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COCA-COLA TVCF CHRONICLES 2,THE [DVD]COCA-COLA TVCF CHRONICLES 2,THE [DVD]
(2009/08/26)
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なんでしょうか?このDVDは。
 Chronicle = 年代記
 つまり、コカコーラの歴代のCM集がDVDになったものです。

 ご存じかも知れませんが、TVで流れる映像で、一秒あたりの予算が一番高い映像がCMです。
 番組の音声がモノラルでもCMは必ずステレオです。
 それゆえに、名作CMも非常に多い。

 しかし、元々販売する予定のない映像だけに、権利関係が整理されておらず、このようにDVDにまとめる事は非常に困難です。

 が、奇跡のDVD発売!
 このDVDには、1979年~1999年までのコカコーラのCMがおさめられています。

 これは、
 1970年代までの高度成長により欧米に追いつき
 1985年からのバブル経済によりJapan as No1の時代を迎え
 1993年からの失われた10年で落ち込んでいく
 そんな、時代に流れたCMの年代記。

 それぞれのCMのクオリティの高さももちろんなのですが、この時代感を感じながら観ると、非常に感慨深い作品なのです。

 DVDは1979年のCMから始まります。

 欧米人(おそらくアメリカ人)が、コカコーラを手に、スキューバダイビングをしたり、荒野をバギーで走ったりする映像。

 1979年当時は、コカコーラというものは、アメリカへのあこがれの象徴だったのではないでしょうか?
 それは、国産のモノより輸入モノの方が明らかに値段が高いネパールボリビアのように。

 その後、矢沢永吉や早見優のCMをはさんで1984年。このCMが微妙です。
 と、いうのも、1979年のCMの出演者が全員金髪の欧米人だったのに対し、このCMでは、黒髪の欧米なのかアジアなのか微妙な人たちがそろっているのです。
 おそらく・・・ハーフなのかな。。。
 このスタンスが、時代の迷いを感じます。

 しかし、バブル突入後、1987年。
 出演者は、みんな完全な日本人になります。聖子ちゃんカットの女の子とか。
 
 このCMの中で、日本人は、生き生きと、楽しそうにコーラを飲んでいます。
 プールで泳ぎながら。バイクに乗りながら。オフィスで働きながら。

♪はじめてじゃないのさ 笑顔に会えるから
 毎日が新しいコカコーラ さわやかテイスティ I feel Coke



 こんな歌詞そのままの映像がコカコーラとともに流れます。

 希望にあふれる世界。
 北京オリンピックの中国だ。

 1988年では、ラスベガスのような、近未来都市のような、そんな夜の街でカップルがコーラを飲みながらデートしています。
night

 ライナーノーツを見ると、この街は全てセットで作ったそうな。
 キラキラ光る明日と、巨額のジャパンマネーを象徴する、素晴らしいCMです。

 1990年に入ると、さらに日本人は調子に乗ります。
 I Love LAってことで、OL三人組がコーラ片手にロサンゼルスを闊歩したり、オフロードバイクで荒野を疾走したり、アメリカ横断道路ルート66の酒場でコーラを飲んだり。

 1979年のCMで欧米人がやっていたこと。
 11年でこれに完全に追いついたようです。

 韓国や台湾はこんな感じでしょうか?

 しかし、同時に迷いを感じさせるCMも流れます。

 1991年
 音楽のレコーディングがうまくいかない→コーラを飲む→うまくいく
 や
 生活のペースが速すぎると感じたら、冷たくさえたコカコーラ
 このはじけるテイストで、君はリズムを取り戻す

 そう。Japan as No1の陰で、24時間戦えますかに対する不安感も生まれてきているのです。
 そして、1993年。
 ブレードローラー編という、映画「セブン」のデビットフィンチャー監督による、すさまじく金がかかってそうな、それでいてCMなのかよく分からない作品が、バブルの最後のあだ花を見せてくれます。

 バブル崩壊の最中。
 CMは変なテレビ番組みたいな奴とか、TRFとか、いまいちなものが続くのですが、1995年。私が最も好きなCMが生まれます。

 ファーストキス編。



 奥田民生の「息子」の素晴らしさと、シュワーの入り方の絶妙さ。
 最小限の台詞で全てを言い表す演出。全てが最高です。
 ちなみに、DVDに入っている1分バージョンはさらにじれったくて最高です。
 同じく「息子」のバイク編も素晴らしい。

 が、これを最後にCMは迷走します。
 哲学的ナンセンスになってみたり、バレンタインにコカコーラとか言ってみたり。
 暴落する日経平均や土地価格におろおろする日本の姿の投影なのかも知れません。

 そして、このDVD最後の99年。
 ココロが踊り出す編。

 川村結花の「ときめきのリズム」に合わせて、「春が来た」「キャプテンをやりとげた」「好きだって言えた」
 という、テロップとともに、それぞれの場面とコカコーラ。
  cola1
  
♪うれしいときのコカコーラ そっと重ねて 僕たちのストーリー
 ときめきのリズム 身体より先に ココロが踊り出す

 確かにいいのですが、テロップが入るのがちょっと。。。
 先のファーストキス編のような、最小限の情報でたくさんのモノを表現する、美しい映像。
 これに対して、99年は、いいとこをダイジェストでわかりやすく説明するプレゼンテーション資料のような映像。

 モノを売るためのCMとしては、こっちの方がいいんでしょうが、なんか、表現に美しさを感じません。

 思い出してみると、この頃から私はテレビを見るのをやめた気がします。

 こんな風に約一時間CMだけが立て続けに流れるDVD。
 しかし、時代の鏡としてみると、まさに「年代記 クロニクル」なのです。

 さらに10年後の2009年。
 どんなCMが流れているのでしょうか?どんな時代なのでしょうか?


COCA-COLA TVCF CHRONICLES 2,THE [DVD]COCA-COLA TVCF CHRONICLES 2,THE [DVD]
(2009/08/26)
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(2003/11/06)
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こんにちは。もりぞおです。
 趣味は、旅行と読書です。

 なんて書くと、ものすごくありきたりで、特徴がない趣味なのですが、旅行に関しては、

2008年8月から2009年7月まで1年間かけて世界一周行ってました

 その時の旅行記は、コチラ
2009年10月現在で40ヶ国ほど回っています
 そんな旅行の軌跡は、コチラのHPから

 そんなわけで、プロの冒険家ほどではありませんが、素人離れした経験を持っています。

 もう一つの趣味である読書に関しても、

年間の書籍購入代金は、軽く10万円を越えています

 と、やはり、文筆を生業にしている人から見たらヒヨコですが、普通の人から見たら変態だと思います。

 そんなもりぞおさんが、本だけではなく、映画や、音楽やら、その他わけのわからんものの中で、面白かったモノを文章にまとめるというのがこのblog。
 素人の書評の怖いところは、「一番面白いとこを説明し尽くしちゃう」ことだと思うのですが、今回は一番面白いところは残して、語っていこうと思いますのでご安心を。

 また、10月以降は全ての読書記録と一言書評をこのページにつけています。
 Media Marker もりぞお一言書評
 合わせてごらんください。

 で、このblogまずは、開設特別企画として、向こう1週間は2日に一度更新します。
 その後は、毎週土曜と水曜の週二回更新の予定です。

 なお、世界一周旅行のblogも、「世界一周を振り返るシリーズ」を毎週土曜日に更新していきますので合わせてよろしく。

 では、まずは第一話、「The Coca-Cola TVCF Chronicles2 CMの歴史と日本の歴史」からお楽しみください。
  第一話から、カテゴリが「その他」なのが酷いな。
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もりぞおさんは、世界旅行中はアクセス数とかあまり気にしなかったのですが、書評に移行してからちょこちょこ気にするようになりました。

 で、最近は、制作費50万円の映画雑誌kamiproロッテ愛甲の自伝、と、思いっきりマイナー路線を突っ走って見たのですが、スーパーメジャーマイケルジャクソン3部作と比べて、明らかにアクセス数が減っています。。。

 こういうところで、格闘議界が抱えるジレンマの超縮小版を感じてしまうわけですが、じゃあ、メジャーなのを書けばアクセス数が増えるのか?という疑問がわいてきます。

 そう考えて本棚を見ると・・・メジャーな本が全然ない・・・。

 私の中では、上杉隆とか冷泉彰彦とか山口絵理子とか、メジャーの箱に入ってるんだけど・・・絶対ずれがあるもんなあ。。と、思ったら、ありました。

 2009年のベストセラー。「1Q84」
 この本の方が、明らかに理解が難しいし、癖があるし、値段高いし、無駄に分厚いし。。。

 と、いうわけで、もりぞお世界書評メジャー化週刊ってことで、「1Q84」を取り上げてみようと思います。

 ああ・・・書いちゃった・・・。明らかに私の手に余るような重い本なのに・・・。村上春樹で文章を書くのはできるだけさけてきたのに・・・。

 と、いうわけで、まずは1Q84を読み解くのに必須の公演について書いた文書をお読みください。
 2009年2月。まさに1Q84執筆中にエルサレムで行われたエルサレム賞授賞式で行ったスピーチです。
 このスピーチの内容が1Q84のメインテーマだと私は考えています。

 で、この文章は、もりぞおさんが1Q84読む前に、エルサレム市内で書いた文章です。
 どぞ。


聖地エルサレム旧市街。
 ここは、高い壁に囲まれた町です。
壁


 高い壁の中には、いろんな宗教のいろんな人種の人が住み、いろんな国の観光客が訪れ、いろんな宗教、宗派の建造物が建ち並んでします。

 壁の上を歩くことも出来るのですが(有料)、町の地区ごとで、住人や建築様式が全然違うことがよくわかります。
町

 そして、この建造物や、土地そのものを争い、数々の国の数々の宗教の人たちが戦争を繰り返し、未だ、その戦争は続いている。そんなところです。

 我が国が誇る、偉大な小説家、村上春樹は、このエルサレムの名を冠する賞、「エルサレム賞」を受賞しました。

 折しも、イスラエルがパレスチナ自治区のガザ地区を空爆した直後。
 多くの人が、この空爆に反対しており、村上春樹もこの賞を受けるのかどうか、動向が注目されていました。

 結論から言うと、彼はこの賞を受けました。
 そして、エルサレムに赴きました。
 そこで、彼は、彼なりの言葉で、この空爆を辛辣に批判しました。

 そのスピーチの全文はここで読めます。
村上春樹: 常に卵の側に

 スピーチの内容は、この一つの文章に要約されています。
「高く堅固な壁と卵があって、卵は壁にぶつかり割れる。そんな時に私は常に卵の側に立つ」

 この比喩の内容を、スピーチの中でこのように説明しています。

この暗喩の意味とは?ある場合には、まったく単純で明快すぎます。 爆撃機(bomber)と戦車とロケット弾と白リン弾は高い壁です。 卵とは、押しつぶされ焼かれ撃たれる非武装の市民です。これが暗喩の意味するところのひとつです。 しかしながら、常にそうではありません。より深い意味をもたらします。こう考えて下さい。私たちはそれぞれ、多かれ少なかれ、卵です。 私たちそれぞれが壊れやすい殻に包まれた唯一無二のかけがえのない存在(soul)です。 私にとってほんとうの事であり、あなたにとってもほんとうの事です。 そして私たちそれぞれが、多少の違いはあれど、高く固い壁に直面しています。壁には名前があります。 それはシステム(The System)です。

システムはもともと、私たちを護るべきものですが、ときにはそれ自身がいのちを帯びて、私たちを殺したり殺し合うようしむけます。冷たく、効率的に、システマティックに。

 村上春樹は、イスラエルという国を批判しているのではありません。
 もちろん、徴兵され、空爆を実行した若いイスラエル人兵士を批判しているのでもありません。
 彼の批判の対象は、空爆することを指示した「システム」です。

 このシステムは、法律であったり、宗教であったり、国民の「総意」であったり、「常識」であったりします。
 
 我々は、いろんなことを「あたりまえ」だと思っています。

 金曜の夜から土曜の夜までは安息日だから、バスを運行してはいけないことも、
 ラマダンの月は、日が出てから日が沈むまで食事をしてはいけないことも、
 会社に任せられた仕事を終わらせるためなら、深夜まで仕事をしなくてはならないことも、
 
 ユダヤ人は劣勢民族なので、地球上から浄化しなくてはいけないことも、
 イスラム教徒は「神」の存在を貶める邪教徒なので、排除しなくてはいけないことも。

 別の場所に住んでいる人から見ると、狂っているようにしか見えないもの。
 しかし、そこに住んでいる人から見ると、越えられない、越えてはいけないもの。
 それが、「壁」であり「システム」です。

 そして、「卵」である我々は、壁の前には無力です。
 多くの「卵」は壁にぶつかったら割れてしまいます。
 自分たちで作った「壁」なのに。

 そして、いつしか「卵」は、壁にぶつかることを恐れ、「壁」があることが邪魔だと思うことがなくなっていきます。
 たとえ間違っていることがうすうす分かっていても、あたかもそれがないモノのように、「壁」の前に来ると、無意識にくるりと方向転換をしてしまうのです。

 彼のスピーチは、「壁」そのものに対する批判であり、その「壁」を強固にするこの「無意識の無関心」に対する批判であると感じました。

 これはイスラエルだけの問題ではありません。
「過剰報道で視聴率経由で自分たちの給料を稼ぐ卵たち。盲信して過剰反応する卵たち」
「会社の意向を絶対視して過剰労働を強制する卵たち。それを無批判に受容する卵たち」
「国債を発行することにより無尽蔵に出てくる金を使って、自分たちの懐に入れる卵たち。それを批判することなく忘れ去る卵たち。」

 その他、「壁」を作る「卵」たちと、それを無自覚に受容する「卵」たちに対して、少なくとも自分は「壁」の存在に常に疑問符を持ち、場合によってはそれに立ち向かう「卵」であるぞ という宣言であったと思います。

 物理的に壁に囲まれているエルサレムの真ん中で、
 象徴的な意味の「壁」が強固として存在しているエルサレムで、
 「壁」がミサイルを発射し、「卵」を壊しまくっているエルサレムで、

 このようなスピーチをした村上春樹は、やはり偉大な「卵」であると、心から尊敬します。

 そして、壁に向かって祈る、イスラエルの正当派ユダヤ教徒。
祈り
 彼らはいったい、何を祈るのか・・・。

 村上春樹の小説の中では、この象徴的な意味の「壁」が数多く出てきます。
 中でも「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」では、この「壁」が色濃くでてきますので、このスピーチに興味を持った人は一度読んでみてください。

 で、次回、「書評 1Q84」に続きます。水曜更新予定。ホントに書けるか不安だ。

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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫)世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫)
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もりぞおさんは、年賀状を出さない人です。
 郵送で送らないことはもちろん、年賀状自体も数年に一度しか作っていません。
 っていうか、正月休みは海外行ってることが多いから、年賀状どころではないのですが。

 ただ、くだらないものをデザインするのは大好きなので、やるときは凝ったものをつくります。
 前回の、2005年の年賀状は、コレ。

元日

 わざわざインドのガンジス川のほとりで初日の出を観るためだけに日程を調整し、
 この写真を撮るためだけに、12月31日に日本人がたくさん泊まっていそうな宿に泊まり、
 そこで知り合った日本人に、構図を絵に描いてその通りに撮ってもらったのがこの写真です。

 ガンジスで元日

 写真への無駄なこだわりと、バカでも一分で思いつきそうなコピー。

 この落差が、この年賀状のキモです。

 さて、2010年、世界一周旅行から帰ってきて、また東京で働き始めた今、2010年の年賀状が、コレです。

年賀状2010

 一年間に渡る、世界一周旅行で一番綺麗だったウユニ塩湖。
 そこで、歩くもりぞおさんです。

 被写体が素晴らしいので綺麗な写真なのですが、それほど凝った写真ではありません。
 なもんで、コピーはちょっと凝っています。

 東証一部上場企業をぶちやめて、仕事をせずに世界を歩いた一年間。
 この旅で表現したかったこと、この旅で確信したこと。

 人生は楽しむためにある。
 仕事は人生のごく一部でしかない。

 
 仕事が自分の楽しいことであれば、仕事を中心に生きていけばいいし、
 ほかに楽しいことがあるならば、仕事はそれを充実させるための手段にすればいいし、
 何が楽しいのかわからないのであれば、いろんなことをしてみればいいし。

 そんな風に、楽しいことに向かって歩いていく毎日と、
 そのために、ほどよく働く毎日を、
 2010年以降も過ごしていこうと、そんな案配です。

 ただ、実際問題、仕事を中心に生きていかないと、生活が成り立たなくなり始めているのも、日本国の事実。
 自分もその渦に巻き込まれたときに、生活レベルを落としてでも歩く時間をキープするのか、生活レベルを維持するために働く時間を増やすのか。
 この指針は、きちんと考えておかなくてはならないかもしれません。

 ちなみに、ボリビアは、世界最貧国の一つ。
 朝から晩まで暗い炭坑の中で、コカの葉と96度アルコールを接種しながら働き続け、40前後で命を落としている人たちもたくさんいます。
 もちろん、南米特有の、明らかに働いてない人たちもたくさんいます。

 バランスが異常に極端な国の一番綺麗なところに、どうバランスをとるかが永遠のテーマとなりうるコピーを載っけてみる。

 そんな感じの、2010年年賀状なわけです。
 今年も、よろしく。


 この年賀状を、こっちのblogでは旅行記風に書いてみました。
 良かったら、併せて読んでみてください。

ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行
もりぞおさん年賀状 もりぞおさん年賀状 格差全開の国の美しい場所で、きままな人生を考える
Check
こんにちは。
 新春特別企画。いつもと違う方向性の第二弾。
 最近、映画の話題が多いので、もりぞおさんの映画鑑賞環境をご紹介します。

 もりぞおさんは、そもそもそれほど映画を観る人ではなかったのですが、世界一周から帰国後の住環境が、非常に映画鑑賞に適しまくっているため、月に10本以上観るような生活になってしまいました。

 おそらく、日本で一番映画館密度が高い、東京都新宿区に在住。
 自宅から徒歩2分のところに、週替わりでちょっと(orすごく)古い映画をやる名画館がある。
 自宅から徒歩3分のところに、TSUTAYAがある。
 自宅に100インチのプロジェクターがある。

 この環境故に、最新のロードショーから、観たいと思っていた旧作、全然知らなかった名作まで観放題なわけです。

 こんな環境の中でも変態的なのが、プロジェクター。
 もりぞおさんの家にはテレビがないため、5年以上前からプロジェクターを使っています。
プロジェクター


 EPSONの EMP-TW200という機種。
 2003年製ですが、5年前くらいに中古(電気屋の展示品)を9万円くらいで買いました。
 古い機種なのですが、画像はなかなか素晴らしく、DVDとBlue-rayの違いがハッキリわかるくらいです。

 ハイビジョンプロジェクターが発売され始めたので買い換えも考えたのですが、今でも充分満足なので、3Dプロジェクターの値段がこなれてくるまでコレを使っていこうと思っています。

 そして、プロジェクターを映すスクリーンがコレ。
スクリーン

 でかい!
 比較用にiPod nanoをぶら下げてみました。
 大きさは100インチあります。
 楽天で買った安物のスクリーンなのですが、値段は忘れた。。

 大きさは100インチなのですが、部屋が狭いため、100インチ全開には映写出来ません。
まいこー

 でも、こんな感じ。
 かなりの大迫力。60インチ以上はあるかな?
 燃えます。

 スピーカーは、以前は小さいのを使っていたのですが、このマイケルのDVDを観ていて音楽のしょぼさについうっかりスピーカーを買ってしまいました。
スピーカー
 

 YAMAHAのYSP-500という機種。
 これは、1台のスピーカーから5種類の音を同時に出し、一部は壁に反射させて後ろから前から音が聞こえるようにしたという、恐るべきジャパニーズテクノロジーの結晶。

 当然、5個のスピーカーを使うのとはかなりの差がありますが、しっかりと後ろから音が聞こえてきます。
 
 これも中古(ヤフオク)で4万円くらいで購入。
 良い買い物でした。

 で、再生はPS3。
PS3

 PS2でもそうだったのですが、SONYが命がけで作っているこのメカは、現在発売されているBlue-ray再生できるメカの中で最も費用対効果が高いモノです。

 値段の割に異常に音声と画像の再生レベルが高い。
 やっぱり、コレも中古をヤフオクで購入。2万円くらい。
 
 もりぞおさんは、1000円以下のモノはほとんど何も考えないでモノを買うのですが、一万円を越えるといろいろ吟味しまくって、最良の方法を探しまくる癖があります。

 選択と集中ってやつです。

 ちなみに、旧型のため、音がうるさいので、隣の部屋に置いています。

 そして、映画を観るためには、プロジェクター、スピーカー、部屋の電気、PS3といろいろなリモコンを使わなきゃいけなくなるのですが、これを1台にまとめるスーパーリモコンを使っています。
 リモコン
 
 RM-PLZ510Dというメカ。
 赤外線型のリモコンなら、どんなリモコンの代わりにもなるという凄いメカ。
 このボタンを押すと、スピーカーの音量が上がるとか、このボタンを押すとプロジェクターの電源が入るとか、すべて学習させることが可能なので、滅茶苦茶便利です。

 PS3のリモコンのみ、赤外線型でないために、仕方がなく2台使いにしてますが、今回ご紹介する中で最もお勧めのメカです。
SONY リモートコマンダー 地上デジタルフル対応 ブルー RM-PLZ510D LSONY リモートコマンダー 地上デジタルフル対応 ブルー RM-PLZ510D L
(2008/06/21)
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 そんなわけで、もりぞおさんは、東京都新宿区内に引きこもった生活を今日も続けております。
 これから、「愛のむきだし」という日本映画を観るのですが、DVD2枚組 4時間もあるんだよなあ。。。



 ちなみに、PS3をThis is itのBrue-rayと抱き合わせで売るらしい。。
 確かに、お勧めの組み合わせなのですが、ゲーム以外と抱き合わせるというのはなかなかアレだ。

PlayStation 3(120GB) マイケルジャクソン「THIS IS IT」スペシャルパック(CEJH-10009)PlayStation 3(120GB) マイケルジャクソン「THIS IS IT」スペシャルパック(CEJH-10009)
(2010/01/27)
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もりぞおさんは、山手線で通勤しています。
 山手線には、無音のモニターが付いているのですが、ここで見た十六茶のCM。ガッキーがあまりにもかわいすぎる・・と、寝不足と筋肉痛の中、わずかに残った体力を振り絞ってニコニコ動画でCMを探して見てみることにしました。



 ガッキー・・・歌、下手すぎ・・・。
 そして、替え歌、ベタすぎ・・・。目が覚めました。

 と、いうわけで、今週はお疲れのため、昔書いた書評の再放送です。
 お題は、変なCMつながりで、「金麦」です。

  以前、スピリチュアルデブにトラップを仕掛けて、笑いのネタを創ってくれた金麦のCMの人。

 

 この、金麦のCMは、いったい、なんなのでしょう。


 とにかく、最初に度肝を抜かれたのが、この広告です。

 

 

金麦!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 KINMUGIの MU ガ、唇ダー!

 その、あまりにもあんまりな、凄すぎる表現に、
 通勤列車の小田急線で吊り広告を見て、茫然自失としたのをよく覚えています。

 


 ものすごく気になったので、即ネットで検索し、CMの動画を見てさらに呆然。。

 


 

 


 

 夕日の・・・丘?

 家の縮尺、狂ってる?特に、窓、小さすぎ。

 なんで、ハンカチたなびいてるの?

 謎の台詞、「金麦冷やしてたんだから~!」(返答不能)

 とどめの、「すき」

 なんなのだ。

 なんなのだ。

 なんなのだ。これは、いったい。

 背景が、状況が、意図が、全然分からない・・・。

 ホマキ効果を狙ってるのか?
    ホマキ効果とは、
東北なまりの冴えない女の子も、 数十年間の記憶の摩耗と補完により、堀北真希のような絵に描いたような美少女になるように、郷愁は、ハリウッドの特殊メイクよりも強力なメーキャップ効果を魅せること。

 そんな私の困惑に答えてくれたのが、日経ビジネスのこの記事でした。

 Web2.0(笑)の広告学
“金麦妻”は実在するか? 「サントリー金麦のCM」の研究

 ツッコミどころこそカギになる

 金麦のCMをオンエアで初めて見た瞬間「ぜったいこのCMは話題になる」と確信しました。

また、単なる偶然やなりゆきではない「プロによる徹底的に計算しつくされた仕事」だとも思いました。

   中略

 この金麦妻は、実際には2007年の日本には存在しえない、幻想であると皆わかっています。
「いねーよ。ありえねーよ」と突っ込みを入れながら「でも、いいなぁ」と嘆息する。そんなCMなのです。

  中略

 いったい、金麦を冷やす以外に昼間、家でひとり、何をしているのでしょうか?

彼女は映画「ALWAYS 三丁目の夕日」のような、古き良き昭和にいたような、いないような、そんな幻想の中でのみ存在しうる女性なのです。

   中略

   これはもう、ぜったいに偶然なんかじゃなく、確信犯で「どうぞツッこんでください!でもお好きでしょ」という作り手のメッセージが明確に見えてきます。

 
そうか。。そういうことだったのか・・・。

  このCMのクリエイターは、TBCの「ナオミよー」のCMを創った、「女の子CMの達人」こと「くろしゅよしひこ氏」だそうです。

  ソフトバンクの、犬がお父さんのCMなどと同様のツッコミを入れられることを前提として創られたCM。
 テレビというメディアは、作り手から視聴者に一方的に流されるだけのモノでしたが、
 このようなCMは、「ツッコミ」という形で、視聴者から作り手にコミュケーションをさせる。

  一方通行のメディアに、少しでも双方向性を入れようというこの根性。
 広告の世界は、奥が深い。

 そして、2007年の記事で書いた双方向性というのは、twitterのような形で、さらにWeb上で大いに進化していることが興味深い。
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こんばんわ。
 今日は書くネタも、構想も完全に出来ていたのですが、今あまりにも眠すぎるので再放送です。
 花粉症の時期は、とにかく体力の消耗が激しい。

書こうと思っていた内容に通じることがあるってことで、2007年2月に見たNHKスペシャルの内容です。
 では、ドゾー。

NHKスペシャル インドの衝撃
インドの教育に関するレポート番組なのですが、紹介されているのは、以下のようなことです。

・教育に力を入れるインドの政策
・貧困から抜け出すために必死に勉強するインド人
・海外の企業からわんさかスカウトが来る、インドの一流大学

吹きっさらしの教室に、1000人以上の若者がすし詰めで集まり、週七日一日十時間授業を受けているその様に、異様なまでの迫力を感じます。

「歓喜の街 カルカッタ」という70年代インドを描いたセミドキュメンタリー小説で、生きていくのに必要なものがおおかた全て足りない、カルカッタのスラムで、貧民たちがまず最初に欲しがったのが、子供たちに勉強をさせる夜間学校だったことを思い出しました。

このインドの教育に関して、日本と比べて、非常に優れているのが、「方針が明確である」ということです。

インド政府は「頭脳立国」という方針を明確にしており、とにかくエリートを育てる事に特化しています。
それゆえに、国立大学のために多くの国家予算を割いており、教師もものすごい優秀な人材を当てています。

道路もまだ整備されておらず、多くの国民が飢えており、識字率も65%、本来ならエリート教育以外にやらなくてはならないことは、山ほどあります。

しかし、政府は、あえてエリート教育に力を入れることを公言しているため、国民には下記のような意識が芽生えます

・エリート候補として選ばれなければ、自分は死ぬまで(両親と同じように)貧乏な ままである。
だから、私はエリートとなり、この環境から抜け出さなくてはならない

・エリート候補として選ばれた人は、国が成長の手助けをしてくれる。
だから、エリートとなった人は、国・故郷に恩返しをしなくてはならない


かたや、「特技:七光り」の我が国の首相が出している方策は、

・具体的な目標値のない格差是正
・抽象的な題目に終始する教育基本法改正


インドでは、エリート教育という機会を限られた少人数の人間だけに与えることにより、格差を広げていると思います。

しかし、選ばれたエリートたちは、「自分たちのために他の国民が犠牲になっている」という事が分かっているので、インドを「美しい国」にすることに全力を尽くしています。

インドでは、世界中何処へ行っても通用する理数系の教育に特化することを明確にし、この分野でトップになれば、海外で大きな仕事ができるという道筋を示しています。
道が見えているので、国民は、その道をまっしぐらに突き進みます。


このような、余裕のない、猪突猛進的な突き進み方は、私はあまり好きではありません。
でも、インド政府が出している、方針の明確さは、非常にうらやましいです。

「何かを本気でやるためには、何かを捨てなくてはならない。」

多くの庶民の豊かさの底上げを捨てて、一部エリートの教育に特化する。
無数にある学問の分野を縮小し、理数系に特化する。

多くのインド人には迷惑な政策かもしれませんが、その目的が「インドを強い国にするため」であると理解している国民が多ければ、愛国心は育ちます。


支持率が下降トレンドまっただ中で、次の選挙で上場廃止になるであろう安部内閣。
その前に、経営再建するために必要なことは、

「○○をするために、××を捨てる。それは、「美しい日本」を作るためだ」
ということを明確にし、それを国民に納得させることではないでしょうか。


「国際競争力をつけるために、格差縮小を捨てる」のか
「国民の安定した生活のために、競争心・射幸心の喚起を捨てる」のか
このバランスを何対何にするのか、

そろそろ明確にしないと、じり貧ですよ。


 と、ここまでが2007年。
 結局、安部→福田→麻生→鳩山と変われど変われど何一つ明確にならず、見事なじり貧。
 そりゃ、外資系企業も撤退するって。

有力外資、相次ぎ日本撤退 ミシュランや現代自

 私は正直、国には何も期待していないので、自分の中で何をしたいかを明確にすることに重きを置いています。
 そして、そのために何をすればいいかが、生きる指針。

 インドの貧困層と違って、自分で何でも勉強できるし、どこにでも行けるし。
 いい国に生まれたと思っています。サンキュー、ジャパン。もしかしたら、そのうちグッバイ、ジャパン。
Check
このCMが、ヤバイ。



 宮崎あおいのEarth Music and EcologyというファッションブランドのCM。
 あまりに素晴らしいので、すでに30回は観ています。
 もっといい画質で観たい人や、他のバージョンも観たい人は、公式サイトで。

 ついでに宮崎あおいが歌っている、ブルーハーツの1001のバイオリン



 も、iTunesで購入。(1000のバイオリンは持っていたが、オーケストラバージョンの1001のバイオリンの方がCMのイメージに近い)

 このCMを見つけたのは、mixiニュース。

 もりぞおさんは、ニュースを読むとき、いろいろなサイトをのぞくのですが、mixiニュースは、ニュースの下にたくさんの人が書いた日記がくっついているのが好きです。

 たくさんの人が、ニュースで感じたことを好き勝手文章を書いている。これをみると、世間ではこんな風にも受け取られているのか・・ってのがわかって大変興味深いのです。

 このCMに関しては、おおむね好評。
 宮崎あおいのかわいさと、ブルーハーツの素晴らしさがたくさん語られています。

 しかし、中には、宮崎あおいの歌の下手さを一生懸命解説しているものもありました。

 でも、私の観点からみると、このCMの素晴らしさは、宮崎あおいの歌の下手さなんですよ。

 職場では、「いい仕事」をしていると思われるよう一生懸命頑張り、
 プライベートでは、「幸せそうな女」だと思われるよう一生懸命頑張り、
 いつも一生懸命頑張っている人たち。

 これに対して、宮崎あおいは、下手くそな歌をニコニコしながら、気持ちよさそうに高らかに歌い上げます。

 映像を載っけた「歩く」篇では、頭を振ってとっているリズムが合ってないし、
 「野球」篇では子供が打った球を、全然やる気なく後逸してるし、
 「鉄棒」篇では懸垂全然できてないし。

 冷静に考えると、全然駄目な宮崎あおい。
 でも、ずーっとニコニコしていて、楽しそうなんです。

 そして、この歌の歌詞も

♪ヒマラヤほどーのー 消しゴムひとーつー たのしいことーをー たくさんしたーい
 ミサイルほどーのー ペンをかたてーにー おもしろことをたくさんしたーいー

 小学生男子のような素敵な妄想と共に、希望に満ちた今日を歩いていく歌詞。

 歌なんて下手でもいいじゃん!
 ボールが上手く捕れなくてもいいじゃん!
 楽しくあそぼうよ!
 今日もたのしいよ!

 そんなメッセージが伝わってくるから、このCMは素晴らしいんじゃないかと思うのです。
 だから何度も繰り返して観たくなっちゃうんだと思います。


 これをはじめて観たとき、なんのCMかさっぱりわからなかったのですが、女性用ファッションブランドのCMでした。

 私が今まで観た中で一番キツかった広告は、ブラジルの日本人街で見たJJのこれ。

JJ.jpg

「予定の数だけ、服がいる!」

 日本の女性は、こんな風に脅迫されながら生きているのか・・・と悲しい気持ちになったものです。
 
 それに対して、このCMの力のぬけっぷり。
 3パターンとも同じ服だし。
 なんか、すごく、ほっとするわけです。

 いつも全力は、とても疲れます。
 時には、blogにだらだらと好きな文章書いてみたり、
 twitterにどうでもいいこと書き込んでみたり、
 仕事辞めて世界一周の旅に出てみたり、
 のんびりといろんなことをやってみたいというのは、多くの人の求めることだと思います。

 ただ、成果主義とか氷河期とか日本沈没とか、嫌な言葉がたくさんあって、仕事以外の時間も一生懸命頑張らなくてはならないのではないかと、うっすらとした強迫観念がおおっているのもまた現実。

 そんななかで、宮崎あおいが、下手でもたのしければいいじゃん!という表情と行動を、元気いっぱい表現しているこのCM。

 みんながiPhoneやPCに入れておいて、自分が仕事でミスった時とか、部下が仕事でミスった時とかに、30秒間時間を作ってこの映像を見れば・・・もっと楽しい職場になると思います。

♪おもしろいことをたくさんしたーいー
Check
今、録画しておいたDREAM13(総合格闘技)を観てから、kamipro(バカ格闘技雑誌)のtwitter特集を読んでいます。

kamipro No.145(エンターブレイン) (エンターブレインムック)kamipro No.145(エンターブレイン) (エンターブレインムック)
(2010/03/23)
不明

商品詳細を見る


流行だから特集を組んでいるというのもあるのですが、それ以上に、メディアの危機感を感じる特集でした。

kamiproとは「紙のプロレス」の略。
あの「ハッスル」と同一資本だった(この辺事実関係適当)ため、ハッスル倒産と共に消えてしまう可能性があった雑誌です。

そして、そんなつぶれかけのマガジンのtwitter特集には、K-1や総合格闘技のTV局からの放映権料が、視聴率がそこそこいいにも関わらず下げられているという驚愕の事実が載っています。

視聴者に番組を提供し、時間をもらうTV局。
その時間は企業に販売され、企業は時間をCMを通じて購買意欲に替え、現金化します。

が、視聴者には、時間をもっと有効に使える手段がたくさん提供されるようになり、時間を売る人が少なくなった。
さらに、企業も時間と現金の換金効率があまり良くないことに気付き始めた。

そんなことが重なって、番組から生み出す現金が少なくなり、多くのエンターテイメントが衰退している。
日本の格闘技もそのまっただ中に。

そんな状況の把握と打開策の模索を、おちゃらけながら試行錯誤しているこの特集、非常に面白いです。

まあ、まだ全部読んでないので、詳しい内容はまたそのうち。。

そして、twitter特集のすぐ後ろのページが、「藤波辰己変態座談会」

と、いうわけで、昔書いた、藤波辰己の名曲「マッチョドラゴン」の紹介の再放送でお茶を濁します。



最近、「世界一空気が読めないプロレスラー」藤波辰巳に思いを馳せています。

どれくらい読めていないかというと、新日本プロレス社長時代、新日本プロレス東京ドーム大会のカードが変わったことを、東スポを読んで初めて知ったくらい。
いや、これは、空気を読んでいないわけじゃないな。

で、なんで、藤波かというと、先週ふとしたきっかけで「マッチョドラゴン」という言葉を使ってしまい、それが頭から離れず、毎日寝る前にYou Tubeで視聴してたからです。

マッチョドラゴン。
藤波辰巳が出した、伝説のレコード。
音程、リズム、抑揚、その全てが常識外れに外れまくっている、最も神に近い音楽です。

さらに、そのビデオで行われている、暗黒舞踏のような踊りも凄まじいです。
5分ほど暇な時間がある方は、是非見てみてください。(当然音が出ます)




さらに、B面に収録されている「ドラゴン体操」もカオスなので、さらにお暇がある方はどうぞ。
「人間、何事にもチャレンジが必要」と言われますが、「やらなくてもいいこと」ってのもあるということがよく分かります。

やっぱ、仕事は選ばないとねえ・・・。
Check
 日本の格闘技界は危機である。

 今回のK-1の前日会見でも、日本No1の実績を持つ(よって日本予選トーナメントには出ない)佐藤嘉洋選手は、「MAXが打ち切りになったら、世界へ出て強いヤツと戦いに行く」と言っていました。

 テレビ的な主役である、長島☆自演乙☆雄一郎は、「新時代っていうより崖っぷちですね。僕はK-1 MAXっていう競技が好きだし、なくしたくない。今回は崖っぷちだと思うし、数字を取ってインパクトを与えないといけないと思う。」と言っていました。

 主役二人が「打ち切り」という言葉を出すほどの危機感。
 実際、去年までの主役というよりK-1 MAXの象徴、魔裟斗が引退し、
 雑誌で谷川プロデューサーが「視聴率はとれていても、放映権料は下がっている」と発言し、と、いう外部環境。

 実際、今までは、うざいくらいパチンコのCMが流れていたのが今回は、普通のCMが流れています。
 これは、パチンコメーカーが、K-1のスポンサーから降りたからだと予想されます。

 こんな風に、選手やファンが心配しなくてはならないご時世。
 まるで、店員や客が潰れるのではないかとひやひやしているレストランのような状況。

 こんな状況で、素晴らしいパフォーマンスは出せるのか。
 非常に微妙な問題です。

 しかし、そんな心配は要りませんでした。

 日本トーナメントは、過去最高の内容。

 そもそも、9月にやる世界トーナメントの日本予選にすぎないこの大会。
 以前は、ぐだぐだな大会になることも多く、なんでこんなものをわざわざゴールデンタイム中継するかなあ。。。ということがよくありました。

 しかし、今回は違った。。。

 とにかく、各選手が、攻める、攻める。
 そして、各選手が、倒れない、倒れない。

 ボロボロになり、スタミナが限界になっても、動きを止めず、攻撃し続ける。

 一回戦最終試合 動かない右手で、それでも最後までパンチを打ち続ける山本優弥。
 唯一のトーナメント外の試合、ローキック被弾しすぎで完全に足が動かなくなっていても、ボクサーの意地で倒れず、パンチを打ち続ける渡辺一久。
 決勝戦、ダウンを奪われたあとの、自演乙の復活。

 攻めている選手だけではなく、劣勢に回った選手も、ギリギリまで試合を諦めずに向かっていく。
 その態度は、技術とかトレーニングとかを越えた、気持ちが入りまくっていました。

 思い出したのが2008年の世界トーナメント。
 魔裟斗は、準決勝でも決勝でもダウンを奪われています。
 しかし、そのダウンのあと、そのダウンの印象を補ってあまりあるくらいの凄まじい反撃を見せ、優勝を飾りました。

 確実に、ダメージはあるはずなのに。
 もしかしたら、意識がハッキリしていないかもしれないのに。

 自分が優勝しなくては、K-1MAXが盛り上がらない。
 自分が攻めなくては、K-1MAXがつまらなくなる。
 自分が勝たなきゃ嫌だ。

 そんな責任感と自己顕示欲が、テレビを通じてもビシビシと伝わってくるような、素晴らしい試合でした。

 そして、今回。
 放送された全ての試合、全ての選手のパフォーマンスは、この魔裟斗の伝えてくれたものを、しっかりと受け継いでいました。

 攻防がかみ合うかは、時の運もあり、今回のように必ずしも名試合が並ぶとは限りません。
 しかし、凡試合でも、しっかりと気持ちは伝わってくる試合というのはあります。

 今回、優勝した、長島☆自演乙☆雄一郎は、試合後こう言っていました。

「絶対K-1MAXは潰させないし、絶対にMAXは潰れません!」

 潰れて欲しくない。
 これからも試合をさせて上げたい。
 そして、試合を観たい!

 そのためにも、きちんとK-1に金を落とすような生活をしていこうと考えています。
 出来たら、会場規模を小さくして、もっとたくさん試合を組んで欲しい。
 出来たら、インターネットのペイパービューで有料で試合を配信して欲しい。
 ついでに、CCBみたいな髪型をした佐藤隆太と、相変わらずろくなコメントができない佐々木希のギャラは、もう少しましな使い方を考えて欲しい。

 でも、K-1があって良かった。これからも、K-1を観たい。
 そんな風に思える、素晴らしい大会でした。
 会場行けば良かった。心からそう思います。
Check
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