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 と、いうわけで、オーストラリアから帰ってきました!
 オージー、最高!

 ってことで、これから数週間にわたってオーストラリア東海岸編をお送りします。

 まずは、往復およびケアンズ-ゴールドコースト間の移動に使った格安航空会社、ジェットスター航空のお話です。

 今回、飛行機は全てジェットスター航空のHPで予約しました。

 レッツゴーオーストラリア!往復5万円から

 などと威勢のいいことが書いてあるHPです。
 実際に調べてみると、成田-ケアンズ間で23000円などという日が普通にあります。

jetstarPrice.jpg

 しかし、注意が必要なのが、一番安いジェットセーバーライトというプランでは荷物を預けることが出来ず、10kgまでの機内持ち込みだけになってしまうこと。
 荷物を預けるためには2000円高いジェットセーバーという運賃にしなくてはなりません。
 ちなみに、このジェットセーバーでは20kgまで預けられるのですが、重量オーバーすると容赦なく追加料金が取られます。

 私の場合は片道3万円だったのですが、さらに罠は潜んでいました。

 燃油サーチャージと税金とクレジットカード手数料(クレジットカードでしか支払えないのに。。。)が合計で13390円かかって、結局、片道43390円になるわけです。

 まあ、HISでJALの格安航空券を探すと、往復で12万円くらいするので、まあお買い得です。
 たぶん、ニューギニア航空使用、パプアニューギニア経由の飛行機よりも安い。

 で、往復9万円弱で予約したわけですが、出発の2週間くらい前にオーストラリアから日本語で電話がかかってきました。

「片道14000円追加で、ビジネスクラスにアップグレードしませんか?」

 最初からビジネスにすると片道9万円(エコノミーより7.5万円高い)するので非常にお得。
 で、今回はこの記事のために、片道だけビジネスにしてみました。

 過去100回以上飛行機に乗っていますが、こんな形のアップグレード要請は初めて。
 でも、ビジネスクラスを空にして飛ばすよりも、こうやって小銭を稼いだ方がいいのは明らかなわけで、なかなか素晴らしいと思います。

 当日。
 ビジネスクラスなので、当然ビジネスラウンジが使えます。
 ジェットスター航空はカンタス航空の子会社のため、カンタス航空のラウンジです。
 これがまた、豪華。

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 軽食などをつまみながら優雅な時を過ごすことが出来ます。

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 機内は、アメリカン航空などに似たしょぼいビジネスクラスの席。
(ちなみに、豪華なビジネスクラスと言えば、キャセイパシフィック

 そこそこ広いシートでのんびりと旅を楽しめます。

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 ただ、ビジネスクラスでも席にモニターがセットされておらず、しばらくするとCAが社内エンターテイメントセットを配ってくれます。

 この端末を使って映画とかを見れるわけです。
 モノとしては、iPadのでかい版。

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 どれくらいでかいかというと、厚さが5倍以上。

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 ハッキリ言ってとても手に持てたモノではなく、じゃまでしょうがないです。
 こんなもんiPadにすればいいじゃん!と思ったら、今月末から順次iPadに切り替わるようです。

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 続いて、帰り。
 エコノミークラスの座席は普通のエコノミークラス。
 しかし、9時間のフライトにもかかわらず、機内食が支給されないという罠があります。飲み物も、最初にペットボトルの水が一本支給されるだけ。

 そして、機内販売のメニューがあるわけです。

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 飲み物が240円程度、機内食が千数百円程度と、ちと高い気もしますが、オーストラリアの物価を考えると結構良心的な価格です。
 また、ビジネスではデフォルトで配られた巨大iPadも1200円くらいで借りられます。あと、毛布とかも有料。

 ちなみに、HISなどで申し込んだ場合は、機内食、飲み物、毛布はタダで配給されるようです。(まわりはみんな配給されてるのに、私の所はスルーされた。。)

 さらにいうと、座席指定をする際に、一番前の足が伸ばせる席は追加料金が必要だったり、何かと細々と金を取ろうとしてくるところがビジネスライク。

 ただ、飛行機に乗ることにたいしたステータスを感じなくなったこの時代。
 新幹線や長距離バス感覚で乗るには、この様なサービスは悪くありません。

 せっかく行ったことのない国で、食べたことのない料理が食べられるのに、着陸前に不味い機内食なんて食いたくないし、機内でアルコール飲むと悪酔いするからビールとか飲みたくない。
 そんなことに経費を使うなら、運賃安くしろよ!って要求に忠実に答えたのがこのジェットスター航空なわけです。

 JALやANAも飲み物を有料化するようですが、どうなんでしょう?
 キャセイパシフィックやシンガポール航空みたいに高級化するわけでもなく、ジェットスター航空みたく徹底的にコストダウンするわけでもない。

 業績が悪くなった会社が、コピー機の使用量を減らすような感じで客に対するサービスレベルを下げても・・・と、ジェットスター航空に乗って改めて思うわけです。

 そして、もりぞおさんはポリシーを持って徹底的に安上がりにしているジェットスター航空を応援しています。
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ジェットスター航空の成田→ケアンズの飛行機は、日本の夜出てオーストラリアの朝に着く。
ちなみに時差はたったの1時間。

行きはビジネスクラスだったので豪快に眠れるわけですが、いかんせん朝5時半につくわけで寝不足は否めない。
そして、午前6時にホテルに着いても部屋には入れない。
初手からなかなかハードな状況にたたされるわけです。

しかし、このホテル、ロビーにいると客のほとんどが日本人。
ジャパンマネーの栄光はオーストラリアではまだ衰えていません。。

で、とりあえずコンシェルジュと話してみるかと行ってみると、コンシェルジェまで日本人。
すげえなあ。オーストラリアでは、ビザさえあれば職に困らないかも。。。

で、コンシェルジュもらった日本語のパンフレットに書いてあったのが、「動物園でコアラと一緒に朝食ツアー」(約5000円)
動物園までの送迎と入場料で3500円くらいなので、コアラと朝食が1500円。高いか安いか・・・。

しかし、「迷った時は、GO」が私の海外旅行中のポリシーなので、行ってみる事にしました。

コアラと一緒に食卓を囲み、
「まま、コアラさん、どうぞ・・・」
などと、ベーコンエッグなどを取り分ける様を想像したのですが、コアラはベジタリアンだ。

動物園内のレストランで、アメリカンなブレックファーストが並べられ、座っているのは8割が日本人。
さすが、コアラのマーチ発祥の国、日本。
関係ないけど、日本でのコアラとモアイとトキの評価のされ方は異常だと思う。。

そして、主役のコアラ、登場!

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こんにちは。コアラです(キリッ

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コアラと一緒に朝食ってのは、当たり前ですが、コアラが真ん中にいる状況でみんなで飯を食うだけです。
でも、コアラをさわさわする事もできます。

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ふわふわしていてまるでぬいぐるみのようです。(だったらぬいぐるみを置いておいてもよいのではないか?)

ただ、コアラ君、まじめに仕事をする気があるのかないのか、食事中に断続的にずーっとうんこをしているのが大問題です。
ユーカリの葉っぱしか食べないから、コアラのうんこは汚くないということらしいのですが、その論理だと、野菜しか食べないベジタリアンのうんこも汚くない事になります。

ちなみに、コアラを抱っこした写真を撮るのには、さらに15ドル(1200円くらい)かかるのですが、うんこリスクを踏まえて辞退しました。

変わりに、コアラのぬいぐるみを抱っこしています。

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ちなみに、物悲しいのが、コアラと一緒に連れてこられた真っ白なオウム君。

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時折「Hello!」としゃべること以外何の芸もないので、ほぼ全員からガン無視されてます。。。

そんな感じで、コアラ君、退場!

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ああああ。。。

動物園は、カンガルーが放し飼いになってたり、

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クロコダイルが超でかかったり、

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トカゲとヘビの中間みたいな生物が卑猥だったりして、ものすごく楽しかったです。

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そして、その日の夕食は、テイスト・オブ・オーストラリア。
カンガルーと、クロコダイルと、でかい川魚のステーキ。

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牛肉と、鶏肉と、白身魚の味がしてとてもおいしかったです。

せっかくなので、デザートにコアラのマーチを出して欲しいところでしたが、残念ながらオーストラリアでは未発売のようです。

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さて、前回ご紹介したProDive主催、2泊3日グレートバリアリーフダイビングクルーズに参加したもりぞおさん。
 船室は2段ベッドの狭い部屋。なんやかやで一艘の船に30人くらい乗ってます。

 参加者はオーストラリア人とかドイツ人とかオランダ人とか。
 ドイツ人は相変わらず、「今回、休みは オンリーワンマンスだよー」とか言ってます。
 ドイツで働きたい・・・。

 陽気なオーストラリア人がキャプテン。
 ノリノリで自己紹介しています。

 1日目は雨。乾期だから、寒いの我慢して真冬のオーストラリアきたのに・・・。
 そして、雨故に船がぐあんぐあんゆれて、ゲロ酔い。
 このまま船にあと50時間以上揺られることに恐怖を抱かざるを得ません。

 しかし、本当の恐怖は、ダイビングにありました。

 通常、ダイビングは、ガイドが1-2人いて、幼稚園の遠足のように客をあっちこっちに連れ回します。
 事前にブリーフィングと言って、どんな地形でどのくらい潜って、どんな魚がいるかを教えてくれるのですが、ほとんどの人はそんなこと聞いちゃいません。
 とりあえず、ただただついて行くだけでお魚とあえるわけです。

 しかし、このクルーズは、ブリーフィングが超念入りです。
 こんな絵とか書いちゃって、

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 コンパスで何度の方向に進むとか説明しちゃって・・・

「じゃ、そういうことで、いってらっしゃーい!」

「お前は来ないのかよ!!!」

 そうなんです。。ガイドなしですよ!勘弁してよ!!!
 コンパスの使い方はライセンスとるときに習ったはずだけど、覚えちゃいないよ!
 そもそもオイラはカンボジアで2泊3日285ドルだからまともに教わってないよ!

 なんてことを言っても、

「いーじー、いーじー。のーぷろぶれむ。れっつごー!がんばってー!」


 と、いうわけで10本以上ガイドなしで潜ってきました。

 結論は、「なせば成る。」

 と、いうわけで、ここから、グレートバリアリーフの素晴らしい海の写真をどうぞー!

 まず、前回登場した船のすぐ側にいたナポレオンくん。
 でかいよ。

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 私と比較しても、明らかにでかい。

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 グレートバリアリーフの素晴らしいのは、なんと言っても珊瑚礁。
 とにかく珊瑚が色鮮やかで膨大。

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 そして、そこにいる魚たちは、色鮮やか。

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 そして、栄養価が高いのか、同じ魚でも、他の海で見るよりも一回りでかいのが不思議です。

 シャコ貝、超でけーーーーー!!

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 そして、うつくしー!!

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 ニモダーーーー!

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 マーリンと、コーラルと、ニモ。
 三人仲良く泳いでいます。

 そして、サメダー!!

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 魚は友達。エサじゃない。

 それ以外にも、変な魚がたくさん居ます。

ユニコーンフィッシュ。

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 ユニコーンのイメージを根本から覆す不細工さ。

 我々のもつ魚の概念を微妙に覆す変な奴

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 このカレイみたいな奴は、サメの一種らしい。

  こいつは虫っぽい・・。

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 フグ、ぷくー!

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 ロブスター、うまそー!!

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 そして、人なつっこい魚が多く、このでかいちょうちょうさんは、

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いつまでも、あそぼーあそぼーって着いてきます。

しかし、でかい。

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 そして、トリをつとめるのは、

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 と、いうわけで、カメと一緒に泳いできました。

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 もう、浦島太郎が竜宮城から帰って来れない気持ちが分かるってもんです。
 グレートバリアリーフ、最強!
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今回私がオーストラリアに行ったときは、1US$ = 84円くらいの円高。
オーストラリアドルもさぞかしお買い得であっただろうと思ったのですが、実はUS$と比較してオーストラリアドルもかなり割高になっていました。

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 したがって、さほどは得してないというのが現状です。

 日本円が円高なのは、アメリカやユーロがバンバカ現金を発行していることや、元々最悪の状況なのでしばらくはこれ以上悪くならないという思惑が原因だと思われますが、オーストラリアドル高の原因はまっとうです。

 鉄鉱石などの資源の値段が上がっていて、国全体が好景気
 よって、不動産などがバンバン買われており、インフレ気味
 それを抑えるために、バンバカ金利を上げている(現在4.5%)

 そんなオーストラリアの経済状況を、ケアンズという観光客ばかりの小さい町と、ゴールドコーストという観光客しかいない街を数日うろうろした感覚で語ってみます。

 まず、ケアンズ。
 町を歩いて気付くのが、日本語の看板が多いことです。
 私が泊まったホテルから少し歩いたところ。カジノとかがある町の中心部の通り。

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 まるで、日本の寂れた商店街のようです。

 もちろん、客も日本人が多いのですが、店員も日本人だらけで、ジャパンマネーパワーを久々に感じました。
 
 同時に気がつくのが"For Sale"の看板がたくさんあることです。
 店のうちの20店に1点くらいくらいの勢いを感じるってか、でっかいホテルが丸ごと売りに出てるし・・・

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  大丈夫か?ケアンズ

 それに比べると、ゴールドコーストは大変なことになっています。

 ゴールドコーストの街へは、数キロ離れたところにある鉄道駅から行ったのですが、のんびりした田舎からいきなりメガロポリスが現れます。
 ちょっとした、ラスベガス気分。

 そして、目を引くのが滅茶苦茶工事していることです。

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 巨大なホテルタワーが3本くらい工事してるし、ビーチへ続く道も全面改装中。
 ここは上海かよ・・・ってくらいの景気の良さです。

 ビーチでうろうろしているときに仲良くなったオーストラリア人に聞いてみたところ、
「今は冬だから、夏に向けて新しいホテルとかたくさん作ってるんだ。」
「景気いいんだ。」
「そうみたいだね。日本人もたくさん来てるよ。僕はシドニー在住だけど、シドニーにも日本が増えてる。」
「中国人は?」
「中国人も、韓国人も、タイ人も。」

 オーストラリアは移民がものすごく多い国なので、レストランなんかもイタリアンとか英国パブ、日本料理とか韓国料理、タイ料理など、オーストラリア料理以外の料理屋が非常に多いです。

 そして、私が入った店はどれもめちゃ旨かった。
 その旨さは、オージー挽肉の旨さをトマトソースに絡めてアルデンテに載っけたスパゲッティミートソースとか、

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 オージービーフを濃厚な味付けのソースで煮込んだビーフストロガノフとか、

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 素材の旨さと見事な調理が合わさったなかなか素敵な料理なのです。

 この分だと、きっと日本料理も旨いんだろうな・・・。

 元々オーストラリアは「白豪主義」と呼ばれる、南アフリカのような白人至上主義があり、白人以外の移民は難しい状態でした。(イギリスの植民地はこんなんばっかだ)
 それが、労働者不足からどんどん緩和されていき、シドニーオリンピックでは、民族の融和を高らかにうたうようになってきました。

 現在では、人口の1/4が移民という多民族国家。

 勿論、そのことによる軋轢もあり、アメリカでいうところのティーパーティー、日本でいうところのネット右翼みたいな輩が、外国人排斥運動をしていたりもするそうです。

 それでも、この国は魅力的です。

 豊富な天然資源。
 旨い飯。
 真冬でも暖かく、真夏でも東京より涼しい気候。
 素晴らしすぎる自然。
 働かないカルチャー。
 11時頃普通に出歩ける治安。
 経済絶好調。

 今まで、いろんな国に移住したいと思ったのですが、「タイ=暑い、政情不安」「ブラジル=治安が悪い」「メキシコ=やっぱり治安が悪い」「日本=経済と労働環境がうんこ」などいろいろなネックがありました。

 そこを考えると、オーストラリアは高いレベルでバランスが取れています。
 日系の人も多く、日本向けのコールセンターみたいな仕事もあります。

 唯一の弱点は物価が高いこと。スーパーでコーラが3.25ドル(=260円)ってどういうことよ?

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 しかし、オーストラリアに住んだことがある人はみんな「日本に帰りたくない」と言っているし、なによりシドニーとかに住んで、週末にグレートバリアリーフやノーザンブログアイランドなんかに行ける生活は最高です。
 ジェットスター航空なら、シドニー-ゴールドコーストを3000円くらいで行けちゃうし。

 まだ、シドニーに行ったことすらないのですが、既にオーストラリアにめろめろの私。
 オーストラリアの求人情報をtweetする人とかフォローしちゃってますよ。
 今の取引先の日本向けコールセンターもシドニーなんだよな・・・雇ってくれないかなあ。。。

 そんなわけで、海外在住の有力候補と勝手にしてしまったオーストラリア。
 近年中に移住できるよう、英語の勉強をまじめにやろうと心に誓うわけです。
  
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さて、ゴールドコーストで一番行きたかったのが、序章でご案内した大前研一ご推薦、60km以上の砂浜を4WDで爆走するでおなじみ、ノース・ストラドブローク島。

このために、わざわざ国際免許まで取得して行ってきました。

なんやかやでゴールドコーストに着いたのは午後3時頃。
たぶん有名な観光地だろうということで予約もなんもせずにきたので、ホテルのコンシェルジュにレンタカーの予約を聞いてみることにしました。

「ノース・ストラドブローク島に行きたいんだけど、4WDのクルマを貸して!」
「ムリ」

 なんてこったい。

 話を聞いてみると、どうやらノーザンブロークアイランドでクルマを走らせるには許可証が必要らしい。
「その許可証はどうやって取るの?」
「さあね」

 ホテルの側にあったHarts(世界最大のレンタカー会社)の事務所の回答も一緒。
 仕方がないので、旅行会社に聞いてみることにしました。

 ゴールドコーストには便利なことにJTBの支店があります。

「普通、ツアーでご案内しているので分かりませんねえ。。
 明日のツアーなら空きがありますが」

 だめぽ。

 こんなときに役に立つのはインターネット!
 15分1ドルで使えるPCで早速調べてみました。

 2010年9月現在の最新の情報はこんな感じ

・2010年6月から、島内の砂浜(下の地図に書いてある部分)を走るには許可証が必要になった

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・島へ行くフェリー会社(BIG RED CAT)がお値段$34で許可証の手配を受け付けている
・許可証を取るには事前にフェリー会社に連絡をするとスムーズ
・島内の事務所で発行される
 参考:BIG RED CAT HPのFAQ

 だったら、4WDの車を借りて、行けばOKじゃん!

 この時点で時間は五時半。
 まずは、フェリー会社に電話です!が、営業時間は午後5時まで・・・早すぎる・・・。
 まあ、直接行っても何とかなりそうなので、再度ホテルに戻ってレンタカーの予約に。

「許可証は取れそうだから、4WDの車かして!」
「だから、ノース・ストラドブローク島だめなんだって。」
「なんで!?」
「レンタカー会社のルールで・・・」

 どうやら、車を砂まみれにされるのが嫌だから、ノース・ストラドブローク島に行くと明言している奴には車を貸してくれないようです。
 ただ、歯切れの悪さからして、契約書に書いてあるような事項ではなさそうなので、言わなきゃどうとでもなりそうでもあります。

 がしかし、時間は6時に近づいている。
 一番近所にあるレンタカー会社にもノース・ストラドブローク島に行くと言ってしまったのでたぶん無理。
 それ以外のレンタカー会社を探す必要があるのですが、この国は6時を過ぎるとほとんどの店が閉まる・・・。

「ツアーしかない」

 再び、JTBへ!
 6時を過ぎて店じまいをしているところを扉をガンガン叩いて中に入れてもらいます。
「さっきのツアー、予約できます?」
「頑張ります!」

 こういうときに、仕事 > 就業規則の日本人のスタッフには本当に頼りになる。
 日本人ガイド付日本語ツアーなんで割高なのですが、そんなことを言ってられる状況ではない。
 
 と、いうわけで、一人180ドル(1.4万円)のツアーでノース・ストラドブローク島に行く事が確定しました。

 結果、「行ってよかった・・・」そして、「レンタカーで行けばどうとでもなった」です。

 許可証は、フェリーの中でも受付をしているようだったし、島内の事務所も簡単に見つかる。
 また、許可証はこんなシールになっているのですが

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 別に誰もチェックしてない。

 レンタカーでも普通に島内には入っていたので、おそらく問題ないでしょう。
 帰りにガソリンスタンドでしっかり砂を落とせば問題ないのではないでしょうか。。

 と、いうわけで、次回、素晴らしきノース・ストラドブローク島。
 コアラもクジラもイルカも出るよ。

 予告編として、砂浜ドライブの動画を置いておきます。



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 前回、各所を回った結果、結局日本語ツアーに参加することになった、ノースストラドブロク島。
 今回は、世界で二番目に大きい砂の島の様子を写真と動画たっぷりでご紹介します。

 朝7時。
 日本語ツアーということで、どんな怪しい日本語のガイドが来るのかとわくわくしていたのですが、ワーキングホリデーでオーストラリアに来ている日本人の女の子と、マッチョなオーストラリア人のコンビでした。

 オーストラリアのワーホリにはこういう仕事があるのか・・ジャパンマネーのなせる業。

 ゴールドコーストから約2時間のドライブのあと、そのまま車ごとフェリーに乗って島へ向かいます。

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 なぜか、船長が船長室に入れてくれました。

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 ほぼ自動操縦なので暇そうでした。

 で、着いた島はこんなとこです。

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 一部舗装された道があるのですが、多くは砂混じりの茅ヶ崎。
 そして、オーストラリアらしく、けったいな植物がたくさんあります。

 落書きの木

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 この落書きは、木の中の芋虫が食い荒らした跡です。

 変な木

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 根が地上に出て幹に実が成るって、我々が小学校で習ったことがことごとく覆されています。

 また、島の中にある湖は、茶色です。

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 まわりにある木の葉っぱが、紅茶の葉っぱのようにいい色を出してこんな事になっているとか・・。滅茶苦茶だ。

 そして、けもの道をバンバン跳ねながら、4WDのクルマで突っ切ると、光る海が見えてきます。
 60kmにも渡る、砂しかない海岸。

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 この海岸の砂は、片栗粉のように粒子が細かいため、歩くときゅっきゅと音が鳴ります。




 そして、大前研一ご推薦なのが、この海岸を4WDで突っ走る事です!

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 ごー!



 これは気持ちいいイイイイイイ。

 クルマが踏みしめる砂がキュルキュル鳴り、
 爽やかな海沿いの風を感じながら、
 どこまでも変わらない光景の中をまっすぐ走る!

 広い広い、長い長いゲレンデを、疲れない身体で滑走し続けるような快感!

 これはヤバイ…

 しかし、これだけでは終わらない。
 展望台から海を見れば、イルカの群れが・・・。

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 遠くの方にはクジラがぐるぐるローリングしており、近くには亀がぷかぷか浮いている。
 おいおい、ここでダイビングしたら最高なんじゃないか?

 お昼ご飯はオージービーフ。旨い。

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 で、上を見上げると、

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 野生のコアラダーーーーー!

 楽園だよ・・・ここは。
 実際、この島に別荘を持っている金持ちは多く、

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 キャンプとかで数週間滞在している人もたくさん居るようです。
 島には小さなダイビングショップもあるし、今度来るときはレンタカーだな!

 そして、シドニーとかに住んでいたら、週末に飛行機(片道3000円くらい!)でゴールドコースト(もしくはブリスベン)来て、レンタカーでノースストラドブロク島に直行!みたいな生活が出来るわけですよ。

 それだけでも、オーストラリア在住したくなっちゃう、そんな楽園なのであります。 
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 オーストラリア編最終回は、まいどおなじみ、バカコレクションです。
 ノー天気で雑な国に、バカグッズは多数存在しているのですが、コアラみたいな雑で適当な動物が住んでいるこの国は、当然バカな物だらけです。

 コレとか。

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 また、毎度おなじみの顔出し看板。
 これは、鳥類に人間の顔を当てはめるのもどうかと思うけど、まあ普通。

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 これは、
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 袋の中の赤ちゃんの所からも顔を出せるという優れもの。

 しかし、これはどうだ?

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 ここから顔をだすと、ちょうどワニに食われている状況になります。。
 ノー天気に見えて、ちょっとグロい。

 さらにグロいのはコレ。
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 ゾンビの赤ちゃんかよ・・・。

 この辺は、オーストラリアの食品加工技術に問題があるのかもしれません。

 ちなみに、UFOキャッチャーの中身はコレ。
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 サイコロの目が中心にないとか、なかなか素敵です。
 日本人もこれくらいおおらかになるべきだと思う。

 そんな、オーストラリア、ファンキーな一面もあります。

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 そして、町中で見つけたのがコレ。

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 何かと思ったら、逆バンジー。
 このツインタワーにゴムみたいのがついてて、パチンコのように上空に吹っ飛ばされます。
 こえー。

 で、最後はコレ。

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 キャンペーンのおねえさんも、ストレートにセクシー。
 町中そんな格好で歩いてて襲われないのかよ・・・。

 と、いうわけで、楽園のようなオーストラリア編、おしまい!
 次回から、
  
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さて、もりぞおさんは明日から真冬のヨーロッパに行ってきます。
歴史的大寒波が来ているヨーロッパにわざわざ行くだけでも酔狂なのですが、その中でも、経済破綻が噂されている国々をまわり、人々がいかに苦しんでいるのかを観察するという、悪趣味きわなまりない旅であります。

そこで、その予習のために、この豚どもの現状を簡単に調べてみました。
私が行く予定の順番に書き連ねてみます。

ギリシャ Greece
言わずとしれた、今回の欧州危機の発信源。
かつての世界の中心であったこの国は、いまは観光がおもな外貨収入であり、労働人口の25%が公務員というおそるべき福祉国家になっています。
国民の25%を国家が養っているのですから、当然国家財政は火の車となり、しかも2010年に国が出している財政統計に虚偽記載が見つかってさあ大変。
めでたく、国際が暴落、利率が10%を超えて、審判試合を止めた!
IMF(国際通貨基金)が金を貸し、その代わりに内政干渉で、消費税が19%から23%に上がる、公務員の給料が3割ダウンなどの再建策が強制され、今後さらに引き締まって行く予定です。
で、それに反対するデモで国は大混乱。お金がないって怖いことですね。

イタリア Italy

いわずとしれた、欧州先進国の借金王。
GDPと債務の割合では、日本に次ぐワースト2。
そのうち、表面化するよ。たぶん。

アイルランド Ireland
日本人がイギリスと呼んでいる「グレートブリテンおよび北部アイルランド王国連合」の隣の島です。
この国は、通貨がユーロの国で唯一の英語を公用語とする国であるという語学的なメリットと、法人税率12.5%という政治的なメリットで外資の投資を獲得し、経済は活況となった。
特に、タックスヘイブンとしての金融業の投資が多く、国民一人当たりのGDPは、ルクセンブルクに次ぐ第二位となっていた。
が、2007年のサブプライムショックを機に金融業が落ち込み、失業率が10%超え。それに伴い、アイルランド国内の地価なども暴落し、銀行が破綻寸前に。
ここで、政府が「銀行は全員、オラが助ける!」などと寝言をほざいてしまったために、国家財政から巨額の救済資金が必要となり、国家財政が目前となり、2010年の11月にECBからの資金借り入れが決定。内政干渉によって、強みである法人税がどうなるかが懸念されている。

ポルトガル Portugal
「ギリシャの次」として、真っ先に上げられたのが、ポルトガル。
すでに、消費税が20%から23%に上がったり、失業率が10%超えたりと破綻モードの真っ只中です。

スペイン Spain
何気に、今回の金融危機の大本命。
1998年から2008年までに3倍に上がった住宅価格があっという間に大暴落。マドリッド郊外の空室率は40%を超えているというわけのわからない状態。
2010年現在、失業率が20%近くに達しており、経済破綻は時間の問題。しかし、経済規模から考えて、ここに火がついたら、ギリシャとは比較にならないほどの大爆発となることは確実。
とりあえず、公共投資や子ども手当、公務員給与、介護基金などを削減しているが、焼け石に水感高し。

と、まあ、そろいもそろって、ひどいことになっている国々に、観光には最低のシーズンである真冬に行ってくるわけです。
もう、行く前から気が滅入って来たよ。。

とりあえず、日本のテクノロジーの粋であるヒートテックを着て、風邪ひかないように頑張ります。
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さて、今回の旅の最初の国は、ギリシャです。
正確にいうと、コリアンエアーでソウル乗り継ぎパリ行き往復を買って、それから格安航空会社で欧州各地をうろうろしているのですが。

パリから乗り換えたオリンピックエアーという、大変ギリシャらしい飛行機は、雪の影響で二時間ほど遅れ、なんとかたどり着いたアテネは。。。夏でした。

気温20度。あちいよ!アテネ!

アテネの名物は、キン肉マンゼブラチーム副将でおなじみ、パルテノン神殿。
以前、カイロのピラミッドを「最もアクセスしやすい秘境」とご紹介しましたが、パルテノン神殿を中心としたアテネのアクロポリスも負けていません。

アテネ空港からバスを降りた「シンタグマ広場」駅から地下鉄で一駅。駅から徒歩5分でパルテノン神殿が見えて来ます。

もりぞおさんは、シンタグマ広場近辺に宿をとっていたので、早速地下鉄の駅に向かいました。

地下鉄の駅に着くと、こんなものが。。



本日は、毎度おなじみ24時間ストライキです。
地下鉄は営業してないので、ヒトツヨロシク。

さすが、経済破綻国、ギリシャ。早速やってくれました。
と思って、通りに戻ると、デモ隊、キター!!


プラカードとシュプレヒコールは、万国共通です。
面白そうなので、一緒になって歩いてみたのですが、参加している人たちの顔は真剣です。




せっかくなので、プラカード持たせてもらったり、シュプレヒコールあげさせてもらったりしようと思ったのですが、どうやらお呼びでないようです。

いつも、適当なギリシャ人なのですが、やはり生活がかかると真剣になるみたいです。

確かに、通りの裏には大量の警官隊。


バス停のガラスは叩き割られ。


事態はそれなりに深刻です。

なにせ、労働人口の半分くらいが公務員なのに、その公務員を30%くらいクビにしちゃったわけですから、デモを起こす気持ちもわかります。
警備をしている警官隊も、明日は我が身と思っていることでしょう。

旅の途中で仲良くなったスペイン人にデモのことを話してみたら、スペインでもデモやストは大量発生中。飛行機が3日も飛ばないこともあったそうです
「日本ではどうなの?」と聞かれたので、「めったにない」と答えたら、「さすが、ハードワーカー」と言われました。

デモの効能は、今自分たちに起きている問題をたくさんの人に知ってもらえることです。それも、質より人数での勝負であり、メディア的に力のない一般人がとれる唯一の取れる手段かもしれません。

ストの効能は、今自分たちに起きている問題をたくさんの人に迷惑をかける事で、たくさんの人に真剣に考えてもらうことです。人間自分に被害がなければ、人のことなんてどうでも言い訳で、そんな多くの人に、一般労働者がとれる唯一の手段かもしれません。

なんで、日本ではこの様な手段をとらないのでしょうか?
会社に迷惑をかけたら、「会社が潰れてストどころではなくなる」と洗脳されているのでしょうか?
ストを先導する労働組合が、経営層の操り人形だからでしょうか?
デモをやっても、尖閣諸島のデモのように、テレビや新聞などの、国のいいなりメディアが、一切取り上げないからでしょうか?

例えば、海老蔵問題でもちきりの民放テレビ局なんて、多くの人がHDDレコーダーでCM飛ばしてみていることもあり、業績はだだ下がりです。このままじゃヤバイってことを、国民に真剣に考えさせるために、ストライキとかやって、1日くらい全テレビ局で放送やめたらどうでしょう?
国民みんなで、CM飛ばしはやめるべきなのか、真剣に議論するようになるのではないでしょうか?

ならないだろうな。。ってか、テレビ見なくても全然問題ないことに気づく人が多くなって余計経営が傾きそうだ。

こんな私のように、日本には、世の中を変えることを諦ている人が多いから、デモもストもないんだろうな。。と、ちょっとさみしい気持ちになりました。

そんな私が、なんでこんなに長々とデモについて考えたかというと、ギリシャから出国時にまたストが起こり、空港への電車が途中でストップ。タクシーに乗り換えてギリ間に合ったけど、全行程タクシーで行くより金がかかったからです。

真剣に困った時には、真剣に物事を考えさせる。
ギリシャ人は、年中真剣に困っているはずだから、きっと、国のこれからについて真剣に考えているに違いない。

止まっている電車の中でこの事をギリシャ人に話すと、「それが、ギリシャのスタイルだから」と、やっぱり諦めの境地に達してました。

世の中を変えるのは、なかなか難しいようです。
特に、弱い立場の人間が束になっても、大きな力にはなりにくそうです。哀しい話ですが。

あ、結局徒歩で観に行ったパルテノン神殿は格好よかったです!

Check
ギリシャという国から、聖闘士星矢の次に思いつくのが、コバルトブルーに輝くエーゲ海の風景です。

空の青と海の青の間に、白い砂浜と白い建物

太陽がいっぱいの風景を少しでも感じようと、真冬にエーゲ海日帰りなんちゃってクルーズ(89ユーロ)に行ってきました。

朝も早くからクルーズ船に乗ると、
「みなさん、本日はご乗船ありがとうございます」
と、いきなり日本語のアナウンス!

周りを見渡すと、定年後と思われるじいちゃんばあちゃん多数。
どうやら、日本人ツアー観光客の船に乗り合わせたようです。
80人くらいの乗船客のうち、日本人が35人くらい。そして、ギリシャ人と結婚してギリシャ在住、船に乗って22年のおばちゃんが、日本語で案内をしてくれるわけです。(もちろん、英語の案内もあり)

英語できない日本のじいちゃんばあちゃんのために、至れり尽くせりのこの船。こういうのに乗り合わせる度に、日本が経済大国でよかった!本当にすばらしい!と、思います。

定年後と思われるじいちゃんばあちゃんたち。
彼らは、仕事や子育てで人生を目一杯楽しんできた(苦しんできた)わけです。

家庭や仕事に一直線で、めんどくさい語学の勉強などせずに生きてきたのでしょう。

一つの道だけを極めてきた人が、特に歳をとった人が、スキルが必要なアクティビティに参加するのは大変難しいです。
例えば彼らがこれからスキューバダイビングやロッククライミングを始めるのは不可能に近いでしょう。

しかし、外国語で会話をし、現地でいろいろやっかいごとに対処しなくてはならない、非常に難易度が高い遊びである海外旅行には簡単に参加できるんです。経済力ゆえに。

日本は、元世界二位の経済大国でした。
日本円を大量に持った日本人は、世界中のあらゆる国に遊びにいくことが出来ます。(世界のおおかたどこの国にも入国出来るパスポートもあるし)

飛行機で36時間くらいかかる南米ペルーのマチュピチュやナスカの地上絵にも日本語の看板がかかっています。ここ、ギリシャのエーゲ海の船の上でもキーボードを演奏する人が、上を向いて歩こうを奏でています。

私は、幸せな国とは、人生における選択肢が多い国だと思います。

人間は、自分のやりたいことをやって生きるのが本望であり、家族を育てることに一生をかけるのも、脇目も振らず仕事に没頭して生きるのも、興味の赴くままにいろんなことに手を出すのも、本人が望んでやっているのであれば、すばらしい人生だと思うわけです。

自分の好きな事をやりたいだけやれる環境。
私が国に求めるのは、この基盤を作ることです。
その為には、国民総生産(GDP)の値に代表されるような経済力ゆえに非常に大切だと思っています。

国民総生産(GDP)の成長を放棄し、国民総幸福度(GHP)の最大化を目指すブータンという国があります。

インターネットもほとんどつながっていないどころか、電気もあまり通っていない国ですが、先祖代々伝わってきた土地を耕し、自給自足をする限り、のどかで平和な暮らしが保証されるような国です。

しかし、この国には、畑を耕し、家族を育てる幸せしか選択肢がないとも言えます。
新しい事業を起こして、人々に新しいライフスタイルを提案するとか、誰も聞いたことのない新しい音楽を創り出し世界に発信するとか、そんな幸せを求めるのは非常に難しいです。

きっと、外国に行って、みたこともない文化や風景を触れることも難しいでしょう。
庶民は外貨を稼ぐ手段がないし、そもそも飛行機数えるほどしかないから、予約が取れないし。

その点日本は、おおかたあらゆる幸せを求める選択肢があります。
そして、さらにすごいことに、一つの道だけに没頭している人ですら、本来難易度の高い幸せを手軽に感じることも出来るわけです。

例えば、若い頃、家族や仕事に没頭してても、定年後、自由に海外旅行ができるということです。
そんなすばらしい選択肢をもたらしてくれるのはGDPつまり経済力です。

たくさんの日本語の話す人がいて、その人たちはたくさんのお金を使ってくれる。それが分かれば、現地の人は必死で日本語を勉強し、日本人が過ごしやすい環境を作ってくれるわけです。

実際、GDP世界最強のアメリカや前世界最強のUKの人たちが話す言語・英語は、割増料金を払う事もなく、向こうが勝手に勉強して、話してくれます。
世界中のあらゆる国の人々が、アメリカ人が過ごしやすい環境を作ってくれるわけです。

日本が経済大国である限り、きっとこれからも現地語を勉強しなくても、世界中のあらゆる国に行って、その国の観光名所を、文化を、食事を楽しむことが出来るんでしょう。

しかし、ギリシャを歩いていても、そんな日本を脅かす存在に気づきます。

街のあちこちにあるレストランとかの案内のボード。
このボードの、「世界各国のガイドブックでオススメ!」のコーナーで上段に描かれているのは、地球の歩き方中国語版です。



本家である、日本語版は、下段の隅っこに。
ちなみに、チラシも、アジアの言語では唯一の中国語版が。

「中国と日本では、一人当たりのGDPが桁違いです。だから、GDPの総額が追い抜かれても別にどってことはない。」その考え方はある意味正しいです。
しかし、外国からみて、どの国の人と商売すべきか考える基準は、その国の規模。つまり国民総生産(GDP)です。
国民一人当たりのGDPが世界最大のルクセンブルクの人向けに商売をするよりも、GDPの総額が大きいアメリカ人や日本人、中国人向けに商売をした方が儲かるのです。

そして、今回みた限り、ギリシャの観光業に関しては、今は英語をおよび近隣のヨーロッパ言語の次に日本語を重要視していますが、その座を着々と中国語が追いかけてきているわけです。

クルーズ船では、中国人5、6人の団体にガイドがついて、日本語ガイドのおばちゃんの話を中国語に訳していましたが、この構図はいずれ逆転することになるでしょう。

そして、これが20年30年後になり、この調子で日本の経済がどんどん縮小していくと、海外で日本語での案内がほとんどなくなり、外国語を学ばないで海外旅行に出かけるのが、非常に難しくなるかもしれません。

日本語だけで海外を観光するという選択肢が失われるという、大変幸福度の下がる哀しい事態ですが、それが経済衰退の影響の一つなわけです。

経済成長だけが幸せをつくるのではない。それ以外にも大切なことは沢山あるのだ。という意見は一面正しいです。
しかし、世の中はもうちょっと複雑に出来ていて、経済力ゆえにが「それ以外の大切なこと」に大きく影響し、幸せの選択肢を大きく削ることもあるわけです。

さて、日本経済をこれからどうしていくべきでしょうか?
Check
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