちゃう。」

 それが、相場の恐ろしいところです。
 っていうか、FXに関して「投資」という概念が一切なく、完全に「バクチ」になってるのが素敵すぎます。

 で、こんなバクチで一千万円すった漫画を宣伝に使っていたFXキングは、当然ユーザー数は全く伸びず、1年ちょいで閉店とあいなりました。
 南無阿弥陀仏・・・。

 ちなみに、サイバラさんは、その後
「NHKスペシャル マネー資本主義」
 から、出演依頼が来たそうです。

 1000万の投資が、NHKスペシャル出演というリターンに・・。この投資は成功だったのかどうなのか・・・。

 最後に、サイバラさんのお言葉
 これからFXやろうとしている人たちに一言

「レバ一倍で。」 

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 西部劇のヒーローとして、悪いインディアンをバンバン撃ち殺した男。
 ダーティーハリーとして、悪い犯罪者をバンバン撃ち殺した男。

 彼が、「硫黄島からの手紙」を経て、最後に挑んだのがこの映画。

 クリントイーストウッド 最後の主演・監督映画 グラントリノ
グラン・トリノ [DVD]グラン・トリノ [DVD]
(2009/09/16)
クリント・イーストウッドビー・バン

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 イーストウッド演じるコワルスキーは、元フォードの社員であり、元朝鮮戦争の兵士である、デトロイトに住むじじい。
 黄色人種と、日本車と、牧師と、教会と、老人ホームをこよなく嫌う、
 っていうか、愛車・グラントリノと、愛犬と、工具と、ライフル以外は全て嫌いな偏屈じじいです。

 妻には先立たれ、息子や孫からは嫌われ、家の周りの治安は悪くなり、彼は孤立していきます。
 
 そんな中、たまたま隣に越してきたモン族(中国とラオスのあいだらへんに住んでいる民族)の女の子と仲良くなることで物語は始まります。

 彼らの屈託のない明るさに惹かれ、心を開き、グラントリノをきっかけにしたトラブルで彼女の弟に友情を抱きます。

 そして、偏屈じじいは黄色人種のガキに、アメリカの魂を教えます。

 減らず口をたたき、ブラックジョークをたしなみ、ハッタリをかまし、女を口説く。
 
 クリントイーストウッドが、銀幕の中で常にたしなんできた、アメリカンな気っ風の良さ。
 おそらく、膨大な量のガソリンを食らい、年中エンジンがぶっ壊れる、フォードの名車グラントリノに通じる、アメリカン気質。

 彼が、最後の俳優業として残したかったモノのひとつがこれなのでしょう。

 しかし彼が残さなくてはならないいのは、そんなアメリカの素敵な部分だけではありませんでした。

 彼が教会に行っても決して懺悔することがなかった記憶。

 朝鮮戦争でたくさんの人を殺したという事実。
 
 これが、もう一つのアメリカです。

 それを彼は最後に、衝撃的な形で懺悔します。

「人を殺すっていうのはな。最低の気分なんだ。」

 映画のラスト。
 青空の下、グラントリノは走っていきます。

 最高にかっこいいアメリカ人を演じてきて、
 最高にかっこいいアメリカ人としてたくさんの人を殺すところを演じてきて、
 最後にたどり着いたこの境地。

 そんなものを、グラントリノに乗せて、イーストウッドは、この映画を見ているアメリカ人に受け取って欲しかったのだと思います。

 もちろん、アメリカ人でない我々も、その魂と罪はしっかりと見ておくべきモノだと思います。
 同時に、日本人として受け取らなければならないモノは何か?どこで、だれが、受け渡してくれるのか?そんなことを思いながら、これからも映画を観、本を読んでいかねばならないのだと認識させられるわけです。

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新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書
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 先日亡くなった、キングオブポップことMJ(マイケルジャクソン)

 彼に対し、生前からはち切れんばかりの愛と知識で熱弁を振るっていた男がいました。
 西寺郷太

 MJと小沢一郎の人生の岐路が同じだったことから紡ぎ出した「マイケルジャクソン、小沢一郎同一人物説」や、
 MJとマドンナとプリンスが同級生であることから紡ぎ出した「花の(19)58トリオ」
 MJを中心に創られた"We are the world"参加者が、この後レコードセールス的に次々と下降線をたどっていくことあら紡ぎ出した「We are the worldの呪い」

 彼の自説の着想のおもしろさと、それにまつわる知識の深さ、そしてMJをはじめとするアーティストたちへの愛は、浅草キッドの水道橋博士をして「高座の落語のような名人芸だ」と言わしめたほどです。

 そんな彼が、MJの死後、必死で書き上げ緊急出版したのがこの、「新しいマイケルジャクソンの教科書」です。

 正直、タイトルはいかがなものかと思うのですが、内容は、期待以上のものでした。
「着想」の部分を削り、淡々と史実を語りながら、所々で愛を感じさせる。
 そんな素晴らしい文章です。

 私の中では、「世界一のスター」かつ「世界一の変態」というイメージがついているMJ。
 おそらく、世界中の多くの人の中でもこのイメージは色濃いものだと思います。

 しかし、膨大な情報から丹念に拾い上げてきた事実を見ていくと、それほど単純でないことが分かります。

 ジャクソン5時代の、父親の強権や家族とのビジネス的な不和
 世界一のスターになった後に訪れた、彼自身の慢心と人間不信
 詐欺師にだまされただけでなく、無罪判決が出た後もマスコミに叩かれ続ける不遇

 彼自身に、とてつもない才能と運があったことと、
 彼自身が、とてつもない富と金を創りだしてしまったこと

 これが、一人の人間の人生を波瀾万丈なものにしていったのです。
 それは、ロケットエンジンを積んでしまった軽自動車のように、操縦者のコントロールの外で暴れ回る車と、必死にハンドルを握る操縦者のようでした。

 中でも、恐ろしいのが、マスコミと大衆。

 2億枚以上CDを売り、「King of Pop」と崇拝されているときに、マスコミは彼の力を金に換え、大衆はそれを享受しました。
 しかし、その裏では嫉妬や憎悪のパワーもまた溜っていました。

 そして、ある時、マスコミは手のひらを返して、その嫉妬や憎悪の換金をはじめ、やはり大衆はそれを享受するのです。

「もちあげて、落とす」
 日本の芸能界でも、息をするように行われているこの動作を、世界で一番振れ幅を大きく、巨大な力を持ってぶち当てられた男の人生。

 途方もない、悲劇の話かも知れません。

 しかし、この本の素晴らしいところは、作者が、その異常なまでの愛情をもってしてマイケルを語っているため、悲劇の裏にも誰かに支えられているマイケルの姿が見えることです。
 そして、マイケルの死後のエピソードから、彼が一人ではなかった、救われていたということが分かり、読者も、そして何より作者である西寺郷太が心から安堵していることが伝わってくることです。

「歌詞の意味がわからんから、洋楽は聴かない」という理不尽な私ですが、読了後MJの遺した曲をiPodにいれはじめました。

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こんにちは。もりぞおです。
 趣味は、旅行と読書です。

 なんて書くと、ものすごくありきたりで、特徴がない趣味なのですが、旅行に関しては、

2008年8月から2009年7月まで1年間かけて世界一周行ってました

 その時の旅行記は、コチラ
2009年10月現在で40ヶ国ほど回っています
 そんな旅行の軌跡は、コチラのHPから

 そんなわけで、プロの冒険家ほどではありませんが、素人離れした経験を持っています。

 もう一つの趣味である読書に関しても、

年間の書籍購入代金は、軽く10万円を越えています

 と、やはり、文筆を生業にしている人から見たらヒヨコですが、普通の人から見たら変態だと思います。

 そんなもりぞおさんが、本だけではなく、映画や、音楽やら、その他わけのわからんものの中で、面白かったモノを文章にまとめるというのがこのblog。
 素人の書評の怖いところは、「一番面白いとこを説明し尽くしちゃう」ことだと思うのですが、今回は一番面白いところは残して、語っていこうと思いますのでご安心を。

 また、10月以降は全ての読書記録と一言書評をこのページにつけています。
 Media Marker もりぞお一言書評
 合わせてごらんください。

 で、このblogまずは、開設特別企画として、向こう1週間は2日に一度更新します。
 その後は、毎週土曜と水曜の週二回更新の予定です。

 なお、世界一周旅行のblogも、「世界一周を振り返るシリーズ」を毎週土曜日に更新していきますので合わせてよろしく。

 では、まずは第一話、「The Coca-Cola TVCF Chronicles2 CMの歴史と日本の歴史」からお楽しみください。
  第一話から、カテゴリが「その他」なのが酷いな。
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